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#105 キャロルさんの奇跡講座レッスン

奇跡講座の最も初期からの学習者であり教師のひとりであるキャロル・ハウさんによる、ワークブックのレッスン講座の音声を、彼女のイキイキとした語り口にインスパイアされて翻訳を試みています💖お手元にワークブックを準備してお聞き(お読み)ください♪

キャロルさんの奇跡講座レッスン105

元の講義はこちら→ https://youtu.be/OUVB9cB55gg


こんにちは皆さん♪ここまで辿り着きました。
レッスン105
「神の平安と悦びは私のものである」

その通り、それはあなたのものです!
「今日私たちはそれらが私たちのものであると知って、それらを受け入れる」というよりも、それらは私たちのものである以上に、私たちそのものなんです。
それらは、私たちという存在の中に織り込まれている、私たちを定義する特徴なのです。

今日は、この平安と悦びという贈り物が私たちが受け取るにつれて、増大するということを、理解しようと試みます。
それはこの世界とは異なりますね。
「この世界では、与える者は与えることによって失い、受け取る者は与える者が失う分だけ豊かになる」
そうなると、これが贈り物でないことは明らかですね!それは取引きであり、罪悪感から出来ています。

本物の、真の贈り物には、まったく何の損失も伴いません。実相においては、ひとりが失うことによってもうひとりが得る、ということはらあり得ません。

さて、続く4回のレッスンでは、まさにこの点に焦点が当てられることになります。これは非常に重要な概念であり、今までの私たちにとっては全く認識が混乱しているところです。

私たちが「オーケー、私はあなたにこれをあげよう」と言う時、実際には心の中で、何かお返しが返ってくるのを期待しています。これは贈り物ではなく、取引きです。レッスンが言っているように、「一時貸与」であり、同価値の何か、または付加価値をつけた何かで返済されることになっています。

この、与えて受け取ることに関する歪んだ認識によって、私たちが与える贈り物からすべての意味が剥ぎ取られていき、私たちには何も残りません。

本来は与えることが、受け取ることのいわば「王道」であるのに、私たちが敷いた道の上では、それが不可能となっています。

このコースが掲げる主要な学習目標のひとつは、こうしたこと全てを整理し把握して、受け取ることができるようにすることです。

与えることが恐れの源となってしまいました。なぜなら私たちが、与えることと失うことを結びつけてしまったからです。

したがって、与えることを避けるために、私たちはたった一つの手段、幾つもある選択肢の一つではなく、受け取るためのたった一つしかない手段を避けてしまっているのです。

これは、いわば、自分で自分の首を絞めるようなものです。
一刻も早くそこから抜け出さなければなりません。
だから、の平安と悦びを受け入れましょう。
そして、与えること、受け取ることに対する別の見方を見つけましょう。

この贈り物、本当に真の贈り物は、決して減ることがありません。
真の贈り物は、与えると、増えるのです。

これを聞いている皆さんには、何らかの理由で心を動かされて、自分自身やサービス、お金、時間、人の話を聴くなどの出来ることを、何の隠れた意図もなく提供した経験があるのではないでしょうか。ただ、その人たちのためにそこにいて、素晴らしい体験をしたような、そんな経験があるのではないでしょうか。

例えば、ハリケーンや災害の現場にボランティアに行った人の話を聞いたことがあります。そこには何の意図もなく、本当に助けを必要としている人たちが助けを必要としていることを知って、駆け付けたのです。そして彼らは、「人生で最も豊かな経験だった」と言って帰って来ます。
それは、彼らが自分の持っているものを、見返りを期待せずに与えたからです。ハリケーンの被災者から見返りに何かを貰えるということではありません。誰もが何らかのこのような経験をしているのですが、それがどういうことなのかは、きちんと理解していないのかもしれません。


そしてレッスンのこの発言は、とても興味深いものです。
「私達が自分に対する神の贈り物として平安と悦びを受け入れるとき、天国の平安と悦びはより強まる」
創造主が愛と悦びと平安、すべての素晴らしい体験を注ぎ、私たちがそれを受け入れると、創造主の喜びは増し続けるのです。そのようにして創造がずっとずっとずっと、続いていくのです。与え、受け取ることを繰り返し、平安と悦びが無限大に増大してゆくのです。

