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仕事におけるスピードとは?

「ビジネスではスピード感が大事」というものがありますよね。

これはもちろん大事なのですが、
いろんな人を見ているとただやみくもにスピードを上げて作業などをすることにより、やり直しが起きたり、クオリティーが低かったり、
スピードを意識しすぎることによって息切れをしてしまう人も結構多いように見受けられます。

それも当然で、例えば今まで50でやっていたところを急に100で
やっても途中で息切れを起こしてしまうわけです。
そうなると疲れてしまってそのままフェードアウトしてしまう…
そういうケースはよくありませんか?

ではどのようににすればスピード感も保ちつつ
それを継続することができるのか?
今回はそれについて書かせていただきます。

1スピード感とは行動スピードのことではない

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スピード感を上げるっていうと、
イメージ的にはダッシュするような感じしませんか?

ですが、猛ダッシュですと当然途中で息切れを起こすんですよね。
そこで「どうすればスピード感を継続的に維持できるんだろう?」
と考えると、
これを解決する非常に良い方法がある事に気づきます。

それは、
ダッシュをするのではなく、
止まらないことを意識するようにすればよいです。

イメージとしては
短距離走のスタイルから
無理せずいつまでも走り続けられるジョギングスタイルに
変更すればよいのです。

ここでいう止まらないというのはどういうことかというと、
即決即断するということです。

つまり、行動のスピードを上げるのではなく
決断のスピードを上げることが本当に大事なポイントなのです。

人は、仕事中でもプライベートでも、
「この用事終わったけど次に何しようかなー」とか、
「これやらなきゃいけないけど面倒だなぁ」とか、
「これ初チャレンジすることだけど怖いなあ、やりたくないなあ、」とか、
「この教材を買った方がいいのはわかってるんだけどお金払うのもったいないなー」とか。

そういう無駄に考えて何もアクションを起こせていない時間というのが
かなり長いです。
要は無駄に悩んでるんです!
だから仕事が遅くなります。
そしていくらスピードを上げたところでこういうところで
無駄に悩んで時間を浪費してしまったら
スピードも上げられないということに気づきましょう。

そこで、
行動のスピードを上げるのではなく、
決断のスピードを上げることにフォーカスをしましょう。

すると、行動のスピード自体は全然変わっていないのに、
これまでとは比べ物にならないほど速く仕事が進むようになっていきます。

2圧倒的に淡々と

「圧倒的に淡々とやろう」というものがあります。

止まることなく、1つ1つに一喜一憂するのではなく、
ただ止まることなくひたすらにやるべき事を1つずつ積み重ね続ける。

決断のスピードが上がれば、
無理やり行動スピードを上げなくても
自然と、この「圧倒的に淡々と」が実践できるようになります。

そうすれば良くなっていく以外の選択肢がなくなりますからね!

あなたも7時から勉強すると決めてたはずなのに、
勉強する前にテレビを見てたら、
8時になってしまったという事ありませんか?
淡々とやるには7時になったら勉強をスタートする!
淡々と始める!

これが一番効果がある方法です。

勉強しなければいけない、
と思いつつもテレビを見てる時間にあなたの脳の中では、
何度も勉強しなきゃと決断をしています。
決断の回数が増えれば増えるほど、脳がストレスを感じてきます。
だからこそ淡々とこなす人物にならなければいけません。

3即決即断力を高めるためには?その1

即決即断力を高めるためには大きく分けて2つの方法があって、
1つは事前にやるべき事や順序をきっちり決めておく事です

何か1つタスクが終わった後に
「次に何しようかな」と考えてしまったり、
決めていたとしても「何をするんだったかな?」と
即座に確認できない状態では無駄な時間が増えてしまいます。

なのでそうならないために自分のやるべきタスクは時系列ですぐに確認できる状態にしておきましょう。

作業に費やす時間を増やし、決断をする時間を減らすようにしましょう。

人にとって一番疲れる時間は決断する前に悩んでる時間です。
この時間を減らす事=スピード感が出ると思ってください。

4即決即断力を高めるためには?その2

即決即断力を高めるためのもう1つの方法は、
マインドブロックを解除していくということです。

なかなか決断できず次の行動へ移れない理由の1つに、
自分でそれを怖がってしまっているというものがあります。

例えば
「これ初チャレンジすることだけど怖いなあ、やりたくないなあ」とか、
「これを提出すると上司に怒られるかもしれないなぁ」とか。

どちらもやればいいとわかっているけれど、
自分の心が怖いとか不安だとか感じてしまっているがために
進めないパターンですね。

この場合速くチャレンジしてみてその結果をもとに、
次の一手を考えるべきです。
しかし、いくら理論的に正しくても自分の感情に負けてしまうと
人間は正常な判断ができなくなってしまいます。

そして、それによって無駄な時間を費やしてスピード感も損なわれていく…
なんて悪循環を起こしているケースが大量にあります。

初めは自分に負けているかもしれません。
ですが人間は環境に染まる生き物です。
だからこそ気持ちで行動の変化を起こすのではなく、
決めたことを淡々とこなす!
というとそんなロボットみたいな人生やだ!
と思う方もいるかもしれません。
ですが、
人生悩んで立ち止まってる時間が多いよりも
行動してあれこれ進めている時間のほうが、
圧倒的に楽しいですよね。

5継続できるスピード感を獲得しよう!

是非あなたは息切れすることのないスピード感を習得していきましょう。

短距離走タイプの人は、
どの業界でも極めて高い確率でフェードアウトしていっています。
テスト前に徹夜で頑張るタイプの人は、
いつかどこかで息切れを起こします。

逆に、一見めちゃくちゃ速いわけではないけれども
ずっと同じペースで淡々とできる人は上手くいく人が多いです。
テストだろうが、テストがなかろうが、
毎日淡々と勉強できるタイプですね。
そのような人は息切れを起こさず長い時間続けることができます!

自分の感情に負けることなく
時間の浪費をせずに必要なことをロジカルに
選択していけるからこそうまくいくわけですね。


毎日30分ランニングしようと決めて、
あなたは一カ月続けられますか?
ほとんどの人が続けることができません。
感情が入るからです。
だからこそ淡々とできるように自分の決断に対しての迷いを減らす事。
すなわちスピード感を持った行動となるわけです。


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