![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111250010/rectangle_large_type_2_2f8b27730863dd84708d8f28e8dfe33e.png?width=800)
#183 キャロルさんの奇跡講座レッスン
奇跡講座の最も初期からの学習者であり教師のひとりであるキャロル・ハウさんによる、ワークブックのレッスン講座の音声を、彼女のイキイキとした語り口にインスパイアされて翻訳を試みています💖お手元にワークブックを準備してお聞き(お読み)ください♪
※ ワークブック訳は"There Is No Spoon "https://thereisnospoon.jp/blog-entry-822.html と、「奇跡講座 ワークブック編」(中央アート出版社)を参考にしています。
キャロルさんの奇跡講座レッスン183 元の講義はこちら→ https://youtu.be/gN9uyvheV-g
ハロー皆さん♪
今日も皆と共にレッスンを行えるのを嬉しく思います♡
レッスン183
私は、神の名と自分自身の名に呼びかける
このレッスンには多くの詩的表現や比喩がもちいられています。ワークブックには、知的に明快に理解できるレッスンと、文字通りの表現のままでは理解しづらいレッスンが混在しています。
では、いきましょう。
私は、神の名と自分自身の名に呼びかける。
私は愛と無垢性とワンネスに呼びかける。
「神の名は神聖なものであっても、あなたの名よりも神聖なわけではありません。
神の名を呼ぶことは、あなた自身の名を呼ぶことにほかならないからです。父は子に自らの名を嗣がせ、そうすることで、子が自らと同一のものであることを明らかにします。
子の兄弟たちも彼の名前を共有し、そうして、兄弟たちは、自分たちのアイデンティティーの拠り所となる絆でひとつに結ばれます。
たとえあなたが本当は誰なのか知らない世界の中にあっても、たとえあなたがまだ自分が何者か思い出していなくても、あなたの父の名があなたに自分が誰なのか思い出させてくれます。」
このように、私たちは家族なのです。全てがワンネスにあるということを表すメタファーなのです。
「神の名(愛、平安。そうした経験)を聞けば、必ず何らかの反応が起こるし、その名を口にすれば、必ず心の中で、あなたに神(これがあなたの真実の姿だということ)を思い出すようにとの呼び声がこだまします。
神の名を口にすれば(愛を思い出すということです)、あなたは自分の立つ場所を取り囲むようにと天使たちを招待することになります。天使たちは天国の歌を歌いながら、あなたを安全に守るために翼を広げ、あなたの聖性を侵害しようとするこの世界の思いのすべてからあなたを保護してくれます。」
その歌とは、卑小な世界のプログラミングと条件付けを見抜けるようにし、それが真理でないことを明らかにしてくれるということを意味します。
「神の名を繰り返してください(真理を知りたいと望んでください)。そうすれば、それに呼応して全世界が幻想を放棄します。この世界が大切にしている夢のすべてが突然去ってしまい、それらの夢があったように見えた場所(「見えた」だけで実際は存在しないんですね)に、あなたはひとつの星を見つけます。それは恩寵の奇跡です。
病んだ者たちは、彼らの病んだ思考を癒されて、臥せるのをやめます。目の見えない者は見えるようになり、耳の聞こえない者は聞こえるようになります。悲嘆に暮れる者は喪に服すのをやめ、幸せな笑い声が訪れて世界を祝福するので、苦痛の涙は乾きます。」
そう、私たちに罪はなかったのです。私たちが一体性を失うことは一度もなかったのです。
「神の名を繰り返してください。」
この「神の名」とは、ワンネスを求める欲求、私たちの真実の姿を見せてほしいという願いです。「そうすれば、取るに足らない名前の数々はその意味を失ってしまいます。神の名、愛を前にすれば、いかなる誘惑も、ただ名もなき望まれないものになり果てます。それらは、あなたが与えていた神という名前を失ったのです。
以前には、あなたはそれらの取るに足らない名前の代わりに神の大いなる名を与え、それらを神と名づけて、あなたは恭しくそれらの偶像の前に佇んでいましたが、それらは、あなたにとって名もない無価値なものとなったのです。」
私たちが自分を守ってくれるものと思い込んでいたものが無価値になります。私たちは他の人や物、誰かとの関係などが自分を守ってくれると思い、頼ってきました。それらを自分の神としてきたのです。彼らに神の名を与え、この世界の中で安心と平安と愛情を与えてくれることを願って崇拝してきたのです。
「神の名を繰り返すことで、あなたの自己を呼び起こしてください。あなたの自己の名は神の名だからです。神の名を繰り返してください。そうすれば、地上の取るに足らない名もなきものすべてを正しく見られるようになります。
