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母に褒めてと要求する26歳、わたし。

子どもの頃に甘えられなかったわたしは今、子ども返りをしています。最近は甘えることが上手になりました。
 
わたしは子どもの頃、あまり褒められた記憶がありません。テストでいい点数を取った、部活でいい成績を残した、そんなときは褒められた気もしますが、わたしはもっと日常的に褒められたかったのです。
 
26歳になって思うのは、母は褒め方を知らなかったのだということ。祖母が母を褒めていることを見たことはなく、母も祖母に褒められてこなかったのだから、褒められないのも当たり前です。
 
だから、26歳のわたしは、自分から母に「褒めて」と催促するようになりました。
職場で上司に褒められたこと。アクセサリーを手作りしたこと。帰宅してすぐ弁当箱を洗ったこと。リビングのストーブの灯油を入れておいたこと。
言わなくていいことも、わざわざ母に伝えます。そうすると母は、「すごいね」だったり「ありがとう」だったり、ちゃんと褒めてくれるのです。それを聞いてわたしはにまにまして、しっぽをふりふりご機嫌になるのです。
 
 
母が喜んでくれることが、嬉しい。母の役に立てることが、嬉しい。
いつまでたっても、寧ろ年々、子どものようになっていますが、そうなるほどに母と仲良くなるので、これからもどんどん子ども返りしようと目論んでいる、もうすぐ27歳です。
 
あとで、ハグでもしてこようかな!

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