それは、限界のないものを無限のものに、永遠を時間を超越したものに、そして愛をそれ自体へと延長していきます。

それは、すでに完全なものに対して加えるのであって、単に付け足すということではありません。もしそうなら、その前に適正な量の平安と悦びがなかったことになるからです。

これは自ら溢れ出すことを抑えきれないものが、ずっと増え続けるということです。

続けて、このような美しく描写があります。
「すべてを自らのために永遠に確保するという目的が成就されるのである」

テキストの最初のほうに、「所有するためには、すべての者ににすべてを与えなさい」と書かれている箇所があります。

これは、自分の家具や家、服や食べ物をすべて分け与えるということではありませんよ。もちろんそれも与えたいと思うかもしれませんが、これは、私たちの気持ち、私たちの意図、私たちの願い、私たちの、ただ誰かに愛情を注ぎたいという気持ちについて述べているのです。

それからレッスンは、「そうしなさい」と私たちに求めます。平安と悦びを、私たちのありのままの姿として受け入れることが、求められています。

私たちがこの世界で定義するような完成の仕方ではなく、愛による完成の定義通りに、愛を完成させるのです。そうやって私たちは、愛を完成させるものが私たちを完成させるのだと理解するのです。

言葉が少しまどろっこしいですが、これの意味するところは、私たちが与えて失うことはあり得ない、ということです。

創造主が私たちにその贈り物が与えるとき、失うことはありません。それは私たちも同じです。

だから、この平安の中で悦びの贈り物を受け取りましょう、そうすればはあなたに感謝するでしょう。

さて、今日の練習時間は、いつもとは少し違った形で始めるようお願いします。
あなたが嫌いな人を、敵を思い浮かべてください(笑)
あなたの気に入らないという理由で、あなたから平安と喜びを否定された人です。

あなたは相手がそれに値すると思っていませんし、あるいは、その人の幸せを願うなんて思ってもみないでしょう。

ここで、あなたは自分で自分を否定しているのです。というのも、あなたが明確に、ある種の情熱をもって、相手にこれを拒否したからです。

そして、このような興味深い文言があります。
「そこで、あなたは平安と悦びを自分自身に拒否したのである」

これは、あなたが地理的な位置に戻るという意味でも、人間関係の中に戻るという意味でもありません。
これは、その人の愛と平安と悦びを願わなかったことを認識するために戻らなければならないということです。
そして今、あなたはそれを考え直す必要があるのです。

あなたがこれらの贈り物を差し出していない敵のことを思い浮かべ、以下の文にそれぞれの名前を入れてください。

「私の兄弟である〇〇さんに、平安と悦びを差し出します。それにより、私もそれらを自分のものにすることができるように。それが唯一の方法なのです」

これは、コースが、いわゆる他の人たち、いわゆる兄弟たちを通して間接的に私たち自身に最終的に良い影響を与えるために使う、ちょっとやっかいな回り道ですね。

そう、こうすることで、私たちのためにあるすべての贈り物を認識できるようになり、私たちの成功を妨げるものから自由になることができるのです。

さて、私たちはこの平安と悦びの贈り物を受け取ることができます。それは私たちが喜んで与えたものなのですから。そう、私が与えるものを、私は受け取ることになるのです。

そして私はこの最後から二番目の段落が大好き!

「あなたは今日、必ずうまくいくだろう」
うまくいくことを願っています、とは書いてありません、「あなたは必ずうまくいく」です。もしあなたが本当にこの、「与えることと受け取ることは同じ」とする、言うなれば〈天の計画〉に従うなら、必ず成功するんです。

だからあなたが体験したいことを、すべて与えましょう!

の平安と悦びは私のものだ」と言って、確信に浸りましょう。

そうです。
私はこれを受け入れる。創造が増大する。気分が良くなる。この気持ちを分かち合いたくなる。すべてうまくいく。

今日は5分間練習しますが、できれば、何度も繰り返してください。

「私の兄弟よ、平安と悦びをあなたに捧げます」

私がこれを差し出すことで、なぜうまくいくかというと、私が差し出すものは、私の心の中にあるからです。
覚えていますか?私の心の中にあるもの、私が意識を向けたものが、私の体験になるということを。

もし今日、誰かにイライラして、その人の幸せを願っていないとしたら、できるだけ早く気持ちを切り替えて、できる限り真剣に、「平安と喜びを〇〇さんに捧げます、そうすれば私はこの平和と喜びを自分のものにすることができます」と言うようにしましょう。

「私はあなたに対する気持ちを変えていかなければならない、なぜなら、そうすることで、私が悦びと平安を受け取るのだから」

それでは、今日も素敵な練習を♪
またお会いしましょう♡


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