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デジタル通貨?????のお勉強しました。

CBDCはデジタル通貨 中央銀行のリテール・マネーとして有効になる?

CBDCの利点。
税務当局に報告せずに済む現金取引と異なり、
経済活動を明るみにし、
税収網に捉えることができ、
偽造を減らし、
マネーロンダリング、麻薬密売、テロ資金供与などの不正な目的のために流通貨幣を利用することを難しくし、
最低限のプライバシーを脅かす可能性もある。
デジタルにはすべて痕跡が残るのだ。
貨幣を使えばできる不正な取引。CBDCを使った取引は監査や追跡できるから不正はみつかっちゃう。

5年後、10年後のお金の世界。それは、
多くの人がデジタルウォレットを持ち、そこに銀行口座のお金と、民間企業が管理するステーブルコイン、複数のCBDCを混在して保有し、世界情勢に応じて移動するような世界。
ステーブルコインとCBDCがどの程度共存できるかは誰にも分からない。
より効率的で簡単にアクセスできるデジタル決済の形態としてのステーブルコインは、CBDCによって打ち砕かれるかもしれない。今のところ、ステーブルコインの方に勢いがある。2022年3月では、30種類以上が流通し、総額は約1850億ドルに達している。アマゾンのような大規模な商業エコシステムの上に構築されたステーブルコインなら決済手段として大きな支持を得るかもしれない。とにかくその安定性が不換通貨で担保されたものである以上、ステーブルコインは独立した価値貯蔵手段にはなり得ないだろう。つまりステーブルコインは、より安く、より便利な決済手段として主に使われるということだ。
国境を越えた決済では、複数の通貨、異なる技術的プロトコルを使用する組織、さまざまな規制が絡むため、本質的に国際通貨システムは複雑なものになる。だから国際的な決済は遅く、コストがかかり、リアルタイムでの追跡が難しい。国境を越えて自由に共有できる暗号通貨ならこれらの障害を軽減し、ほぼ瞬時に決済ができる。CBDCが、国際的に利用でき、広く受け入れられれば、この問題を緩和できる。

国際決済システムの効率化が進んだメリットのひとつは、
経済移民による母国への送金が簡単に安くなる。
現在、海外送金には取引額には平均6%のコストがかかっている。(このコストは、国民所得の大部分を海外からの送金に依存している低所得国への送金ならさらに高い)

原理的には、金融資本は国内および国を超えて最も生産的な投資機会へより簡単に移動できるようになり、世界の経済福祉(少なくともGDPと消費能力で測れるもの)を高められる。しかし、国境を越えた資本の流れが簡単になれば、多くの国にとってそれはリスクとなる。為替レートや経済の管理がはるかに困難になるからだ。

結果として、特に小国や後進国にとって茨の道となる。
イランやトルコでは、通貨の価値が急落した際、資本流出規制を暗号通貨を利用して回避し、自国からより安全な海外投資へと資金を投入した事例がすでに発生している。
ドルを裏付けとするステーブルコインが他の通貨を裏付けとするステーブルコインに比べて広く受け入れられることで、間接的にドルの相対的存在感が高まるはずだ。ただ、デジタル人民元の利用が徐々に増加し、さらにステーブルコインの利用も増加すれば、ユーロ、英国ポンド、日本円、スイス・フランなど他の基軸通貨の重要性が低下するかもしれない。
政府によって規制されない限り、デジタル通貨はいつの日か不換通貨による裏付けを放棄し、独立した価値貯蔵手段となる確率が高い。その結果、各国に複数の通貨発行者が乱立し、競合する国内通貨の相対的な価値が互いに変動すれば、金融不安を引き起こす展開も考えられる。

現在、国際通貨システムはデジタル革命による大きな変化の入口にいる。それが最終的に人類全体に大きな恩恵をもたらすのか、それとも既存の国内外の不平等を悪化させるのかは、まだ分からない。

と、偉い先生がおっしゃってるくらいだからわたしには結局
何もわからないなぁ。

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