今現在の自分が目指す先

この数週間、自分のやりたいことや夢について考えてきた、というのは前回のnoteに書いた。
ぼんやりしていたそれが、考えを深める中で少し見えて来たのでアウトプットしてみようと思う。
ただ、これはこれから変化していくことは間違いないし心の底から100%納得できているものとは言えないという前提のもと、現状この結論に至ったということであるということは忘れないでおきたいという自戒を残した上で書いていく。

まず、自分が作っていきたい世界というものが何なのか？ということである。
この問いに対する僕の結論は、これだ。

誰もが心の豊かさを感じられる世界

ネット環境が普及し、ますます利便性を追求し続ける世の中に僕はずっと疑問を持っていた。
便利さを追求することには全く異論はない。
ただ、それを追求することによって何か大切なものが失われているような気がしていた。
その大切なものとは何か。
幸せとか満足感だと思った。
それは物質的に得られるものではなく、精神的に得られるもの。
利便性を追求することで物質的には豊かになったかもしれない。
しかし、僕たちの心はなぜか貧しくなっているように感じてしまう。
何かしらの閉塞感だったり、なんらかの抑圧された感覚を感じる人がたくさんいるように見える。

僕は過去に2度、インドネシアの農村に足を運んだことがある。
そこに住む人々はとても笑顔が素敵で、ハートフルだった。
生活は日本の方が圧倒的に豊かなのは間違いない。
でも、心は彼らの方が圧倒的に豊かだった。
日本では、生活が豊かなのに心は貧しい。
僕はおかしいと思った。
生活と心がトレードオフの関係にあるとは到底思えない。
むしろ、この2つが相乗効果で関連するはず。
僕はこれを強く信じている。
誰もが精神的な幸せを得られる環境が日本にはすでにある。
この環境を使いこなす知恵や知識などが不足しているだけなように感じている。
僕はこの環境を変える、というような大それた事を言うつもりはない。
ただ、多くの人が気づいていないところをサポートすることはできるはずだと思っている。
そのサポートをして、皆が心の豊かさをもって生活ができる世界、というのが僕の目指すところなのかなと考えている。

では、そのサポートとは何をすることなのか？
僕なりに考えたのは、

1人1人が納得のいく生き方を選ぶ勇気を持てる環境を作ること。

この世の中にはいろいろなしがらみが存在していて、自分の生き方を貫くというのがどうしても難しい。
周りに何を言われようと世間がどんなに冷たかろうと、自分の生きたい道を進み自分の流儀を貫くということは幸せに生きるための近道だと思っている。
もちろん、社会のルールはしっかり守った上で、納得した生き方を貫くということ。
僕は、そういう生き方をするという勇気をくじかれないような強さを育てられる環境を作っていきたいという風に思う。

では、どうしたら自分の納得のいく生き方が見つけられるか。
それは、熱意が出てくる場所を探すこと。
自分らしく生きるには相当の体力と精神力が必要になる。
その体力や精神力の源になるのが熱意だ。
なぜ自分らしくいたいのか、なぜ自分らしくいる必要があるのか、それらが分からないとどうしても世の中に流されてしまう。
逆に、自分の熱意が溢れてくるもの、場所、人が分かっていれば、それに向かって進むことができる、そして多くの場合その進む方向は正しい。
それらはワクワク感だったり、心が落ち着く感じだったり、没頭できることだったり、いろいろな形で気付かせてくれる。
だからこそ、その心の声に耳を澄まし続けること。
世間の声や自分の脳みその声は全てシャットアウトして、自ら心の声だけ聴いてあげること。
今の世の中でこれをすることが、いかにこれが難しいか分かっているからこそ、このような熱意や情熱のありかを探す手助けができれば良いなと思う。

まとめ
結論としては僕の作りたい世界は、
誰もが心の豊かさを感じられる世界。
それを実現するためにやりたいことが、
1人1人が納得のいく生き方を選ぶ勇気を持てる環境を作ること。

僕は、人の心の声を聴き自分らしさを見つけるサポートをすることで、人が持つ本来の強さを引き出し、心の豊かさを取り戻すことができると信じて日々の生活を送っていきたいと思う。