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撮り残し

思いは有るのですがよる年なみに勝てず

よく年を取ると この桜の風景 あと何回見られるかな なんてことを言う 老人がいますが 私は死ぬまでに何回シャッターが切れるんだろうと思うんですよね 、カメラを触ってさまさまな動きやフィーリングそして各社のシャッター音を聴き比べるのが私の至福の時。
大型店のカメラ展示スペースは散歩の途中わざわざ遠回りしても行く私には天国なんです。
だからシャッターの位置とかシャッターを押す フィーリング 握った時にいかにシャッター のどこに指が行くかなどなど 買わないのにかなり シビアに選びます 。
なぜなら デジタルカメラになってから あらゆる カメラがフィルム時代よりシャッターのストロークが浅いいような気がします、なので最近のデジタルカメラはシャッターの半押しが私には難しいんです。
もしかしたら 機構的に機械式シャッターより電子シャッターの方が シャッターのストロークが浅いのかもしれませんね。
でもそのへんは時代の流れ、自分が慣れる事以外方法は無いと言い聞かせています。
被写体としては私は風景が好きだったからまだ撮りたい風景がいくつか有ります。
どうせなら岡田紅陽の様な富士山の写真が撮りたくて、望みだけで未だに撮れない場所が有ります夢は立原製作所の木製フイルスタンド4✕5でレンズはフジノンの105ミリ撮影場所は山梨県の雁が腹摺山あまり聞いたことがない山だと思いますが大菩薩山系の山です。
かなり奥深く近隣には山小屋も無くなく、山頂の横の峠は秋になるとこれを目標に渡り鳥の雁が飛んで行くそうでこれが山の名前の由来です。
由来を聞くと中々ロマンチックな名前の山です。
南側には正面に富士山が大きくそびえ立っています私が行った40年前はかなりの秘境で藪漕ぎが大変でした現在は大月のそばの真木温泉から、そばの峠までダム工事の為に作られた林道があるそうです。
何代か前の500円札の裏の富士山がこの場所から撮影されました。
立原製作所はもうやめてしまったそうです。
年齢的に写真機材を背負っての登山は無理でしょうが人生撮りたくても撮れない風景が有っても良いと思っていますがまだ望みは捨てません。
今でも当時の500円札を取って有りますたまに見て若い頃を思い出して楽しんでいます。
撮れなかった一枚悔しいけれど何故か闘志もわいてきます。
念願の一枚は撮れるのでしょうか・・・・・?


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