見出し画像

人生でもっとも無駄な時間とは?

 ミニマリストって、みなさんはどんなイメージですか?
 ほとんど何もないガラーンとした部屋に住んでいる某有名ミニマリストの影響なのか
『都会の便利な場所に住み、必要な物はいつでも調達できるメリットを使って、極限まで物を減らしている人』
というイメージではないでしょうか。

 それも間違いではないと思うんですが、私が思う真のミニマル思考っていうのは、人生観や哲学、もしくはライフハックのようなもの。

 人生に必要な核となる部分(よくエッセンシャル思考とも言われていますね)を意識していくことで『自分の人生を大切にし、より良い充実したものにする』考え方やその手法だと思っています。

 だから本質的には物を減らすことはあくまでもその一部であり、お金、コト(タスク)、時間、資源など私たちを取り巻くあらゆることのうち自分が重要ではないと思う部分をなるべく減らしていく考え方がミニマル思考だと思っています。

 その中でも『時間』というのは、一番と言っていいくらい大事にしなければならないものだと思っています。
 なぜなら私たちの人生の時間は有限だからです。過ぎ去った時は巻き戻せないし、残りの人生がどれくらいか誰にも分からないから。病気や事故で、もしかしたら私も来年には生きていない。かもしれません。

 そんなわけでミニマル思考な私は昔から自分にとって必要でない時間=無駄な時間、をとにかく減らしたいと、それはほぼ趣味か執念の領域までにやっています。
 なぜそこまでするかと言うと時間とか手間減らしは一度、仕組み化してしまうと、そのあと恒久的に減らせちゃうからなんですね。
考える→思いつく→仕組みを作る、もしくは何かをやめる→その後ず〜っと時短になるわけです。

いいと思いませんか?

 そこで普段、何気なく生活してると、どの時間が無駄でどの時間は活かしたいのか、自分でも曖昧になりがちなので私なりに考えている無駄と思う時間を考えてみました。

それがこちら。

①主体的でなく待たされる時間
人との待ち合わせ、帰省ラッシュの渋滞、病院や官公庁の待ち時間、人気店に並ぶ時間、注文してから飲食物が提供されるまでの時間などがこれです。
 自分が待つことも、相手を待たせることも『自分や誰かの時間を浪費させてること』という意識を持ちたいです。

②物が見当たらなくて探す時間
 仕事ではファイルやペンを、家庭では耳かきや爪切り、普段使わない冠婚葬祭のカバンやアクセサリー、家電の取説、靴下の片割れなどを常に探していませんか?
 私たちが一年で物を探している時間は延べ150時間で日数に換算するとなんと、9日間(睡眠8時間を除く)だそう。
 整理整頓されていれば時間もかからず、ストレスフリーです。

③前回と同じ過ちを繰り返す時間
 失敗は成功の母、といいますが、そう、間違った時はチャンスなのです。なぜ間違ったか、次はどうすれば間違わないか、そしてそのための仕組み作りをすれば次は最短でできるはず。
 ちなみに『過去の過ちを後悔するだけ』の時間も無駄な時間です。過去は変えられないからです。それより前を向いて次こそは失敗しないようにしたほうが建設的です。

 人生でもっとも無駄な時間は人それぞれだと思います。
 でも、きっとこの3つはみんな減らしたいんじゃないかなあ?と思ったりします。

 逆に活かしたい時間は何でしょう?
 私は本や漫画、映画やドラマを観る時間が大好きです。何時間でも没入してしまいます。
 あとはドライブや旅行も好きで行ってみたいところだらけです。

 これも、人それぞれですよね。

 さっきの無駄な時間を減らせば、その活かしたい時間が増えるんです。そう思うと楽しくないですか?

 だから私は執念を燃やして、人生にとってもっとも無駄な時間をもっともっと減らしたいのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?