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5歳、早生まれ男児、公文を始めた理由

我が家の長男は、早生まれ。
3月下旬に産まれた、ゴリゴリの早生まれである。

よく、早生まれのスポーツ選手が少ない、とか
自己肯定感を持ちづらい、とかマイナスなことが世間では言われている。

5年間、年長まで長男を育ててみて、確かにな…と思うことの連続だった。

2歳で保育園に入園した長男。
慣らし保育に1か月ちょっとかかった。
性格によるとは思うが、他の子よりも明らかに長かったので、第一子ということもあり、とっても不安になった。

年少にあがり、周りの子のほとんどがオムツを卒業していた。
長男は5歳時点でも夜はオムツをして寝ている。
トイレトレーニングは2歳の時から自宅で頑張っていたものの、実を結ばず…4歳になった後くらいにやっと卒業した。

遊び方もそうだ。
周りの子とのコミュニケーションがうまく取れず、というか会話ができず、1人で遊んでいることが多かった。
自分が楽しいと思うことだけを一直線にしてしまうので衝突も多かったようだ。

そんな長男。来年小学生になるのだが、字が書けなかった。
年中さんの時に、お友達からお手紙をもらって帰ってくることが増えたが、長男は字が書けないのでお返事が書けなかった。

お風呂にひらがな表を貼ったり、うんこドリルを買って一緒にやったり、サンタさんのお手紙を一緒に書いたり、絵本を読んだり、いろいろしたが、無理だった。
どうしても感情的になってしまうのだ。
親の未熟さが多いにあるのだが、なぜわからないかがわかならいのだ。

自分は3歳の頃から公文に通っていて、勉強面で苦労はしなかったものの、公文に通うことが苦痛で仕方がなかった。
苦痛な想いを我が子にはさせたくないと、絶対に通わせたくないと思っていたが、5歳になっても字が書けない・読めない長男を前に、そんなこと言ってられなくなった。

家庭でどうにかすることは無理だ、外部に頼ろう、効果ははっきりわかっている公文に通わせよう、とやっと重たい腰をあげた。

ちょうど無料体験2週間キャンペーンをしていた時期だったので速攻で申し込んだ。

公文1日目。
鉛筆がきちんと持てない。筆圧が薄すぎてみみず文字。もちろんひらがななんて読めない。
無理かも・・・と挫折しそうになった。

2週間続けてみた結果、どうなったかというと、、、、
え、まじで?と言いたくなるのだが、見事にひらがなが8割読めるようになったのだ。
筆圧はまだまだ薄いが、何を書こうとしているかは判別できるくらいはっきりしていた。

現在、公文を始めて5カ月。
自分の名前が書けるようになり、お友達へのお手紙も書けるようになった。
数字も1~10まで書けるし、100以上の数字も数えることができる。
妹に絵本も読んであげられる。

できる子にとっては、まだまだなレベル感かもしれないが、
この子、つい最近まで数字もひらがなも読めないし、書けなかったんです!!!!!

ああああもっと早く通わせてあげていればよかった。
文字が書ける、読めるというだけで、最近の長男は見違えるようにイキイキしている。
「僕、これ読めちゃうもんね~」と自慢げに色々な文章を読んで教えてくれる。

はやく、やっておけばよかった公文式。

早生まれの子には、何が何でも先取り学習が大事だと、心に刻んだ。
公文のペースもつかめてきたので、運動面や芸術面もちょっとずつ間に合わせではあるが、がんばろうと心に決めた母であった。

自己肯定感を高めるには、親からの言葉じゃ足りない。
実際に集団生活を送っている中で、人よりもできること、人並みにできることを増やしてあげる必要があるのだと学んだ母5歳であった。


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