#188 キャロルさんの奇跡講座レッスン

奇跡講座の最も初期からの学習者であり教師のひとりであるキャロル・ハウさんによる、ワークブックのレッスン講座の音声を、彼女のイキイキとした語り口にインスパイアされて翻訳を試みています💖お手元にワークブックを準備してお聞き（お読み）ください♪

※ ワークブック訳は"There Is No Spoon "https://thereisnospoon.jp/blog-entry-822.html と、「奇跡講座 ワークブック編」（中央アート出版社）を参考にしています。

キャロルさんの奇跡講座レッスン188 元の講義はこちら→https://youtu.be/0u3FWyWncYI

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昨日から、頭の中をネガティブな思考がぐるぐるループして、わかっちゃいるけどやめられない！自家中毒のようになっています。助けてくれ〜！今日のレッスンはそんな私にまさにぴったりのタイミングでした。テキストもそうですが、コースをやっていると「え？見られてる？」というモーメントが頻繁にありますよね。「知られている」んですねー。さて、こういう時は運動だ！体を動かしてないからだ！ではこれから今日の祈りの言葉を繰り返しながらスクワットしてきます！皆さまも素敵な練習を♪—————————————————————

ハロー皆さん♪
今日も一緒にレッスンできるのが嬉しいわ。
私と同じくらい皆さんもここから得るものがあると良いけど。私はもう長年実践しているけれど、毎回状況は違いますから、いつも新鮮です。

レッスン188
神の平安が今、私の中で輝いている。

これは奇跡講座の共同執筆者、ビル・セットフォードのお気に入りのレッスンのひとつだったの。彼は好きなレッスンを10挙げるように言われて、最後にそれを記録に残してくれたのだけど、このレッスンがそのひとつでした。

さあ、こんなふうに始まります。

「どうして天国を待ってなどいるのでしょうか。」

なぜつながるのを待つのでしょうか。なぜ、愛を待ったりするのでしょうか。

「光を探し求める者たちは、ただ自分の目を覆っているだけです。光はもう既に彼らの内側にあるというのに！光明を得て悟るとは、ただ再び認識することでしかなく、変化することではありません。その光は、この世界に属するものではありません。だから自分の内側に光を携えるあなたも、同じように、この世界では異邦人です。
その光は、あなたの生まれ故郷からあなたと一緒にやってきたのであり、その光はあなた自身のものなので、あなたとともに留まっています。その光だけが、あなたの源である神の許から携えてきた唯一のものです。

その光はあなたの家を照らす光なので、あなたの中で輝いており、あなたを導いて、あなたがやってきた故郷である、あなたが安らぐことのできる場所へと帰還させてくれます。

その光が失われることはありえません。どうしてその光を未来の中に探そうとしたり、すでにその光は失われてしまったと信じたり、あるいは、一度も存在しなかったと信じたりするのでしょうか。その光が存在しないと証明しようとする議論が馬鹿げたものに思えるほど、その光は本当に簡単に見ることができます

自分の中に見ているものの存在を否認することなんて、誰にできるでしょう。自分の内側を見るのは難しいことではありません。そこがすべてのビジョンが始まるところだからです。

それが夢の光景（幻想）であれ、より真実の源から訪れる光景であれ、見えるものはすべて、内なるビジョンを通して見られたものの影でしかありません。
知覚は内なるビジョンから始まり、内なるビジョンで終わります。それ以外に知覚の源はないのです。」

内と外は、常にまったく同一なのです。

「神の平安が今、あなたの中で輝いており、あなたの心から世界中に延長してゆきます。神の平安は、命あるものを一つひとつ優しく包みこむために立ち止まり、そこに永遠にいつまでも残る祝福を残してゆきます。

神の平安が与えるものは永遠のものであるに相違ないからです。神の平安は、儚く無価値な思いのすべてを取り除いてくれます。」

永遠のものは時間とは無関係であり、そして儚いものとは時間と関係するものです。

「神の平安は、通り過ぎる際に、すべての疲れきった心に活気を取り戻し、すべてのビジョンに光を灯します。その贈り物はあらゆる者に与えられ、それを与えるあなたと、それを受け取るあなたに感謝を捧げることで、みんながひとつに結ばれます。」

おわかりのように、与えることと受け取ることが、またここでも繰り返し強調されています。なぜならこれを理解することが、まさに中心的な目的だからです。

「あなたの心の中の輝きは、世界が忘れてしまっていたものを世界に思い出させるだけでなく、世界もまたあなたにその記憶を呼び戻すのです。」

そう、あなたが内側で経験しているものが外の世界に映し出されるのですね。

「救済は、まったく計り知れない贈り物とともに、あなたから輝き出し、与え、そして、返されます。その贈り物の与え主であるあなたに対して、神自身が感謝を与えてくれます。そして、神の祝福の中で、あなたの中の光がよりいっそう輝きを増し、あなたがこの世界に差し延べる贈り物に加わってゆきます。

