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【美文字】教員必須スキル“板書”をより美しく!【板書スキル向上】

黒板に字を書くのって難しいですよね…。字が潰れてしまったり、形が歪であったり、文が右上に傾いていたり…。

教員として毎日黒板に字を書く方にも、自分の字に自信が持てない。子どもに読みづらいと言われてしまった。先輩教員に練習しろと言われた。

という方はたくさんいるのではないかと思います。

そして、どう改善していけば良いかわからない、もっと上手に字を書きたい、子どもや先輩教員に字が上手だと褒められたい。そんな方々にぜひ読んでいただければなと思います。

これから紹介することを意識するだけであなたの黒板の字が劇的に上手になります。

10倍です!100倍ではありません。(笑)

今までと見違える程上手にはなるわけではありませんが、確実に下手とは言われず、見やすい字が書けること間違いなしです♪

今回紹介する方法はひたすら書け!とかそういった努力論ではなく、少し意識を変えれば上手に書けるといった理論的なアプローチになります!

具体的な方法は以下のとおりです
①チョークは軽く持つ
②目線を合わせる
③グリッドに合わせる
④ゴシック体で
⑤右上がりに
⑥重心を右に

では、それぞれ解説していきます。

①チョークは軽く持つ

みなさんは正しくチョークを持つことができていますか?

鉛筆と同じような持ち方になってしまっていたり、力が入ってしまって腕が疲れてしまうとうい方はいませんか?

チョークで字を書くのに力は必要ありません。

てこの原理を意識すると力が入らず持てるのではないかと思います。

特にボクは支点となる人差し指を意識して持つようにしています。

ぜひ初心に帰って、自分のチョークの持ち方から見直してみてください。

②目線を合わせる

字を書くとき目線を意識したことはありますか?

別に黒板に字を書くのに目線なんて関係ないでしょ…。

いえ、めちゃくちゃ関係あります!!

黒板に字を書くときには目線をめちゃくちゃ意識してください!

どう意識するのかというと…

字を書く高さに目線を合わせる。

これだけです。簡単でしょう?

黒板の下の方に書く字なんかは特に、自分の姿勢を低くして、床と平行に向けた目線の先に自分で書いている字がくるようにしましょう。

③グリッドを合わせる

実は黒板にはうっすらと白いグリッド線がついていることをご存知ですか?

長年使われている黒板とかだと、擦り切れて消えてしまっているかもしれませんが…

このグリッド線はかなり使えます!

少しグリッドを意識して、ノートに書くのと同じように、線に合わせて書くと

右上がりや右下がりな文にならずに済むのです!

横線だけでなく、縦線も活用し、1つ1つのボックスグリッド意識すると、文字の形もより良くなるでしょう。

さあ、ここまでは字の書き方。姿勢に関わる方法をご紹介しました。

次からの方法は黒板で美しく見える文字の書き方のコツについて紹介していきます。

④ゴシック体で

文字には色々な字体がありますよね。明朝体やゴシック体。教科書字体(プリントにはオススメ)というのもあります。

黒板で書く際に意識してほしい字体は実はゴシック体なのです。

黒板で美しく見える字というのは、全体の形が整っていること、シンプルでわかりやすいこと、が条件です。

明朝体を意識して、トメ、ハネ、ハライなど精一杯表現してしまうと、よっぽど上手な字を書ける方でなければ、文字が潰れてしまったり、見づらい文字となってしまいます。

なので僕は、普段からゴシック体を意識して文字を書くようにしています。

⑤右上がりに

皆さんの友達や同僚の方に、(とても字が美しい)とい
う方はいらっしゃいますよね。

美しい文字を書くことができる人の文字には実は共通点があります。

それは…

横線を右上がりに書く

ということです。

意外と簡単なことで劇的に文字の美しさが変わります。

ぜひこれを意識してみてください!

⑥重心を右に

これも大事なポイントですね。

横線を右上がりに書いた後トメ、ハネ、ハライなど右下にくるものを

大袈裟なくらいに強く濃く力を入れて書きます。

なぜなのか…

ボクも初めて挑戦した時はなぜかわかりませんでしたが、

確かに見やすくわかりやすい字になったのです!!

字全体の形が整いバランスがとれるんでしょうね♪


今回紹介した上達術の中でも特に⑤.⑥番を意識してもらえると、

1つ1つの文字レベルが爆発的に上達し、

全体がきれいに見えていきます!!

漢字を大きめにひらがなを小さめになど文全体での

きれいに見せる術もありますが、まずは今回の6つの技を意識して

子どもに字がきれい!と言われるような先生を目指してください♪

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