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キャロルさんの奇跡講座レッスン #12

奇跡講座の最も初期からの学習者であり教師のひとりであるキャロル・ハウさんによる、ワークブックのレッスン講座の音声を、彼女のイキイキとした語り口にインスパイアされて翻訳を試みています💖

キャロルさんの奇跡講座レッスン12 元の講義はこちら→ A Course In Miracles- Lesson 12 - YouTube

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※ 今回もキャロルさんの説明に痺れる~!私は10年前にうっかりワークブックに手をだしてしまい、レッスン160を過ぎたところで恐怖体験をし、300を超えたあたりで死んだようになってギブアップしました…レッスンを行うのはただの義務感以外の何物でもなかったわー。苦痛だった。あの頃キャロルさんの講義に触れていたら、まったく違った体験になっていたはず!でも、すべてはタイミングですね。毎日の翻訳は時間がかかりますが、とっても楽しいです。
閑話休題。では、Enjoy!
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ハイ皆さん、レッスン第12回となります。
最初の12のレッスン、そして前半のかなりのレッスンが土台作りのために割かれています。それらは、その上に効力を発揮する新しい前提を構築していくための基盤となるものです。

まだ私たちにはこれがどの方向に導いているのかが見えないですね。これは言ってみれば、家を建てるために建築業者に依頼して(ところでここではティピやイグルーではなくて、普通の住宅のことを言っていますよ😃)、「家を建ててもらいたいんだけど、基礎に無駄なお金と時間をかけてもらいたくないの」と言うのと同じで、建築業者は「それは無理です、基礎のない家なんて建てられません」と答えるでしょうね(笑)それでも私たちがしつこく「ダメ、基礎は無しで家だけ建てて」と食い下がったとしても、決してうまくいかないでしょう。

そのように、レッスンの最初のパートは基礎作りであり、同時に治癒/矯正でもあります。なぜなら私たちが今まで作ってきた土台は、固い石ではなく、聖書で言うところの砂のようなものだからです。

レッスンのここでは、私たちの中に正しい方向付けのための土台を据えようとしているんです、私たちが現在従っているような良い/悪いの考え方の代わりに、正しい目的地に向かうための方向を指し示してくれています。

さて今回は「私の心が乱れているのは、意味のない世界を見ているから」とありますね。

前回までのレッスンでは、意味のない考え、意味のない形について扱ってきました。いつも形と思考は密接に関連しています。レッスンは「OK、ここが何とかしなきゃならない大きな問題があるところだよ」と伝えてくれます。

私たちは自分が見ている世界に形容詞をあてはめますね、レッスンで挙げている例は、「あなたが自分の心が乱れていると思っている理由は、恐ろしい世界を見ているから、暴力的な世界を見ているから、狂った世界を見ているから」、さらに加えて「醜い世界、思いやりのない世界、馬鹿げた世界を見ているから」と言うこともできるでしょう。そして周囲を見回してみれば、そこには沢山の心が乱れた人々が大勢いるのが見えるでしょう。

彼らの話を聞くと、彼らは自分の心が乱れているのを、ありとあらゆるもの  ー 選挙の結果から家族の問題、世界中で起こっている戦争などー のせいにしています。確かに世界はめちゃくちゃな場所のように見えてはいますが、「それは何も意味しない」と言ったら、きっとエゴの意識はそれを嫌うでしょうね!それでいいんです、嫌わせておきましょ、それは隅っこに置いといて、あなたがレッスンを行う邪魔をさせないように。

さあここには、こう書いてますよ。いつものように3、4回、1分程度行うのですが、「周囲をゆっくりと見回して、ひとつのことに注目し過ぎないようにします。あなたが特に良いと感じているモノも、特に悪いと感じているモノも、重要視しているモノも特に価値があると感じているモノも、ダメダメ、何を見ても同じように見て適用しなさい!」と言ってるわね。

その理由は、すべてのモノが実際は等価値だからです。あなたが世の中を見て、「恐ろしい世界が見える、危険なものが見える、気に入らないものが見える」と言うならば、それはまた「美しいモノが見える、良いモノが見える、心を満たしてくれるモノが見える」と言えることにもなるでしょう。

そういった形容詞には必然的に評価•判断が内包されているのです。あなたが「美しい世界を見ている」と言う時、意識は何らかの「醜い」世界という概念を保持していることが暗に推測できます。そしてその概念を保持しているということは、そういった醜いことが、いつかある時点であなたの世界に現れるということなの。

ですから、レッスンでは周囲をゆっくりと見回したあと、「けれども、私の心が乱れているのは、意味のない世界を見ているからだ」と言うのね、ふっふっふ。

それかもしくは、前のレッスンのように、「空っぽな何か」と言ってもいいでしょうね、実際には何も起こっていないのですから。そしてレッスンは大事な問いかけをしてきます。「もしそれが何も意味しないなら、そしてそれが良いとか悪いとかに関係がないなら、それらに悩まされる必要があるだろうか?意味をもたない世界に悩まされるなんてことがあるだろうか?」と。

さらに、「もしあなたが真実がただ現れるに任せたら、そしてそこにいることが出来たら、それは何と素敵なことだろう」と話しかけます。

わかりますか、レッスンはずっとこのように語り続けているのです、「あなたを本当に幸せにしてくれるものは全部、常に、ここにある、でもそれはブロックされているのだ」と。

私たちの意識の中に埃が積もっていなければ、愛そのものが、あらゆるものの意味を明らかにしてくれるだろう、と伝えているのです。

レッスンには具体的にこのように書かれています。「(世界は)意味を持たないからこそ、あなたは自分でこしらえた意味を書き込まずにはいられない」つまり私たちが見ているものは、自分のエゴ意識が個人的に経験したことから全てのものを解釈した結果でしかないのです。

言い換えると、あらゆる事象について私たちが考え出した結論、私たちが下した評価が、自分にとって世界がどう見えているかの原因となっているのです。

そして「その下に神の言葉が記されている」とありますが、わかりますか、ここでも再三コースは、他の何かがそこにはあるのに、私たちが混乱しているせいでアクセス出来なくなっていると教えてくれているのです。「」という言葉が出てきましたね。さあ、ここで初めて「」という言葉が現れます。

もしあなたが神という言葉で日曜学校で教わった神、空の上で裁きの書を携えて座っているどこかの聖人をイメージするなら、この言葉に抵抗を感じるかもしれませんね。とは、同じことなの。「あなたの記した言葉の下には、神の言葉が記されている」それを、「愛の経験」と置き換えて構いません。私達の言葉が消去された時に体験するのは、それなのです。

言いかえると、本当に存在しているリアリティ/実相の前に、私達が今現在の自分の意識状態という壁を作って覆い隠してしまっているということ。つまり私達が見ている世界の解釈の仕方は、私達の幸せの役に立っていないということなのです。

さあそこでお分かり頂けますね、これは大変重要なレッスンなのです。
私の心が乱れているのは、私が意味のない世界を見ているからだ
私は世界を自分自身の恐れに照らし合わせて解釈してしまった、そのせいで、ワオ、目の前にめちゃくちゃな世界が広がっている、でも同時に、もし私達が邪魔さえしなければ、そこは愛が現れることのできる場所にもなり得る。

さあ、そのためにも大掃除が必要ですよ!

では素敵な練習時間と一日をお過ごしください♡
バーイ♪

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