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9/24 中国のこと、日本のことをたくさん話した

今日は中国人の友達のお家にお呼ばれし、たくさんおもてなしをしてもらった。友達の大家さんが中国のお茶を淹れてくれ、彼女は炒飯と餃子を作ってくれた。どれも本当に美味しかった。

ご飯を食べながら、中国の文化のことや日本での生活について話をした。友達の大家さんは、中国の蘇州市出身で、蘇州には日本の京都のように伝統的な家が並ぶエリアと、他の大都市のように高層ビルが並ぶエリアが両立しているという。

中国の伝統的な古い家の写真を見せてくれたが、小さな川を挟んで可愛らしい家が立ち並んでいて、とても魅力的だった。

食事をした後、私と友達でカスカイスのカフェでコーヒーとクッキーを頼んで、そこでもたくさん中国のことを教えてもらった。

一人っ子政策が行われている時代、2人目を妊娠した場合は政府に堕ろすことを強要されていたという悲しい歴史のこと。しかし今では、中国も少子化の問題を抱えているため、子供を生むように政府が積極的に活動しているらしい。(保育園や妊婦へのメンタルヘルスケアサービスのようなものを提供していると言っていたので、少子化対策の取り組みが実行されているみたいだ)


また、中国政府による行き過ぎたコントロールに反対するため、コロナ禍に大規模なデモが起こったことなど、私は知らなかったのでとても興味深かった。

7年前、イギリスに留学していた当時も思っていたが、日本と近隣の中国や韓国との関係は、政治的に見ると良好とは言えないが、個人的にはとても良い関係を築くことができる。私はこれまで何度も、中国人や韓国人の友達に救われたり、親切にしてもらったりしてきた。

SNSに流れてくる情報だけを鵜呑みにし、「中国人」や「韓国人」と主語を大きくしてヘイトを語りたがる人がいるのは、本当に残念だ。

こうやって友達と話しながら、自分の不勉強さを再認識したり、他国の歴史や文化、習慣を知る時間は、私にとってとても大切で、日本の外に出る意味だと感じる。

もう一つ、面白かったのは、中国でもいま、競争社会から離脱して自分の好きなように生きましょうといった価値観が流行しているらしい。

コロナ禍で、未来が当たり前にやってくるものではないと気づいた時に、一度きりの人生を楽しもう(You Only Live Once)という価値観が支持を集めているらしい。どこの社会も同じなのだな、ととても興味深かった。

帰りに車の中で、「『良い人なんだけど』って枕詞にして誰かの話をしてる時点でその人って良い人じゃないよね」という話をしていて、あぁこれも万国共通だなと笑えた。

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