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ジェフユナイテッド千葉から学んだこと

僕の春から冬までの週末の楽しみの一つといえば、もっぱらサッカー観戦である。

日本代表の試合はワールドカップで観る程度で、主にJ2のジェフユナイテッド千葉を応援している。

J2に降格してすでに10年が経ち、毎年冬のオフシーズンで豪華な選手を獲得するものの、いざシーズンが開幕するといとも簡単に勝ち点を落とし続ける。を繰り返している。

J2に落ちた直後はすぐ上がれるだろうなんて自分だけじゃなく他のサポーターも思っていたに違いない、実際に、自動昇格ならずともプレーオフには毎年出場し、惜しくも昇格ならずというのを続けていた、、のももはや遥か昔。

すっかり二桁順位が定着のチームに成り下がってしまっている。

今年はスタジアム観戦に行けなかった。コロナというのもあり入場制限もあったが、ぼくが大好きなのは、スタジアムに近づくにつれ感じる熱気。音!

さらにスタジアムに入った瞬間には一気に包まれた膜が外れ、解像度がクリアになって胸に響く太鼓の音や応援歌に興奮はMAXになる!

テレビでは絶対味わえない。

昔はテレビの方が鮮明に選手の顔みれるし、良くね?なんて思っていたが、一度スタジアムで観るともはや戻れなくなるくらい非日常を体感することができるのだ。

見ず知らずの人と感情を共有しあう。ゴールしようものなら全員が笑顔になりハイタッチを交わす。勢い余って席から落ちそうになったこともある。

住んでる場所も行き方も全く知り得ない、見ず知らずのおじさんやおばさんと、その一瞬は簡単に友達以上の存在になれる。

これもまた、テレビでは絶対に味わえないことだ。

美味しい、綺麗などの静かな感情も共有はできるが、喜びと興奮の感情の共有こそが最上級の幸福なのだと感じさせられる。


人と人が接触するのがちょっといけないことのようになってしまったコロナ元年。

少し味気ない一年だったなと振り返る。

来年はすこしでも元の形に戻れていることを願うばかりである。

また来週!

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