さくら

学びを社内に還元するために、インプットした内容を記事にしていきます。

さくら

学びを社内に還元するために、インプットした内容を記事にしていきます。

最近の記事

戦略人事とは(インプット備忘録4-1)

先週からCANTERAアカデミーさんの「戦略人事講座ベーシック」というものに参加しております。 こちらは毎週1回の講座の中で講義とグループディスカッションを通じて、人事の各領域の概論を学ぶ場です。 昨年まで受講していた東京労働大学の講座とは違って、こちらは15〜6人の少数クラス、毎回のグループワークやSlackでのやりとりを通じて参加者同士のコミュニケーション機会が多く設けられています。 他社の人事の方、新規事業立ち上げのために尽力されている方、自分は人事ではないけどコ

    • 非正規雇用にみる「多様な働き方」の可能性(インプット備忘録3-2)

      前回の続き。 多様な働き方の中でも、「正社員以外」の働き方についてまとめていきたいと思います。 前編はこちら↓ 【前回のまとめ】  「多様な働き方」とは、働く時間/場所/拘束度に選択肢を持たせることである。労働人口が減っていくことが予想される日本では、なるべく多くの人が労働に参画できるようにするためにも、多様な働き方を実現していく必要がある。  正社員における多様な働き方には、短時間勤務やテレワーク、コース別一般職/休業などの中断期間を挟んだキャリアなどが挙げられる。

      • 正社員に必要な「働き方の多様性」(インプット備忘録3-1)

        今回は多様な働き方について。 前編はいわゆる「正社員」の多様な働き方について、後編は「正社員以外」の働き方についてまとめていきたいと思います。 ■「多様な働き方」とは何か 色々な場所で声高に叫ばれている「多様な働き方」。 その手法や仕組みは様々ですが、そもそもこれらの手法は労働供給面やワークライフバランス(WLB)の視点に立って働く人の満足感を向上させるためにあるものです。 具体的には、 ✔︎週5日、1日8時間(+残業)ではない働き方 ✔︎時間、場所、拘束度 これらのメ

        • 能力開発のために個人と組織ができること(インプット備忘録2-2)

          前回の続き! 能力開発管理のお話ということで、前回はメンバーシップ型雇用における企業の責任について書きました。 前編はこちら↓ 【前回のまとめ】 日本企業が従来運用してきたメンバーシップ型雇用には、企業側が従業員の雇用保障、能力育成といった責任を負うことで、柔軟な人員配置や状況に応じて職種を越えた人のアサインが可能になり、業務と業務の狭間にあるような仕事もお互いに拾い合いながら業務を遂行できるという性質があった。 ところが、バブル崩壊の後遺症、アメリカ型経営の真似っこによ

        戦略人事とは(インプット備忘録4-1)

        • 非正規雇用にみる「多様な働き方」の可能性(インプット備忘録3-2)

        • 正社員に必要な「働き方の多様性」(インプット備忘録3-1)

        • 能力開発のために個人と組織ができること(インプット備忘録2-2)

          能力開発が鈍化しているのはメンバーシップ型雇用のせい?(インプット備忘録2-1)

          お疲れ様です。さくらです(`・ω・´) 今回は能力開発管理のお話です。 従来の日本企業が採用してきたメンバーシップ型雇用に焦点をあてた内容になります。 ボリュームが多いので、前回同様に前後編の2本立てで書いていきたいと思います。 ◾️日本企業が抱える「ヒト」の問題・なんだか職場に元気がない、社員が楽しそうじゃない ・若年層が管理職になりたがらない ・メンタル不調者が増えて対応に追われている ・チャレンジしたがらない現場 クライアント企業でも、こういったお話はよく聞きます

          能力開発が鈍化しているのはメンバーシップ型雇用のせい?(インプット備忘録2-1)

          人事管理の鍵を握るのは現場の管理職である(インプット備忘録1-2)

          前回の続き。 東京労働大学の講座で学んだ内容を記事にしていくということで、人事管理のお話、後編です。 前編はこちら↓ 【前回のまとめ】 2人以上の組織においては、事業に必要な労働サービスを充足させる人材の確保、モチベーション維持といった「人事管理」という機能が必要になる。 対象が人間である以上、いくら必要なスキルを持っていても環境やモチベーションが揃っていなければその力はうまく発揮されない。 人事管理の理想形は、方針だけを渡して、本人たちが自分たちで考えて動いている状態

          人事管理の鍵を握るのは現場の管理職である(インプット備忘録1-2)

          人事管理の理想は「管理しないこと」(インプット備忘録1-1)

          お疲れ様です。さくらです(`・ω・´) 9月より、労働政策研究・研修機構が主催する「東京労働大学講座」を受講しておりました。 ちなみに… 従来は東京大学の講堂で行われているのですが、こういう社会状況なので今年はZOOMによるオンライン開催となっております(東大行きたかったのでちょっと残念)。 企業の人事担当者や経営者向けに、人事管理・労働経済、労働法などを学びます。大学の先生方が直接教鞭をとってくださるとても贅沢な講座です。 ということで、そこでのインプットを順番にま

          人事管理の理想は「管理しないこと」(インプット備忘録1-1)