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【WSH】今オフ狙うべき選手【外野編】

ウィンターミーティングが始まり、各球団オフシーズンの補強が本格的になってきました。

今回も以前のnoteで書いたオフシーズンの補強ポイントについて、個人的にナショナルズに狙ってほしい、獲得してほしい選手を紹介したいと思います。まだお読みになっていない方は以下からご覧ください。

前回のnoteでは①先発投手編ということで、ナショナルズに今オフ狙ってほしい選手を紹介しました。まだお読みでない方はこちらからどうぞ。

今回は②コーナー外野手編ということで個人的に狙ってほしい選手を紹介したいと思います。

はじめに


さて、狙うべきコーナー外野手について、前回のnoteを踏まえた上で狙うポイントを以下にまとめました。

①中軸を任せれる強打者であること
②できれば左打ちが良い
③単年契約の選手
④最悪、指名打者でも良い

まずは中軸を任せれる強打者であることが絶対条件になります。また、40人ロースター内の外野手は、プロスペクトのジェレミー・デラロサを除いて全員右打者なので、できれば左打ちの選手が欲しいところです。ただし、普通の強打者は来てくれないでしょう。昨季不調だったり、故障明けだったりと復活をアピールしたい選手に絞っていきたいと思います。絶対的なレギュラーがおらず、レギュラーとしてプレーする場を提供できるのがナショナルズの強みなので。

マイケル・コンフォート

22年を肩の手術で全休したコンフォート

個人的に一番推したいのはコンフォートです。21年は不調、22年は肩の手術により全休となりましたが、17-20年までの4シーズンでいずれもOPS+で120以上(100が平均)を記録するなど実績は申し分なく、まだ29歳と年齢も若く健康ならば復活が見込めるはずです。MLBトレードルーマーの予想では1年$15Mとなっており、コンフォートとしては健康な姿を見せて来年もう一度市場に出たいはずです。非コンテンダーであるため、レギュラーとしてプレーする場を確実に提供できるナショナルズはフィットすると思います。

アダム・デュバル

21年には38本塁打を放ったデュバル

左打ちではありませんが、市場でナショナルズが獲得できる選手としてはコンフォートに次ぐNo.2だと考えます。21年は38本塁打に加えてリーグトップの113打点の活躍、守備でもゴールドグラブを受賞と最高のシーズンを送りましたが、昨季は魔法が解けたように大不振。7月に手首の手術でシーズン終了となってしまいました。86試合の出場で打率.213・12本塁打・OPS.677、守備でも守備防御点DRSが前年の+19から-3に急降下。それでも、Statcastによる守備指標OAAでは+5を記録するなど救いもあります。復活すればリターンの大きい選手だと思います。

ウィル・マイヤーズ

22年は77試合の出場にとどまったマイヤーズ


マイヤーズは2013年にはア・リーグ新人王にも輝いた右の強打者です。昨季は故障のため77試合の出場にとどまり、打撃成績もメジャー2年目の14年に次ぐ、キャリアで2番目に悪いOPS.713に終わりました。ですが、ここ3シーズン続けてOPS+では100以上の数字を残していますし、打者不利なペトコパークを出れば成績向上も狙えるはずです。右の外野手はチームに飽和状態ですが、実績は申し分ないですし、右翼でクリーンナップが打てるという点ではチームの補強ポイントにフィットします。ネームバリュー的に割高になりそうですが、チャンスがあれば狙ってほしい選手の一人です。

デービッド・ペラルタ

来季35歳ながら打球指標は未だ優秀なペラルタ

ペラルタは来季35歳を迎えるベテランの左打ち外野手です。昨季は打率.251・12本塁打・OPS.731を記録しています。トレードでレイズ移籍後は47試合で0本塁打と数字を落としているのは気がかりですが、高齢ながらMLB上位25%に入る平均打球速度90.3マイル、バレル率やハードヒット率も平均以上ですし、まだまだやれそうです。上3人よりも守備力が落ちますが、指名打者の枠も空いているのでLF/DHの起用でも問題ありません。上3人に比べて安価な契約で済みますが、中軸打者としては少し物足りない感は否めません。ペラルタ獲得の場合は若手のアレックス・コールとストーン・ギャレットをプラトーンに据えることになるでしょう。

ブランドン・ベルト

21年には29本塁打を放ったベルト

「もはや外野手じゃないじゃん」というツッコミは無しでお願いします。ベルトを指名打者中心に起用するのもアリかなと考えています。22年は78試合の出場で打率.213・8本塁打・OPS.676とキャリア最低の成績に終わりましたが、OPS+で20年は177、21年は160と上4人の誰よりも素晴らしい成績を収めています。来季35歳と衰えはあるでしょうが、「中軸を打てる左打者」という点で考えると、コンフォートやジョーイ・ギャロよりも安価で済みますし、ペラルタやコリー・ディッカーソンよりも上振れが期待できると思います。

おわりに


今回はナショナルズが今オフ狙ってほしい外野手5名を紹介しました。マイク・リゾーGMも先発投手を最優先としつつも、外野手の補強に言及しているので誰かしらは獲ると思います。理想は「中軸を任せれる左打者」ですが、一体誰を獲得するのか注目したいと思います。また動きがあったところで更新します。それではまた。

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Photo:https://flic.kr/p/2jt9Sri
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