神の平安を封じ込めておくことなど決してできません。神の平安が自分自身の中にあると気づいた者は、それを与えずにはいられません。」

与える与えないの選択肢はないんです。それはただ自然と溢れ出すのです。

「そして、それを与えるための手段は、彼が理解することです。彼は、自分の中にある真理に気づいたがゆえに、赦します。
今、神の平安はあなたの中で、そして、生きとし生けるものの中で、輝いています。

静寂の中で、神の平安は至るところに認識されます。あなたの内なるビジョンが見るものは、この宇宙についてのあなたの知覚だからです。

静かに座って、目を閉じてください。あなたの内なる光があれば、十分です。」

電球の明かりのような光のことを言ってるんじゃありませんよ。理解と、そして理解を超えたところにあるもののことを言っているんです。

「その光だけが、真の視界という贈り物をあなたに与える力を持っています。外側の世界を遮断して、あなたの想念を内なる平安へと飛翔させてください。あなたの想念はその道を知っています。外側の世俗的な夢に穢されていない純粋な想念が、神自身の神聖な使者となるからです。

あなたはこうした想念を、神とともに思考しています。それらの想念は、自らの故郷がわかっています。それらは確実に、自らの源である、父なる神と神の子がひとつである場所を指し示します。

神の平安がそれらの想念を照らしますが、あなたの許にも留まっているに違いありません。なぜならあなたの心が神の心の中で生まれたのと同じように、それらの想念はあなたの心の中で生まれたものだからです。

それらの想念は、あなたを平安へと連れ帰ってくれます。その平安こそ、それらが、どのようにしてあなたが帰らなければならないかをあなたに思い出させるためだけにやってきた場所なのです。

あなたが聞く耳を持たなくても、それらは父の声を忘れません。そしてあなたに優しく、あなたの真の姿についての神の言葉を、空想や影法師の代わりに受け入れるようにと促してくれます。

これらの想念は、あなたが神とともに、生きとし生けるものの共同創造者であることを、あなたに思い出させてくれます。神の平安があなたの中で輝くとき、その輝きは命あるものすべての上にも必ず輝くからです。

私たちは今日、内側にある光にいっそう近づくための練習をします。

自分たちの散漫な思考をまとめて、それらを優しく、神と分かち合うすべての想念と調和するようになる場所へと連れ戻します。それらの想念を迷子にさせてままにはしません。私たちの心の中の光にこれらの思いを導いてもらい、故郷に連れ帰ってもらいます。

私たちはこれまで、それらの思考を見捨てて、私たちから離れてゆくようにと命じてきました。けれども今、私たちはそれらの思考を呼び戻し、それらから奇妙な願望や歪んだ望みを洗い流します。私たちは、それらの思いが受け継いでいる神聖さをそれらの思いに取り戻させます。」

散漫な思考とは、私たちのエゴの思考を表しています。私たちが「分離した思考とはどんなものだろう」と思ったとたんに、それを基盤にして分離した自己にまつわるあらゆる感覚が生じたのですね。こうした分離の感覚こそ、私たちが目を向けて考え直さなければならないところなのです。レッスンはそのことを述べているんですね。

「こうして私たちの心は、それらの想念とともに回復します。そして私たちは神の平安が今なお私たちの中で光り輝き、それが私たちの生命を分かち合っている生きとし生けるものに注がれ、輝くのを認識します。

私たちは、すべての命あるものたちを赦し、自分が世界から受けたと思っていた仕打ちについて全世界を放免します。私たちこそ、自分が望む通りに世界を作り出す当事者だからです。

私たちは今、この世界が無垢であり、罪が無く、救済への扉が開かれたものとなることを選択します。

そして、次のように言いながら、世界に救いの祝福を注ぎます。

神の平安は今、私の中に輝いている。
その同じ平安の中で、すべてのものが私に輝きを向けてくれますように。
そして、私がそれらを自分の内なる光で祝福できますように。

この上なく崇高なレッスンです。
繊細で驚くべき人物であったビルが、このレッスンをとっておきのレッスンとして選んだ理由がわかるでしょう？

このレッスンがあなたにとってもそうなってくれると嬉しいです。そして今日も素晴らしい一日にしてください。あなたの光で照らして！

また明日もここで会いましょう。
グッバイ♪

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