#107 キャロルさんの奇跡講座レッスン
奇跡講座の最も初期からの学習者であり教師のひとりであるキャロル・ハウさんによる、ワークブックのレッスン講座の音声を、彼女のイキイキとした語り口にインスパイアされて翻訳を試みています💖お手元にワークブックを準備してお聞き(お読み)ください♪
キャロルさんの奇跡講座レッスン107
元の講義はこちら→ https://youtu.be/fYHLLZOb038
ハロー皆さん、ようこそ!
レッスン107「真理は、私の心の中のすべての誤りを訂正する」
真理とは、単なる知的な考えのことではなく、愛の臨在/プレゼンスのことです。
これらの異なる言葉はすべて、同じものを指し示しています。ですから、愛のプレゼンスを自覚することは、私の心の中の誤りを正すということです。なぜなら、誤りというのは明らかに、愛で無いものを指しているからです。
「真理以外に何が、幻想を訂正できるだろう。そして、誤りとは、その正体が認識されていない幻想以外の何だろうか。」幻想とは、認識されていない私たち自身に関する観念のことです。
「真理が訪れたところでは、誤り(や幻想、観念)はただ消え去る。」それらは痕跡を残さず、ただ消えてしまうのです。
誤りは信じられなければなければ、生命を持たないので、ただ消え去るのです。
「自分は大丈夫じゃない」というあなたの思い込みは実相のものではないから、自分がそれがおかしな考えだったと気づけば、その観念はすべて消えてしまうんです。なぜなら、そもそもそれが真実ではなかったからです。
「塵から生じたものは塵に帰り、ただ真理だけが残る。」
塵のような考え方は消えていき、真理、実相の実体、そして愛と真実だけが残るのです。
それからレッスンはこう問いかけます。
あなた自身についての「幻想を持たない心の状態がどのようなものであるか、あなたには想像できるでしょうか。」
思い出してみてください、それはほんのわずかな時間だったかもしれませんが、あなたの平和を邪魔するものが何もなかった時にどう感じたかを。自分は愛されていて安全であると確信していた時のことを。
そして、その瞬間がずっとずっと永遠に続くとしたら、どんな感じなのかを思い浮かべてみてください。
そして、その静寂の感覚を百倍にし、それからさらに百倍に増大してみてください。
今、あなたは私たちの実相についての真実の本当の全能の輝きの真理が明らかになった時に自分の心がどのような状態に休らうことになるのかについて、ほんのわずかなヒントを得たことになります。
恐怖は存在し得ません。疑いもないはずです。
攻撃もありえません。
真理がここにある時、苦痛は終わっているのです。
苦痛とは、自分自身について、真実ではない何かを信じていることだからです。罪悪感であったり、自分は大丈夫ではないという思い込みです。そんな一過性の、死の考えを入れる余地はありません。
あなたについての真理、そしてすべてのものについての真理があなたの心を完全に占有し、儚いもの、つまり時間や空間に関係するすべてのものに対する思い込みから、あなたを完全に解放してくれます。
エゴなど、そんなものはどこにもありません。
なぜなら、いったん真実が訪れると、それらはどこにも見つからないからです。今や真理があらゆる場所を占めているのですから。
真理とは体験です。真理を体験すると、それは全き悦びであり、全き平和です。他のすべては意識から消えます。
なぜなら、それはもうそこにはないものだからです。
「真理がひとたび訪れたなら、しばらく留まって姿を消したり、何か別のものに変わるということはありません。形を変えることも、訪れたかと思えば去っていき、また訪れるといったこともしません。それはこれまでと全く同じであり続け、必要なときにはいつでも頼りになり、世界が提示する外観が生み出すあらゆる困難や疑いのように見えるものの中にあっても、完璧な信頼感を抱いて頼りにできるものであり続けます。」
世の中の外観は、ただ吹けば飛んでしまうようなものです。
「真理があなたの心の中の誤りを正すとき、」とありますが、この「誤り」とは、私たちを小さく、分離し、重要でないと感じさせる、現在のプログラミングです。
真理はその翼の中に、完璧な不変の愛の贈り物を携えてやって来ます。その愛の贈り物は弱まることがなく、ただ痛みの向こう側を見据え、確実に、癒しの贈り物をもたらすのです。真理は防御を必要としません。真理には攻撃も防御も全くないのです。
「幻想は真理のもとに運ばれて正されることが可能です」これはつまり、自分の中の臨在/プレゼンスのもとに、ということ。
今や私は自分について信じているすべてのことをありのまま見ることができます。私の中の真理は、それを見抜いて、「これまであなたが信じて来たことを見てご覧なさい!」と言うのです。
そしてその逆はありません。
自分の小ささや欠如についての思い込みが、真理に取って代わることはないのです。
それからまたこのように繰り返されます。
「私たちについての真理は、現れては去るということも、移り変わることもなく、あれこれと変化することもなく、捉えがたいものでも、そこから逃れられるものでも、把握しづらいものでもありません(笑)
