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意外な結末

膝がガクッと

話は大昔私が中学の頃の話です。
吉祥寺駅も高架に成っておらず貨物を取り扱ってたから大きな駅だっけど夕方になると商店は蛍光灯ではなく裸電球だから家に帰る時すこし怖かった事を覚えている。
その当時の中学校は私の家から徒歩で30分ほど田舎のほうに入った所でとちゆうには昼でも薄暗いケヤキ並木が有り冬場などは授業が終わると暗くなる前に焦って帰ったものでした。
その中学中は今でいうボランティアで近くの精神病院へ庭掃除に行ってましたが場所が場所だけに希望者も少なく罰ゲーム感覚で先生から選ばれていました。
ところが日頃の悪ガキである私はその候補に選ばれてしばえらく清掃活動を言い渡されました。
ええ 精神病院の清掃 気持ち的にものすごく 落ち込みました。
当時の精神病院というのはほとんど 犯罪者の巣みたいな感じで両親や周りの大人たちにも近づくなと言われていたんです。
いよいよ初 清掃の日にのんびりと 清掃をしてたのですが 何事もなく終わりホットしました。
みんなと学校に戻ると 1人足りないのがいる事がが分かりました 〇〇 君はどうしたの ? なんかあったみたいだけどまあ 関係ないから帰っちゃおうなんて言ってたんですがなんか気になってもぞもぞしてると〇〇 君が帰ってきました。
おい どうしたんだと言ったら真っ青な顔をした〇〇君が語り出しました。

実は中庭を清掃していたら患者さんと目があって ずっとこっちを見ているので なんとなく動けなかった そうです。
そしたらその患者さんが思いっきり自分の方に向かって走ってきのでやばい !頭が狂っているのだから やばいと思い 全速力で逃げたそです どのぐらいだったか分かりませんが 彼に捕まってしまい肩にポンと手を置いて彼が一言言ったそうです
その言葉を聞いた瞬間 彼は 膝から ガクッと 地面について あーもう嫌だ こんなところ 二度と来ないと思ったそうです。

さて彼は何と言ったんでしょう

答えは下に続く


さぁ~今度は君が鬼だよ!

殺されると思い全速力で走る○○君追いかける患者の鬼ごっこの鬼

これぞ 価値観の違いですかね 私は思わずゾッとしましたけど

次の週は私が清掃当番です。
いやだ! いやだ!来週月曜日から風邪をひくつもりで頑張りました。

これからは、気分転換にたまに吉祥寺の昔話も織り込みます。


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