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IRSの試験のために、米国大使館にパスポート認証を取りに行く

こんにちは。暑い日が続きますね。夕方に子供たちと散歩に行くのが最近の楽しみで、雲の少ない日には見晴らしの良い場所まで行って、夕焼けを見ています。日没が遅いのはこの時季が持つ特権だと思いながら、心地よい夕風を浴びています。

さて、ポルトガル語の勉強を細々と続けながら、将来の仕事のために、さらに興味のあることを見つけ、その勉強をしております。元々、英語を勉強していたのですが、その延長として始めたのが、IRSという米国の歳入庁が実施しているSpecial Enrollment Examという試験の勉強です。

税法や税務会計についてもっと知識を得たいと考えていました。日本の資格体系をみたときに、税理士試験は難易度が高く、合格するためには時間もかかるというのが、本などで調べた一般的なコンセンサスでした。

一方で、米国IRSの試験は、四択問題のコンピュータベースの試験であり、日本でも受けることが可能。英語の勉強をさらに進めながら、この分野を学び始めるという自身の用途に合いそうだ、と受験を決心したものです。

さて、ここからが本題です。IRSの実施するこの試験を受けるためには、PTINという番号を取得する必要があります。日本人がPTINを取得するためには、日本国のパスポートを、米国大使館で認証を受ける必要があります。このプロセスを行ってきましたので、もし同じような境遇の方がいらしたら役に立てればと思い、記録に残しておきます。

まず米国大使館のウェブサイトから入館の予約を取ります。

予約ができたら確認画面を紙で印刷して持参することが求められます。

9:00の予約に合わせて、大使館の正門に向かうと、10人程の列がありました。この列は、ビザの面接の目的でこられている方がほとんどですが、同じ列に並ばないといけないようです。

ラップトップが持ち込み禁止となっており、持参してしまった為に引き返している方を何名か見ました。因みに、傘は正門を抜けた後に傘置きがあるので、持って行って大丈夫でした。

正門を抜けると、荷物検査があります。これを抜けると、本館に入る動線を指示されますが、この本館に並んでいる列は、ビザ面接の列なので、パスポート認証の場合は、並ぶ必要がなく、入って左手の部屋に進み、用途を伝えていきます。

対応していただいた審査官の方は外国人の様でしたが、ほとんど英語を話さなくても、「はい、IRSの認証ね」という形で、パスポートを預けました。

次に支払い窓口に行きます。日本円に加えてクレジットカード、米ドルも可能で、私は米ドル紙幣で払いました。JCBのマークも付いていたので、使えるのだと思います。このパスポート認証には、50ドルでした。(2020年7月現在)

支払い証明をもらい、申請した部屋に戻ると、パスポートと、認証されたお目当ての書類をもらえました。

この認証された書類は、PDF化して、IRSのサイトでアップロードして、PTINの取得に進んでいくことになります。

因みに東京の米国大使館に行かれる方は、入館前の持ち物チェックや、終わった後に一息つくのに、こちらのスタバが雰囲気が良かったのでおすすめします。


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