コンカフェでのキャスドリについて

キャスドリ、キャストドリンク、つまり女の子に飲んでもらうために注文するドリンクのことである。
キャスドリを入れる入れないってオタク側からも女の子側からもよく聞く話。
てなわけで今回はキャスドリに関する私の個人的な想いを書いてみたいと思う。

初訪問のお店

初めて行ったお店で、初めて会話する女の子、この場合キャスドリを入れる入れないが一番議論になることが多い気がする。
客からすればまだよく知りもしない相手にお金を使うことをどう考えるか。
女の子からすれば給料に直結する話で是が非でもドリンクをもらいたいところであろう。

私は初めましてでも基本的にドリンクを入れるタイプだ。
かっこつけだとか女の子に喜んでもらおうとか、そいうった思いも少しはあるけれど本質的には違う。

自分が嫌われるのが怖いからである。

私はイケメンじゃないし、面白おかしく話を出来るタイプでもない、アラフォーのただのおっさんだと自覚している。
セット料金は支払っているのだから女の子が話をしてくれるのはサービスの範囲内だと分かっていながら、私と話をしてくれる時間をせめて不快なものと感じてほしくないという恐怖感を感じている。

矛盾するようだけれど、私はわりかし自分に自信をもっている方ではある。
自分の中に軸を持って、筋を通すような行動をしているつもりでもある。
ただそれはあくまでも自分が主体となって行動する場面であって、他者とのコミュニケーションが発生する場合には他者との関係性というものを強く意識してしまう質なのである。

おかげさまで、嫌な客だと思われることは多くはない(と思いたい)ので、やり方としては間違っていないのだろう。

推しのいるお店:推しに対してのドリンク

これはもう脳死でドリンクいれますわ。
席に着いた瞬間にドリンクは入っているものだし、飲みたいというのであれば飲みたいだけ飲んでもらって構いません!!
語ること無いw

推しのいるお店:推し以外に対してのドリンク

これも基本的にはドリンクをあげたいと思っている。
被りで推しが離席中にヘルプでついてくれた場合なんかは感謝の気持ちもあるし、手が空いてそうであればドリンクをあげることもある。

この時何を考えているかというと、、、
1.推し以外の女の子にもかっこつけたい、好かれたい
 5%
2.単純に応援の気持ち
 45%
3.店の中での自分の立場、評判が悪くならないこと
 30%
4.推しのお店の中での評価や立ち位置が良くなること
 20%

まずは、推し以外の女の子にもかっこつけたい、好かれたいという部分に関しては私自身はあまり意識はしていない。
裏返しで3.の内容に繋がってくるので、これくらいで。

次に、単純に応援の気持ち、これはそれなりに大きい部分である。
推し目当てとはいえ、お店に長く通っていれば他の女の子ともそれなりに顔馴染みになってくるものである。
みんながそれぞれの形で頑張っているのは見えてくるし、みんなが楽しく働くことでお店も盛り上がっていくと思うので、やっぱり推し以外でも応援したいという気持ちは出てくる。

続いて、店の中での自分の立場、評判が悪くならないこと、これもそれなりに私的には大きい要因である。
オタクは推しの鏡である。
女の子自身がどれだけ頑張っていようとも、そのオタクが店でめちゃくちゃやってたり、他の女の子やオタクから嫌われるようなことをやっていれば、やっぱりそのオタクが推してる女の子にも良くない印象が出てきてしまうと思う。
次の4.にもつながるけど、○○ちゃんのオタクいい人だよね!!って思われるのは推しのためにも絶対必要な要素だと考えている。

最後に、推しのお店の中での評価や立ち位置が良くなること、なかなか表現が微妙になってしまうのだけれど、3.の裏返し的な部分もあるかな。
あの子のオタクはいつもドリンクくれるから仲良くしやすいとか、ヘルプに入りやすいとか、推しのお店での働きやすさ的なところに少しでもつながればという思いが少しはある。
少しはあるどころか絶対にゼロにはならないくらい思いとしてはある。
ただ、ここはオタク側がどうこう言う問題でもないし、打算的なつもりで考えているわけではないということが上手く伝わっていただけるとありがたい。


整理してみるとこんな気持ちでオタクをやっている。
何が伝えたいかというと完全に推しに対する言い訳。

推し以外にドリンクやそれ以上のものをあげることもある。
それゆえに推しだけの特別感というものを感じられないこともあるかもしれない。
ただ、その時その時のスポットだけで見るのではなく、今までの私自身の行動であったり考え方であったりを知ってもらって、また長期的な目線で見てもらうことで少しでも許してもらえたらという思いである。

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