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人の言葉より強い力

シリーズ化している放辟邪侈(ほうへきじゃし)な振る舞いをする企業への苦悩。システム開発を手伝ってくれているベンダ様へ当方の稼働費(売上)を削って追加発注。「今回確定させた仕様以外一切責任を負わない」約束の下、機能追加をお願いしたことで収束させる。

去年の9月から当担当からは3名名前を連ねていたけれど、技術的な話についていけるのが自身のみだったので一人で回してきた。記録に残らない方法で要求をねじ込んでくる姑息なやり方を使い、会議でも「やってもらえないと困る」など、実名を挙げて批判したいくらいの最低な企業。企業対企業の営みではあるが、流石に堪忍袋の緒が切れたため「契約すら守らない御社の製品が世に出ようが出まいが知ったことではない。」反撃に転じ、手を切るために先述の通りベンダ様に最後の依頼をした。

自身が7月以降契約を更新しないこともあり、上役と面談した折に「よくやってくれている。」と感謝された。状況を伝えるために比喩を用いて「秋刀魚定食を頼まれたが、白飯の代金をごねて払ってもらっていない。いざ膳を出してみると『定食なのになんで白飯が付いていないんだ。』と恫喝してくる。鬱陶しいので『白飯くらいいいか』と思って出してやると、今度は『お新香が付いてて当たり前だろ。』と抜かす輩です。」と話すと、苦笑していた。

今までであれば、こころを病むような状況にもかかわらず、自身が荒れ狂うこともせず(もちろんハラワタは煮えくり返っていたが)今回は収束に持って行けたのか。

通勤途中の花や木に話しかけて助けてもらった。

マンションの玄関や個人宅、道沿い、職場ビル周辺に植えてある植物。

・アベリア
・ユリ
・ツツジ
・ヒメジョオン
・オオイヌノフグリ
・ドクダミ
・タンポポ
・沈丁花
などなど

家の観葉植物にも道中のお花たちにも「おはよう」「おやすみ」「いってきます」はもちろん「綺麗に咲いてくれてありがとう」「鮮やかな色で元気をくれてありがとう」こんな具合。

朝電車の中で言い合いの喧嘩に遭遇したら、その日一日嫌な気分になるようようなマイナスな力とは真逆の力。

人の言葉で励ましてもらうよりずっと強い力をもらっている。
毎日。

ありがとう。

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