『スガ シカオ デビュー26周年記念企画″イノセント″勝手に総選挙』

本日2023年2月26日、俺が敬愛するスガ シカオさんがデビュー26周年を迎えた。

過去記事でライナーノーツを書かせていただいたが、スガ シカオさんは2月1日に実に12枚目となるオリジナルアルバム『イノセント』を発売した。

我々ファンのみならず、各方面から大絶賛の嵐になっている事が、イチファンとして本当に嬉しいし誇らしいと思っている。
（この高評価がCDや配信の売上にも繋がれば、もっと良いのですが・・・😅）

『イノセント』はスガ シカオの最高傑作と呼ぶ人も少なくない名盤だけに、我々スガマニアな人種を始めとして、多くの音楽ファンがSNS上で「この曲が好き」「（聴き終わった後）この曲に戻ってしまう」「この曲がイチオシ」「この曲が脳内リピートし続けてる」等々、、熱量強めの投稿をしていて、それは発売して約1ヶ月経とうかという今も続いている。

そこで、思いついてしまったのだ。

「皆さんがアルバム『イノセント』（＋限定盤A収録のファンクザウルスEP）の中で推してる曲を全部集計していったら、どんなランキングになるんだろ？」

そこから、無謀な闘いが（勝手に）始まった。
最初はハッシュタグを付けてるイノセントの感想を検索して集計していたのだが、「いやいや、特に拡散したくなくても、個人的につぶやいたりしてる人も多いはずだ！」と思い、『スガシカオ イノセント』で改めて再検索♪

・・・・・・多い！感想多過ぎるよ！😱

それでも、皆さんの感想一つ一つが嬉しくて、楽しくて、シカオ愛に溢れてて、楽しく集計する事ができました😊

ハッシュタグ付けたりして他のファンと交流とかはしたく無いけれどコソッと感想を書いて、イイネとか一切付いてないから自分の意見は入ってないと思ってる、そこの貴方。
見てますよ！w

あっ、、この記事を読んでいただいてる皆様の「暇か！」というツッコミが聞こえてきそうでスガ💦
決して暇なわけではなく、自分で自分を追い込んじゃうスタイルなのです。。笑

そして、かなり興味深いランキングが完成しました！（ちなみに1位と2位は、物凄く大接戦でした）
ノミネート曲は、もちろん次の14曲。

バニラ

さよならサンセット

痛いよ

獣ノニオイ

覚 醒

東京ゼロメートル地帯

灯火

国道4号線

モンスターディスコ

バカがFUNKでやってくる（byファンクザウルス）

メルカリFUNK（byファンクザウルス）

ぼくはマザコン（byファンクザウルス）

叩けばホコリばっかし（byファンクザウルス）

おれのせい（byファンクザウルス）

※『イノセント』本編には『ぼくはマザコン』は未収録の上、『おれのせい』を除くファンクザウルス曲はShort Mixが収録されてるというハンデを考慮した上で、ランキングをお楽しみください。

ではでは行きます。

『スガ シカオ デビュー26周年記念企画“イノセント“（勝手に）総選挙』‼︎

14位:叩けばホコリばっかし（byファンクザウルス）

ファンク🦖ザウルスの前身である『ファンク・ファイヤー』時代から脈々と受け継がれる爆笑ファンクナンバーが、まさかの14位！
これはネタにされてしまった現地妻たちの呪いか？w

え？フィクションでしょって？？
まぁ、そういう事にしておきましょうか😆

いや、でも普通アルバムの中だと飛び抜けて人気がない曲が有りそうなもんなんですが、この曲にもかなりの熱い支持が集まっていたのですよ。
票がバラけた結果、接戦の末の14位だという事をご理解くださいませ。