真理が隠れることはありません。それは明るい光の中に存在し、そこに近づくための道は明白です。
誰であれ、真理を追求し、成功しない者はいません。
言い換えると、「どこにでも存在している愛を見たい」と思えば、それが見えるようになるのです。それを邪魔するものは何もないのです。
「今日という日は真理に属している」それは、あらゆる善、美、真、そして愛に満ちたものに意識を向けなさいということです。真理とはそれだから。そうすればそれが、あなたに返ってきます。
私たちは苦しんだり、死にゆくためにあるのではありません。
私たちを創ったものは、その夢が消え去ることを意志しています。
だから、真理がそれらをすべて正すようにしましょう。この場で、未だこの時間と空間の世界にいる間においても、この狂った考えを捨て去りましょう。
「私たちは、自分が持っていないものを求めるのではない」と書いてあります。
私たちはただ、私たちのものと認識できるよう求めているのです。
今日は、私たちの中にある真理から生まれたものへの確信を抱いて、幸せな気持ちで練習しましょう。
今日、幻想の中をふらついた不確かな足取りで進むことはしません。
自分はちっぽけな人間で、この大きな世界は自分など、私のことなんて全く構わないんだ、などと考えているとき、足取りはおぼつかず、ちょっと不確実で、あまり安全だとは感じないことでしょう。
しかし、今、私たちは、自分が生きていること、望みを抱き、呼吸し、考えていることを確信しているのと同じように、今日の練習の成功を確信します。
私たちは今日、真理に向かっていることを疑わず、私たちの練習の中でその自覚を明らかにするために、真実を頼りにするつもりです。
さあ、彼(Him)に尋ねることから始めましょう。大文字のHの言葉、例えばこの彼(Him)やThey areなど、大文字のTの言葉は、一見個々に見える私たち全員、集合的な真のプレゼンスを指しているのです。
聖霊、もしくは直感や心の中にある導きの感覚と呼んでもいいのですが、その存在に、あなたと共にいてもらい、一緒に歩む道すがら、その存在をあなたが自覚していられるようにして欲しい、と頼むことから始めます。
そして、あなたが肉と血と骨でできているのではなく、自己と同じ想念によって創られていることを思い出してください。
彼に命の贈り物をしたのと同じ想念が、私たちの自己にもあるのです。
それから、ここが複雑な部分ですがあまり気にしないで読み進めるように。
「彼はあなたの兄弟であり、父が知るあなたとまったく同じものなので、あなた方は二人とも同じものである。」
それはあなた自身であり、あなたはあなたと一緒に行きたいと頼んだのです。
これはあなたの意識、自覚、プレゼンスであり、無限であり、永遠であり、愛であり、平安と悦びを内蔵しているのです。
そのすべてが、いつもあなたとともにあるのです。なぜなら、それがあなただからです。
他の何かを一緒に連れてくるのではなく、これが私たちの姿なのです。私たちはその方向に進み続けなければならないんです。これが私たちなのだから。
「真理は、私たちが別個の存在であると告げる、心の中のすべての誤りを正してくれる。」
今日、私たちは心の中でこの自覚に語りかけ、真理の果たす機能を、私たちを通して全うさせる誓約をします。
彼の機能を共有することは、その悦びを共有することなのです。
そして、彼の悦びに、私たちの喜びも加えましょう。
この確信は、私たちとともにあるのです。
真理、つまり、私の本当の姿は、私が今、真実だと思っている卑小なものについてのすべての誤りを正してくれるのです。
そして、私は自分自身である彼に安住します。「私」という何か大いなるものが存在するという智識に安住します。大いなるものである私は、安全なのです。
そして、彼があなたを真理のもとへ優しく導いてくれるでしょう。
あなたを深く静かな安らぎで包み込むので、私たちは元の時間と空間の世界に、いやいや戻ることになるのです。
というのも、それはとても素敵な体験だからです。
それでも、私たちはこの世界に戻ることを嬉しく思うでしょう。なぜなら、この真理が私たちに知られ、私たちがそれを生きるとき、私たち全員がずっと素晴らしい人生を生きることができるという約束をもたらす事が出来るようになるからです。
そして、このような変化は、私たちがほんの5分間を贈るたびに増えていくと書かれています。
そして、世界を取り巻く誤りは、私たちが心の中で訂正することによって訂正されるでしょう。
今日、あなたの機能を忘れないでください。
あなたが自信を持って「私という存在についての真理、私の愛についての真理が、これらの誤りを正してくれる」と言うたびに、「誰も私を愛してくれない」という観念が一掃されます。あなたは全世界を代表して語るのであり、自分自身を解放すると同時に、この世界を解放しようとする彼に代わって語ることとなるのです。
素晴らしい練習時間にしてください。
また明日会いましょうね!
バ〜イ♪
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