2022/4~2022/12 遊んだsteamゲー点数表

前回は理由もなくというかOMORIの勢いのままに年度区切りでsteamゲーまとめたわけですが、冷静に年度区切りする意味は全然ないので年末で再まとめすることにします。

今年やったゲームってだけなので、太古の昔に出て超今更やったものも含みます。
アルファベット順。10点満点。横にトータルプレイ時間。基本的にクリア及びそれに準ずる成果を得るまでやったものを挙げてるので最低限の点数はある。

◆AREA4643
6点 2時間
興奮する真のゲームかと言われると、1周クリアして別機体でまた回す気は起きないくらいではある。ゲームシステム的にニンジャスレイヤーのキャラ造形が活かしにくく、地の文の言葉回しもわざとらしくて鼻についたな。

◆Disco Elysium - The Final Cut
8点 22時間
マシーナリーとも子氏のツイートがかなり芯を食ってるので引用。

正直細かい描写はかなりすっ飛ばしながら読んだ。圧倒的過ぎるテキスト量にまともに付き合うと全く終わらないし終わる前に力尽きる可能性もあるのでほどほどに。それでも要件はつかめるし、それだけ物語のベースラインは堅牢。シナリオが2022の中で抜けて良かった。2021はOMORI。
N択型アドベンチャーは選択肢によって主人公の情緒がコロコロ変わる異常人格者になる難点があるものの、こいつは元々アル中の異常人格者だから問題なし!という妙技を使っていてウケる。
このゲーム作ったやつ、相当頭がいいな。

ゲームシステム面では「移動がダルい(ファストトラベルが異常にわかりにくく、しかもそれがあってなおダルい)」「TRPGのダイス要素が邪魔」あたりがマイナスだった。低確率で成功できる=セーブ&ロードが肯定されてしまう以上、確率ではなく閾値でOK/NGを明確に分けるか、いっそクイックロード実装すべき。

◆ElecHead
8点 5時間
the 小品。よくあるギミックパズルアクションといえばそうだけど、ギミックの使い方がかなり小賢しい(良い意味で)。
ビジュアルやBGM含め全体的にまとまっていて、不満らしい不満がない。
このゲーム作ったやつ、相当頭がいいな。

◆EVERHOOD
7点 7時間
Undertaleの影響が強いといっても十分差別化出来てるとは思う。5線上のアクションの幅については序中盤までかなり良かったけど終盤ちょっと飽きた。もう一歩新しい表現求むる。
リズムゲーの顔をしながらも多くの状況においては別にリズムをとる必要はないことは良かれ悪しかれという感じ。もちろんサントラは神。

◆HADES
9点 68時間
去年27時間(10周)時点でエントリしたけど、なんだかんだ68時間(エピローグまで)やってしまったので訂正を込めつつ再掲。ゲームプレイ上のエンドコンテンツに乏しいというのは間違いではないけど、真実でもなかった。エンドコンテンツなくてもエンドレス周回に耐えうる。中毒性ぱない。

◆IMMORTARITY
6.5点 11時間
ゲームスタイルとして独自の地位を固めた印象だけど、正直HER STORYの方が好み。流石にボカし過ぎちゃうかと。ゲームプレイそのものに楽しさがあるゲームではないのだから、謎解きのカタルシスが欲しかった。

◆OPUS 星歌の響き -Full Bloom Edition-
5点 8時間
これまで「圧倒的に好評」のことを信じて生きてきたし、その恩恵も確かにあったけど、その信頼性にグラつきが生まれた。マジで何故。not for meとかいう問題か?