13位:バカがFUNKでやってくる（byファンクザウルス）

インパクト抜群のタイトルは、1964年の大ヒット日本映画『馬鹿が戦車（タンク）でやって来る』のパク・・・オマージュなのは間違いないが、恐らくそれも「FUNKとタンクって響き一緒じゃね？w」的なノリだけで決まったのであろう事が、容易に想像できる😅
そういう″バカバカしい事を本気でやる″のがファンクザウルスなのだ。

細かいことは気にせずに、みんなで叫ぼう。
「King of Funk！King of Funk‼︎」＼(^o^)／＼(^o^)／＼(^o^)／

12位:おれのせい（byファンクザウルス）

ファンクザウルス曲の中で唯一、イノセント本編にフルコーラスで収録されている曲。
つまり、本編CD→ファンクザウルスEPと続けて聴くと、何とこの曲だけ2回流れるという事で、それだけでスガさ・・・いやボスザウルスが自信を持ってる曲だという事が解る。

超ファンキーで楽しいしアガる曲なんだけど、コ口ナ禍以降の“誰かのせいにしなきゃ気が済まない世の中の風潮″を強烈に風刺し、笑顔で中指を突き立ててるような楽曲だと、個人的に感じている。

「ファンクザウルスは聴く音楽じゃない」とか言いながら、こういう事もサラッとやっちゃう、、もうホントにカッコ良すぎ。

11位:ぼくはマザコン（byファンクザウルス）

先程も書いたけど、イノセント本編に唯一収録されてないファンクザウルスの楽曲。
それで、この順位に入ったの凄くない⁉︎

中毒性という意味ではファンクザウルス曲No. 1だと思う。
ほら、貴方も気がつけばもう♪雪やコンコン♪って歌っちゃってる！

ちなみに、この語尾を「コン」で統一して韻を踏むのは、スガさんのTwitterの朝の挨拶が元ネタになっていて、スガマニアにとってはそこもニヤニヤしてしまうポイントの１つになっている。

さぁ恥ずかしがらずにみんなで叫ぼう。
♪ぼくはマザコン みんなマザコン♪

10位:モンスターディスコ

スガさんがデビュー25周年Yearにブッ込んできた、まさかまさかのヒャダインとのコラボ曲。
ヒャダインの「何か解んないすけど、デジモン（の主題歌）だったらモンスターディスコじゃね？」っていう謎発言から産まれた曲で、つまりスガさんの曲としては超異質な″タイトル先行曲“。

テクノ・ポップやらラップやら、スガ シカオ の辞書には載ってないモノをふんだんに詰め込んだ殻破りまくりのアップチューンで、一部で熱狂的な支持を受けるも、順位は10位にとどまった。

9位:メルカリFUNK（byファンクザウルス）

出だし間違えたドラムのキッシー（岸田容男氏）が「アッ、チョットマッテクダサーイ！💦」って音を止めちゃって、スタジオに爆笑が起こったのを、何とそのまま収録して発表しちゃうという暴挙w

歌詞は、プレゼントしたモノをその彼女にメルカリに売られた男の恨み節😅
前のツアー『25周年ツアー大感謝祭』で入場者全員に配布されたスペシャルCDをメルカリに売っちゃった人たちは、どんな気分でこの曲を聴いたのでしょうねww

でも、ホントにファンキーで楽しくて、聴いてると自然と身体が動き出し、「♪Let's GoGo Funk！Let's GoGo Swing！」って口ずさんじゃう。
ファンクザウルス曲で唯一のトップ10入りも納得です！

8位:灯火

今作唯一のバラード。
初聴きの時から、聴く度に泣いてしまうくらい俺の心の深く暗い部分に突き刺さった曲。

スガさんが前の事務所から独立する際、「この曲を最後のメッセージにしよう」と決意を込めて発表した曲が『約束』という曲だった。
『約束』は″ 雲と雲の切れ間から 差し込んだ光の筋“という歌詞から始まる。
光・・・灯り・・・灯火。。

