外見が貝な生き物は山中の水にも住んでいて、味噌汁の具にしたものだが、記憶ではそれは泥の香りはしたけれど潮の香りは覚えなかった。幼少時山中の貝はお馴染みで海の貝には馴染み薄。それなのに、焼いた海貝を食す際、懐かしい香りと思わずにいられないのはなぜだろう。確かにこの川の先は海だけど。
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