神の名を呼ぶ者たちは、名もなきもの(エゴ)を神の名(あなたの真の姿)と取り違えることも、罪を恩寵と、身体を聖なる神の子と取り違えることもありません。
そして、あなたが静寂の中で兄弟とともに座し、静かな心の中で彼とともに神の名を繰り返して彼とひとつに結ばれるなら、あなたは自分の心の中に神自身(ワンネス)と神の子(すべての私たち)に到達する祭壇を建てたことになるのです。
今日は、ただ、ゆっくりと神(愛)の名を何度も何度も繰り返す練習をしてください。神の名以外はどんな名前もすべて忘れてしまいなさい。神の名以外には何も聞かないでください。あなたの抱く思いすべてを神の名(愛に関係すること)に固く結びつけてください。
練習を始める際に、今日の考えを一度だけ言ったら、それ以外には言葉を使わないようにします。
そうすれば、神の名(愛を切望する心)が私たちの抱く唯一の思い、唯一の言葉、私たちの心を占める唯一のものとなり、私たちの持つ唯一の願い、意味を持つ唯一の音、そして、私たちが見たいと切望し、自分のものと呼びたいと思うすべてのものの唯一の名となります。
こうして、私たちは決して拒まれることのありえない招待状を差し出すことになります。そうすれば、愛/神が訪れて、その招待に答えてくれるでしょう。
この世界が大切にする偶像の名で神に呼びかける者たちの取るに足らない祈りを、神が聞き入れるなどと思わないことです。」
つまり『神さま、新しい車が手に入りますように!』なんて祈らないように、ということよ。
「偶像の名で神に呼びかけることで、彼らの祈りが神に届くことはありえません。神が神自身でなくなるようにという頼みや、神の子が神の名以外の名前を受け取ることができるようにという頼みなど、神には聞き入れようがないからです。
神の名を繰り返してください。そうすれば、あなたは神のことを現実の唯一の創造主だと承認することになります。」
エゴはいつも創造主そしてあらゆる重要事項の座を狙っているんです。だから神を唯一の創造主だと認めましょう。
「あなたはまた、神の子とは、神の名において創造し続ける神の一部のことだと承認することになります。
静かに座して、神の名という想念だけがあなたの心を完全に包みこむようにさせてください。この神の名以外のあらゆる思いを静めてください。そして、すべてのほかの思いに対しては、この神の名でもって答えるようにしてください。そうして、存在するすべて、これから存在することになるすべてのものに唯一の名前が存在するとは気づかずにあなたが自分の思いに与えていた無数の名前に、神の名(全一性)が取って代わってゆくのを見てください。
今日、あなたは恩寵を体験する境地に到達できます。
あなたは、この世界のあらゆる束縛から逃れて、自らが見出したその同じ解放をこの世界に与えることができます。あなたはこの世界が忘れてしまっていたものを思い出し、自分が思い出したものを世界に差し延べることができます。
あなたは今日、自分自身の救済だけでなく世界の救済のために自分が担う役目を受け入れることができます。そして、あなたの救済と世界の救済の両方を完璧に達成することができます。」
これはもちろん、私たちが自分で行うことではなくて、これが起こるままになるのを受け入れるということよ。
「自分の解放のために神の名(愛)に頼ってください。そうすれば、解放はあなたに与えられます。自らの解放を神の名に求めること以外にいかなる祈りも必要ありません。神の名にはすべてが含まれているからです。
神の子が父の名を呼ぶとき、言葉は重要ではないし、何かを頼む必要はありません。父の想念が子自身の想念となるからです。
子は、父が与えてくれたもの、今なお与えてくれるもの、これから永遠に与えてくれるもののすべてを自らのものとして求めるのです。
子は自分が作り出したと思っていたすべてのものを今、名もなきものとするよう神に呼びかけ、それらの代わりに神の名が置き換わり、それらが無価値であると自分が判断できるようになることを神に頼みます。
すべての卑小なものは沈黙します。
取るに足らないざわめきは、いまや音を失うのです。
地上の卑小なものは消え去りました。宇宙は、唯一、神の子だけで成り立っています。神の子は父の名を呼びかけています。これに父の声が、父の神聖な名において答えます。
この永遠の静かな関係の中では、親交/コミュニケーションは言葉をはるかに超越し、なお、言葉によって伝えることができるいかなる深みと高みをも越えるところに永遠の平安があります。父の名において、私たちは今日、この平安を体験します。そして神の名において、この平安は私たちに与えられるのです。」
愛の名に呼びかけて、それを自分にとって最も大事なものとしましょう。そしてあなたの人生で起こるものごとが変わってゆくのを見守ってください。
素晴らしい練習にしてください。
明日もきっとまた待っていますよ♪
良い一日を!
サポートありがたく頂戴します。学びたい本や海外のACIM講座などのために使わせて頂きます!thank you♡