見出し画像

『パンドラの鐘』と木山さん

「生まれてはじめての俺の記憶は、赤い風景」
歴史に埋もれた"悲哀の物語"を実力派・注目の若手俳優らが掘り起こす──
(パンドラの鐘フライヤーより引用)【2021年4月、5月上演作品】

公演情報

公式サイト
解説

簡単なあらすじ

物語の舞台は、太平洋戦争開戦前夜の長崎。歴史の謎に惹かれ、考古学者たちが掘り起こしたのは、土深く埋もれた巨大な古代の鐘。その鐘の姿から、歴史から遠く離れた古代王国と、鐘と一緒に葬られた古代の秘密が浮かび上がる。決して覗いてはならなかった「パンドラの鐘」に記された王国滅亡の謎とは?そして、古代の光の中に浮かび上がった<未来>のゆくえとは?
演劇キックより引用

役どころ

古代王朝の葬式屋の一人、リース役。葬式屋は死者を埋葬する仕事を担う。ミズヲ、コフィン、リース、ハンマーの幼馴染4人でやっており、自国の死者も、攻め入った先の他国の死者も埋葬する。王家の命令は絶対で、ミズヲに申し訳ないと思いつつ隠蔽に協力する他、友人達と一緒に王朝に協力してミズヲを捕まえる。ただ王朝に取り入ろうとはせず、ただただすまなそうにしているのがやさしい。真面目だけど、ちょっとなよなよしたりと愛嬌もあるキャラクター。

リース役以外にも演出面でほとんどのシーンにでており、作品世界を下支えしてました。たとえば女王の畏敬を示すシーンで、歩む道を作るためドレスを敷いて静かに倒れて道になっていくところがあるのですが、暗い中で照明と相まってすごく綺麗でした。 所作の一つ一つがとても美しかったです。

▼自前のイラストだとこんな感じ。砂漠(エジプト等)の労働者を想起させるような色遣い。ミズヲをはじめ、葬式屋はこんな感じのカラーリング。

画像1

画像2

本番期間のツイート

東京公演は公演を中止した期間もありましたが、地方公演は最後まで駆け抜けました。(公演中止期間も心配かけないように、元気なツイートをされておりました(優しい))


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?