フィルムカメラ
昭和のカメラ事情
今フィルムカメラが評価されてきた。
今思うとこの流行は女性からでしたね、観光地やデズニーランドに行くとあの使い捨てカメラ(失礼)レンズ付きフィルムカメラ最近のJKや若い女子はスマホとレンズ付きフィルムカメラもってますね。
ところでおじいさんには分からない事が一つあります、デズニーランド若い女子が制服を着ているのをよく見かけますが何故私服で着飾らないんですかね。
昭和とフイルムカメラ事情
実は私中高と写真部でした。
幽霊部員ですがね、私は体が大きいのでいつも柔道部、ラクビー部に誘われる大学至っては相撲部!相撲部ですよ。あの褌一丁の相撲部それなので早めに文科系の部活に入るのです。
なぜ写真部かというと山が好きでよく風景写真を撮っていたんです。
それともう1つ理由がありました。
それは新宿のヨドバシカメラ、当時は1店舗のみの写真屋さんで店の前に新聞紙大の黄色い紙に現金問屋価格の写真機、レンズ、写真用品、の価格が書いてありその価格が常に変わり、前の道にはその価格表を広げて読んでいる人でわさわさしていましたなんかその道だけ場外馬券売り場みたいでした。
当時のヨドバシカメラは学生証を見せて写真部の名前を言うと、フィルムや印画紙などの写真用品を割引してくれたのです学生の身には大変ありがたくて感謝!感謝!です。
だから写真部にいないとまずいんです。
あとの節約は缶入り100フィート(30.5メートル)Kodak trixやフジのネオパンssこれを詰め替え容器に入れて使用済パトローネ(使い捨てフィルム容器)に詰め替えて確か36枚撮り18本位取れました。
フィルムが3000円位ですからね36枚撮り1本170円位学生にとって物凄い節約です。
ヨドバシカメラのフィルム売り場に空のパトローネが無料で取り放題、使用済みのパトローネなので出来るだけ傷や凹みの無い物を選んでいてたまに他校の知り合いなどに会うとバチバチの探り合いでした。
撮り終えてからのフィルム現像は自分でやりたいので倉庫の隅に半畳ほど仕切り現像部屋を作り塩ビの直径120mmの水道管を1.3メートルに切り底を付けたのを3本作りて現像液、停止液、定着液を満たし、いっぺんに5本現像してました。
今やすつかりデジイチ派ですがフィルムカメラを未だに使いたいと思うのは黒の表現これだけは未だにフィルムカメラに軍配をあげます。
前回も書きましたが日本女性の黒髪の色(漆黒)はデジカメ写真では表現できませんフィルムカメラそしてフィルムはKodakではなくフジでなければなんて変なこだわりは別にして昔の日本女性は髪は命現代の女性は個性の表現価値観の違いですね。
ピンク色の髪なんか見るとカメラが壊れると思い思わず手でレンズを塞ぎたくなります。