グルコスのメガロバニアEXはサンズがフリスクを封じ込めた物語である

 東方メインのひとです、と自己紹介に書いておきながら初手でグルコスのアンテ楽曲についての考察を始めるのは自分でもどうかと思ったのですが。でもせっかく書けてしまったので投稿してしまおうと思います。ちゃんとグルコスの民でもありますと自己紹介で言ってはいるのでセーフのはずです。

……多分。


※このノートには、UNDERTALEのGルートについての情報が含まれます。またGROOVE COASTERについての基礎知識を前提にして話を進めていますのでご了承ください。


 去年末、グルコスにUNDERTALEの楽曲が追加されたことはまだ記憶に新しいことですが。

 コラボ第二波が来ましたね。やばいですね。流石はグルコス運営さんです。映像レベルも明らか異常に高いので、もう流石としか言いようがないです。だいすき。

 ともあれ、すげーなあグルコス運営さんUNDERTALE好きすぎるでしょなどと思いながら見ていたのですが、そのうちに一つの仮説が頭の中に浮かび上がってきたのでここに記録しておこうと思います。

先行研究:EASY-HARDまでの譜面について

とりあえず比較動画を見てください。

やばいですね(語彙力)。

 ここのコメントでの考察によると、

・前半2回のブラスターにアバターが当たっているのは演出上の仕様
・だからこそFriskはクリアに失敗して*determination:ケツイを積み重ねる必要に迫られる
・そしてその積み重ねたケツイにより後半のブラスター回転避けを被弾無しで攻略しきる

と考えられるわけです。

実際これはその通りだと思いますし、そこまでしっかり考察できるのはすごいと思います。なんにせよ本動画の投稿された時点ではここまでの考察で十分でした。この時点では。

本題:EX譜面について

しかしこれがEX譜面になると少し話が変わってきます。

 ブラスター回転避けの後の重力・骨攻撃、そして何より最後に見える「最後の廊下」のセーブポイント。これが指し示すのはFriskがサンズに敗北したということです。

 しかしこれはよく考えるとおかしいのです。

 何故なら「ブラスター回転避け」が登場するのはサンズ戦の最終盤であり、そしてこれがFriskの死亡しうる最後の攻撃であるのですから(この後の攻撃でFriskはどれだけ攻撃を受けてもHPが1以下になりません)。

 また、重力・骨攻撃はブラスター回転避けよりも前のシーンにしかありません。更にサンズは瞬間移動の能力があり、更に「時空の歪み」や「サンズ戦でFriskの死亡した回数」なども認識しています。


 とするとこれは「サンズが何らかの方法で時間を巻き戻した」或いは「スペシャル攻撃の攻略をFriskが諦め、やり直すことを選択した」のではないかと考えられるのではないでしょうか。


 どちらにせよ確かなことは、この「グルコスにおけるMEGALOVANIAのEX譜面」の中で、Friskがサンズに勝利を収めることは永遠にないということです。

 それはつまり、この譜面の中にいる限りは、サンズはFriskによる世界の破滅を防ぎ続けることができるのである、ということです。


 そう。つまるところ、この譜面はこれそのものがサンズの「スペシャルこうげき」のメタファーであり、そして原作でありえたかもしれない「ギリギリで世界の救われた世界線」であるのです。


余談

 なお、知人のアンテ民にこの話をしたところ、「そういえばHARDまでの最後の骨攻撃って、サンズのというよりパピルスの骨攻撃に似てない?」という意見がありました。

 正確にはこれと同じ骨攻撃は存在しないらしいのですが、確かに言われてみればそれっぽいですよね。ゆっくりですし。



 あれ、そういえば、サンズの最期の台詞って……

 あっ……



グルコス公式のツイート及び記事の他に、やっきー氏、蒲焼さん太郎氏、ほむりん氏の動画を引用させて頂きました。また最後の画像でもほむりん氏の動画のスクリーンショットを使わせて頂いております。

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