それに気づいた瞬間から、「痛いくらい握った あの日の約束は簡単に捨てられないみたい」というコトバにリンクして、、もう何か、たまらなくなる(ノд<。)゜。

スガさんにとって、この曲の“あなた″に俺たちファンの事も入っているといいな。
俺たちも、スガさんの心にあたたかい光を。。😂

7位:さよならサンセット

『イノセント』のプロモーションでTVの歌番組にも多数出演したスガさん。
そこでこの曲を歌う事が多かったので、世間のイノセントというアルバムのイメージは、この曲になってるかもしれない。

スガさんのライブの打ち上げの後、突然倒れて亡くなってしまったご友人への想い。
それでも自分の人生を日々生きていかなければならない切なさ、、決意。。

以前にも書いたが、スガさんは大切な人を亡くしてしまう悲しみを歌詞にした時に、あえて明るいメロディーに乗せる事が多く、この曲もそんな曲の１つ。
それだけ大切な友達だったんだろうな。。

あと、この曲は単体で聴くより、アルバムとして『バニラ』に続いて聴く方がよりグッと来ます。
あの落差にやられてしまうのです。

6位:東京ゼロメートル地帯

スガさんが生まれ育った東京を歌うこの曲は、まさに東京にピッタリの極上のシティ・ポップ。
なのに歌詞に出てくるワードは「街中にはびこる薬物」「違法な味のアルコール」「溢れた川の水が臭くて」と全然オシャレじゃない。

生まれ育った街の事をボロカスに言ってるんだけど、その根底に確実に流れている愛。
この違和感こそが、スガ シカオの東京ソング（通称“下町シリーズ″）の最大の魅力なんだよなぁ。

5位:痛いよ

普段は他人に悟られないように、心の奥の、その更に奥の暗い場所に仕舞い込んでいる弱くダメな自分。
スガさんの歌詞とメロディーは、その部分に容赦なく土足で踏み込んでくる。

なのに、その唯一無二の歌声に抱きしめられたかのような気持ちになって、気がつけば涙が頬を伝っている。
この曲も、そんな曲の１つ。

曲の最後に“うすのろ″というフレーズが出てくるのが、スガさんが尊敬する憧れの先輩佐野元春さんの『情けない週末』へのオマージュも感じて、なお沁みる。

4位:獣ノニオイ

Twitterでも思わず「こんなオシャレなメロディーに何ちゅう歌詞を載せるんだスガシカオ ！（好き」って投稿してしまったんだけど、もうそれが笑っちゃうくらいに“スガ シカオ ″なんだよなぁ😂
惜しくもTOP3入りは逃したけど、コアなスガマニアほど、こういう曲は大好物なのです！

ちなみにこの曲の歌詞は、スガさんが友人の女性とお好み焼きを食べた帰り道で実際に雨に降られてずぶ濡れになった実体験が元になっているらしい。
そのご友人、グッジョブですw
スガさんにヒントを与えていただき、スガマニアを代表してお礼申し上げます（笑）。

あっ、それとこの曲のタイトル。。
スガさんのある曲に字面が似てると思いませんか？
そう。『夜空ノムコウ』。
スガさんが漢字の後に″ノ″という言葉も含めてカタカナにするのは、タイトルとしては夜空ノムコウ以来2度目なのです。

意識したとしか思えないんだよなぁ。（それにしては歌詞がエロ過ぎますが笑）

という事で、さぁ残すはTOP3を残すのみ！
大方の予想通り（？）″あの３曲″が残りましたね！

この３曲は、本当に本当に大接戦でした‼︎

3位:バニラ

今やスガ シカオにしか作れない、超刺激的なエログロSMソング。
放送禁止ギリギリの歌詞が乗るサウンドは、死ぬほどカッコいい！
まさに脳内麻薬。。。
スガさんがベースボーカルというのも刺激的。

ちなみにTHE BACK HORNの菅波栄純をギターに、FUZZY CONTROLのSATOKOをドラムに招いてるのだけれど、2人はスガさんがインディーズで戦ってた時代にフェス等で何度もサポートしてくれた盟友。

