手入れせず芒の原になっていた昔の庭の片隅に福寿草が咲いていた。何時しか獣道になった地面に新たに薔薇が芽を吹いていた。強いから生き残るのか、偶然都合の良い環境になったから蘇ったのか、確かなのは地面も空気も暖かくなってきたことだけ。雨が降る日は雨が好き、砂埃の日には遠い砂漠を懐かしむ
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