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平安ステークス 全頭診断

平安ステークスに出走する16頭をA.B.C評価で見ていきます。


ヴィクティファルス B+評価

前々走の東海Sでは初のダート重賞で3着と結果は出したものの完全前有利の展開のため大きな評価はしない。
前走のアンタレスSでも前有利の展開だったが4コーナーでやる気がなくなってしまい直線伸びず14着まで沈んだ、ただこれは度外視できる。
また前走後の池添騎手のコメントで「リズムが悪くなって、1回も手前を変えなかった」とあるので前走は完全度外視できる。
これで今回人気にならないのであれば積極的に買いたい。また東海Sのメンバーでも十分戦えていたので馬のリズムが合えば掲示板は硬いのではないか。


オーロイプラータ A評価

前々走の東海Sは完全前有利の中後方からの末脚で5着と健闘しており評価できる内容だった。
前走の仁川Sも前有利の展開で泣かされてしまい度外視できる。
直近のレースでは展開に恵まれず悔しい競馬が続いているが強い馬なのは間違いなく一発ハマれば馬券内には入れる。
今回あまり人気にもならず京都での成績も悪くないので中穴の中で狙いたい1頭。


カフジデオクタゴン C評価

前走の平城京Sでは大きな出遅れスタートで出遅れなかったとしても前との差は大きい8着であり評価は出来なかった。また同じ位置取りだったインプレスとの差も大きく今回のメンバーレベルでは厳しい。
GⅢでは惜しい競馬が続いているが直近の出遅れ癖とその後のレースを見ても厳しい内容であり今回スムーズにゲートをでても馬券内に絡むのは厳しい。


クリノドラゴン C評価

前走ブリリアントSでは前有利の展開だったため度外視できるがそれでも勝ち馬に負けすぎており厳しい。
前々走のアンタレスSでも直線伸びずであり今回と同じ舞台で距離のカノープスSでも直線伸びずで今回は厳しいか。


グロリアムンディ B評価

GⅠでこそ厳しい内容が続いているがGⅡ以下のレースだと連対は外しておらず強い馬である。
前走の川崎記念では3コーナーで失速しておりその後の坂井騎手のコメントでも「ペースが上がってついていけなくなった」とあるので気がかりである。
前々走の東京大賞典では前有利の中直線で沈んでおり厳しい評価なのは間違いない。ただ東京大賞典では馬体重が大幅に減少していると見れば度外視でも良いか。
昨年の平安ステークスでは強い内容で今回想定1番人気のハギノアレグリアスに0.4秒差で勝っており強いのは間違いない。直近の成績で評価は少し落ちるが抑えておきたい1頭なのは間違いない。


サンデーファンデー C評価

前走の平城京Sでは前について行く競馬をしたが3コーナーでついていくことができず垂れてしまった。
前々走の伊丹Sでは前が有利で自分のペースに持ち込めたので勝てたが評価できる内容ではなかった。
ペースが速くなるとついていくので精一杯になってしまうのでハイペースになればノーチャンスであり今回逃げ馬も多いのでここでは厳しい。


スレイマン B+評価

前走のアンタレスSでは前有利の展開で2着だが大外からしっかり前逃げで残せておりタイム差なしの2着なら評価はできる。
前々走での門司Sでも強い競馬をしており評価できる。
また戦ってきた相手が強くこの馬の力が発揮されてきた今なら今回も勝ち負けできる。


ゼットリアン B評価

前走の平城京Sでは前有利でありこの馬にはノーチャンスだったが6着と好走。
前々走の仁川Sでも完全前有利の展開だったがそれでも4着と結果を出しておりしっかり戦えている。
1800m以下の距離より1900m以上の距離があっており京都の1900mは相性が良い。展開がハマれば一発ある。


テンカハル B-評価

前走ブリリアントSでは前有利の展開なのはあったが直線での伸びもなく見せ場なしの厳しい内容だった。
前々走の東京大賞典ではそこまで悲観する内容ではないが良くも悪くもという結果。
展開向けば掲示板には載れそうだが厳しいか、ただ想定14番人気は舐められておりここまで人気がないのであればヒモで抑えても良さそう。


ハギノアレグリアス B評価

前走アンタレスSでは完全前有利の展開で3着だが前を見る形でのスムーズな競馬をしての3着であればそこまで評価する内容ではない。
チャンピオンズカップでも前有利の展開で6着に来ているが大きく評価される内容ではなかった。
GⅠで6着ということもおり今回1番人気に推されているがメンバーも揃い1着でゴールするのは厳しいのではないか。ただ強いのは間違いないため買い目には入れたいが評価は高くなく点数を絞るのであれば消すのもオッズ妙味もあるので有りか。


バハルダール B+評価

前走仁川Sでは大外からの発走となりかかり気味でハナを取り4コーナー手前で垂れてしまっており競馬になっていなかった。
前々走の舞鶴Sでは早め仕掛けが上手くはまり展開にも恵まれた。また3走前でも強い競馬をしており馬自体はとても強い。
前走の結果で人気を大きく落とすのであればとてもおいしく、京都コースも相性は良いのでここでは十分勝負できる。
ただ騎手が水口騎手に乗り替わりなので少し評価を落としてもそれでもこの人気は舐められている。馬が落ち着いてレースに臨むことができれば馬券内はかたいのではないか。


ハピ C+評価

前走天皇賞春では競走中止、前々走も芝での使用だったので度外視。
3走前の名古屋城Sではスタートうまくいかなかったがその後前に行かして展開も味方しての3着、
4走前のアルデバランSでは強い競馬をしての2着で評価はできるが1着馬以外のメンバーレベルは低かった。
ダートでの実績もあり強いのは間違いないがローテが心配であり前走何もなかったとコメントがあるが不安ではある。積極的に買える馬ではない。


ミッキーヌチバナ A-評価

前走アンタレスSでは強い競馬をしており評価できるが展開はこの馬に向いた。前々走は相手が揃っての7着と検討したが大きな着差は無く評価は下がらない。
右回りで馬場も渋らないのであればここは通過点で行けそうではある。阪神巧者なので阪神であればもっと評価は高かったがそれでもこのメンバーでは戦える。


ミトノオー C評価

前走は単騎逃げからスムーズな競馬での2着は評価できる。また直線少しかかり気味だった中での2着残しなので良い。
前々走では完全に垂れてしまっており度外視で良いが逃げ馬がいるとついていくのでやっとになる。
今回逃げ馬が多くペースも速くなるのでここでは厳しいか。


メイショウフンジン B評価

前走のブリリアントSでは前有利の展開とはいえ東京の良馬場2100mで逃げ切ったのは馬の力があるのが発揮されたからこそである。
今回逃げ馬が多くいるがこれまでの競馬でも大崩れすることなく強い競馬をしているので逃げ馬の中ではこの馬が1番評価できる。


メイプルリッジ C+評価

末脚が魅力的だが直線の長い東京向きであり京都1900mとは合わない。2000m以上では買いたいがここでは厳しい。また関東圏なら好走しているがそれ以外だと成績も良くないためここでは嫌いたい。




今回の平安ステークスの評価上位馬

オーロイプラータ A
ミッキーヌチバナ A-
ヴィクティファルス B+
スレイマン B+
バハルダール B+


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