TikTok寄りな音楽しか流行らないこんな時代に、こんな挑発的な曲でバトルに行くスガさんを支える、最高の相棒だと言っていいだろう。

2位:国道4号線

スガ シカオというアーティストの楽曲としての最初の最高到達点が『黄金の月』で、独立後のそれが『アストライド』であるならば、3度目の最高到達点がこの曲である、と個人的には言い切ってしまいたい。
それくらい素晴らしく、最高にエモーショナルな楽曲。

スガさん自身、「完全に“呼ばれちゃった“感じがする。もうイメージが次から次に湧いてくる。」と仰られてる通り、まさに“降ってきた“曲なんだけど、何度も何度も聴いているうちに、歌詞に出てくる「ぼく」と「君」が、まるでスガさんと前の事務所の比喩におもえてきたり、スガさんと我々ファンの比喩にも思えてきたりする。

だからこそ、“君は黄金の月だった“というフレーズが生まれたのだろうし、このコトバ以外、このメロディーにはハマりようが無かったのだと思う。

もちろん『黄金の月』の後日譚という読み解き方もできるし、もうそこはスガさんの深層心理に聞いてみるしか無いんだけど、間違いなく言えるのは絶対的な大名曲だという事。

ずっとスガ シカオというアーティストを追いかけてきて良かったと思わせてくれる、珠玉の一曲だ。

1位:覚 醒

そんな『国道4号線』を抑えて1位に輝いたのは、このアルバムで最も革命的な1曲である『覚 醒』でした！

昔からスガさんはFUNKとPOPとロックを“いい塩梅″で融合させる事に長けていたけれど、ついにその技術は匠の域に達したのでは無いかと思った。
こんなにファンキーでカッコいいのに、何とPOPで聴きやすい事か！

更に、スガシカオ節とでも言うべきか、自分の部屋と自分の心の中だけでストーリーが展開しているにも関わらず、サビで一気に広がっていくようなメロディーに強いコトバが乗る事によって、聴いているリスナーが心を震わせられるような、勇気づけられる楽曲となっている。

そもそもはエログロ系歌詞だったのを歌詞を丸々作り直したそうだけど、その時に何か音楽の魔法がかかったような気がする。

音楽評論家の小野島大氏は雑誌MUSICAのレビューで「こんな曲はプリンスでさえ作れなかった、とすら思う」と評していたが、まさに。
こんな凄い曲が収録されているアルバムが、名盤にならないはずが無いのだ。

以上！『スガ シカオ デビュー26周年記念企画“イノセント“（勝手に）総選挙』でした！

皆さんの1番好きなあの曲は、何位でしたでしょうか？

いや、でもファンクザウルスの曲も含めて、どの曲にも熱いコメント、絶賛のコメントが多数投稿されていて、集計中本当に嬉しかったです！😂

スガ シカオ史上に残る名盤『イノセント』。
まだアルバム通して、ちゃんと聴いてない。もしくはCDを購入していない、という方は、ぜひともCDでアルバム通して聴かれる事をオススメいたします。

初回限定盤Aにはファンクザウルス曲をフルで聴ける『ファンクザウルスEP』が、初回限定盤Bには超絶クオリティーのライブDVDが付いてますので、どちらを購入されてもお得だと思いますよ😊

スガ シカオさんへ。

デビュー26周年本当におめでとうございます‼︎
更に最高のアルバム『イノセント』発売、改めておめでとうございます！そしてありがとうございます😂

本日の26周年記念ライブには残念ながら俺は参加できませんが、大成功を心から願ってます！

スガさんの唯一無二の音楽と、その存在は、
いつもボクらの心を照らしてくれています。

そう。それはまさに“黄金の月″のように。。

ずっと歌い続けてくださり、ありがとうございます！

これからも、貴方の音と共に。

ずっとついていきます！

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
サンキューベイッ‼︎😉