さくは
エンジニアな夫とデザイナーな妻。ふたり揃って自宅でそれぞれリモートワークしています。年子の子どもたちとドタバタな毎日を過ごしながら、リモートワークならではの体験を綴っていけたらと思います。
前回の続き。 主人が体調を崩して休職した。休職はじめの頃はさすがに鬱症状が酷くて何も手につかない状態だったようだが、だんだん「何もしない」ことに飽きてきたのか率先して家事をするようになっていった。 そして私はというと、主人の家事・育児に甘えて家のことそっちのけになっていったのである。当然といえば当然のことだろう。仕事が終わってさぁ家事に取り掛かるか、と行動しようとすると主人から「もっとこうしてよ!」「このタオルの畳み方じゃダメ!」と怒られてしまうのだから。 主人がやって
前回の続き。 主人が体調を崩して休職を余儀なくされてしまった。そして休職中、暇を持て余したのか家事に精を出す主人。私はここぞとばかりに仕事に打ち込むようになっていったのだった。 主人の代わりに私が仕事に没頭するようになったすっかり主夫業が板についてきた主人に甘え、私は「代わりに稼いでくるぜ」と言わんばかりに仕事に打ち込んだ。 正直なところ、子どもたちと向き合うことよりもパソコンに向かっているときのほうが数百倍も数千倍も気持ちが楽なのだ。丁度いい「逃げ場」ができたと言って
去年末、主人が鬱になり、休職を余儀なくされた。 実は、主人が鬱になるのはこれが初めてではない。私と出会うずっと前、ハタチの頃にも体調を崩し鬱と診断され治療を受けている。 今回はそれが十年ぶりに「ぶり返した」と捉えるべきだろう。 体調を崩して病院を転々とする日々実は転職してリモート勤務をはじめてから、主人は激太りしてしまった。リモートワーカーあるあるとも言うべきか、転職して3年で20kgもデブってしまったのである。 私と出会った頃の主人は(その頃からちょっとお腹はポチャ
主人はリモートワーカー。 私もリモートワーカー。 夫婦でリモートワーカーとして働いているわけだが、リモートワーカー夫婦だとお互いずっと家にいて息が詰まらないの?とよく質問されるので、その疑問について答えるつもりでこのエントリーを書いておきたいと思う。 ぶっちゃけ、息が詰まるような思いはないというのが回答になってしまうのだが、実は夫婦ともにリモートワーカーになったことを期に、3LDK(加えてパントリー・小さめの書斎付きの疑似5LDK)の広めのマンションに引っ越した。狭い部
リモートワークについては、その「メリット・デメリット」が書かれている記事はとても多いように感じている。実際、自分もリモートワークを始めるにあたり、色々な予備知識を得ようとグーグル先生経由で勉強していたのだが、果たしてリモートワーカーに対して「」については、あまり多くは語られていないように思った。 ということで、今回は「リモートワーク適正」について語ってみようと思う。 1. 能動的に動ける人まず一番は何と言ってもこれ。業種や職種によってもそのレベルは異なるだろうが、往々にし
仕事でつながりのあった東京の社長からお声をかけていただき、晴れてリモートワーカーとしてデビューすることが決まった私だったが、いざ始めてみると色々なトラブル(?)に見舞われた。 リモートワークを即座に辞めなければならないようなレベルとまではいかないものの、それなりに想定外な出来事もあった。(とはいえ個人的にはこういった事象を加味しても今の環境には大満足であるのだが。) おもに、これからリモートワークをはじめよう(はじめたい)!と考えている方たちに向けて、備忘録としてここにま
前回の続き。 ふたりめ出産後、改めて職場復帰を目前としたときに、リモートワークが最適なのではと考えるに至った私は、早速上司に面談をセッティングしてもらい、リモート勤務させてくれと頼んでみた。そのときに上司は 俺は子どもも産めないし、産めるのは女性の特権だと思ってる。それに子育てできるのも親の特権だと思ってる。だからこそパパママが働きやすい環境を整える必要があるし、そういった要望があれば柔軟に対応していきたいと考えている。でも、今回の件は俺の一存で決められることじゃない。だ
主人が転職すると言い出した。 ひとりめの子どもが生まれて3ヶ月くらい経った頃だ。どうやら給与面に不満があるらしい。 働けど働けど、昇進は望めずポジション的にも頭打ち。妻の私も育休中の身で、子どもとふたりっきりの生活だったこともあり、主人の帰りが遅いと不機嫌になるということもあった。となると、残業で稼ぐのも難しい。 早く仕事を切り上げて子どもとの触れ合いも増やしたい。妻をサポートしたい。今後のために給料も上げたい。よし、転職だ!というロジックである。 転職先に選んだのは
きっと働くママなら誰しもが悩むトピックなのではと思ったり。 私の場合、子どもが生まれるまでは断然「仕事一色」な人間だった。とはいえ「バリキャリ」というつもりはなくて、単純に「仕事するのが楽しい!ずっと続けたい!」というようなノリだ。 しかし、子どもが生まれてみると(これも当たり前に誰しも経験することなのだろうが)やはり、とてつもなく身体が忙しくなり、睡眠不足に陥り、思考も奪われ、体力も奪われ、「子育て一色」に染まっていったのである。 これによる弊害はひとつ。知らず知らず