◆RITE
6点 6時間
ステージクリア型のセレステっぽいアクション。
むっず!!!!! むっずいと感じるのは単純に技量的にnot for meであるとは思うんだけど、理由なくただただムズイという印象。入力の精密さを修行僧のようにひたすらに求められるのはしんどい。

◆Shotgun King: The Final Checkmate
7点 9時間
今どきローグライクカードゲーム要素はもはや珍しくもなんともないが、自分のバフと同時に相手のバフもくっつけて提示するスタイルは新しい。点数表の上からピックしていくだけ、となるのを防止できて戦略性が出る。この作ったやつ、相当頭がいいな。
チェスゲーの見た目をしながらも実際のところチェス知識は駒の動きくらいでよい。ローグライクゲーとしての戦略性だけで十分に立ち向かえる…はずなんだけど、時たま数手先の相手の動きを踏まえてプランニングする必要に迫られ、「まるでチェスだな」と嘯くことになる。

いくつかのカードの挙動が直感的にわかりにくいとか、敵のスケーリングが単調で盛り上がりに欠けるとかの欠点は否めないのでこのへん。

◆Tales of the Black Forest
5点 3時間
これまで「圧倒的に好評」のことを信じて生きてきたし、その恩恵も確かにあったけど、その信頼性にグラつきが生まれた。マジで何故。not for meとかいう問題か?

◆Vault of the Void
7点 9時間
正式リリース前に全キャラ分通常クリアまでは回した、程度で大してやりこんではいないのでほどほどに。
選択肢がめっちゃ増えたスレスパという印象。カードにつけるバフアイテムにしろ、デュエマ的マナ回復にしろ、細かい選択肢で都度都度最適化し続けることが可能。ただそれも良かれ悪しかれで、毎戦闘で最適化行動やるのは正直めんどいと感じた。
逆に高レアリティのカードやレリックデザインはもっと冒険して欲しかった。最強ビルドが組めたときに青天井にスタッツが伸びていく射精感がないと猿である我々としてもだな。無限にオナニーさせてくれよ。
7点は7点だけど、スレスパが10点だから結果的に7点になっているという感じ。

◆ビビッドナイト
7.5点 41時間
ローグライト+オートバトルと流行りの要素を悪魔合体させつつ十分なバランスとキャッチーさと射精感を維持できている。国産インディーでここまでやれるのは正直驚き。

◆常世の塔
4点 1時間
ランダム生成ダンジョンとアクションって普通に食い合わせ悪いと思うんすよね。


----switchだけど書いちゃうやつ----

◆ポケモンSV
7点 20時間くらい
ポケモンのポケモン部分はもちろん面白いので7点担保されてるけど、SVのSV部分って別に褒めるとこなくないすか。
バグとかよりもっと影響デカい問題あるでしょ。無駄エンカとかクソUIとかしょーもなレベリングとか無駄エンカとか。

◆月姫 -A piece of blue glass moon-
7.5点 30時間くらい
序中盤にかけて「誰やあんたーっ!」って言い続ける日々だった。続編も多分そうなる。

システム面についてはノベルゲーにうん十年の歴史あり。ユーザのストレスを徹底的に削りたいという意思が見える。ノベルゲー要素の汎用性を高めまくって過去作や別作品のアップデートとかも横展開して反映できるようになる未来ないですかね。

◆十三機兵防衛圏
8点 20時間くらい
アドべパートはかなり良かった。キャラ単体/カップリングの魅力を維持しつつSFやりこみの意思を感じる。これくらいやる気あるならむしろチビキャラ短文会話劇じゃなくてこっちをリッチに作りこんだ方がよいのでは?とすら。ラストのフォロー祭だけちょっと鼻につく。色々ひっくるめて比治沖が一番良かったですね。エッチすぎる。

翻ってスパロボパートは地味で薄味。ちっちゃいアイコンの自機がせこせこ撃ち合ってるしょーもなさを打ち消すためにスパロボのアニメーションや精神コマンドによる派手派手しさがあるわけで、機兵さんももうちょいなんかないすかね。


そんな感じです。来年もそこそこ色々遊ぶとは思いますが、HADES2に熱く期待したい。それにしてもsilksongはいつ出るのでしょうか。神PVで4年もたせてる場合ちゃうぞ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?