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#126 キャロルさんの奇跡講座レッスン

奇跡講座の最も初期からの学習者であり教師のひとりであるキャロル・ハウさんによる、ワークブックのレッスン講座の音声を、彼女のイキイキとした語り口にインスパイアされて翻訳を試みています💖お手元にワークブックを準備してお聞き(お読み)ください♪

キャロルさんの奇跡講座レッスン126

元の講義はこちら→ https://youtu.be/QCYxc31juYU


※なななんと!今回はキャロルさんがほとんどワークブック全文を、ほぼ言い換えたりする事なく読み上げるという回です!
読み上げてるだけなんだけど、声のトーンや抑揚が楽しげで、できれば是非、YouTubeで音声を聴きながらワークブックを広げてみて下さいね💓
では、enjoy⭐️

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ハロー親愛なる皆さん
レッスン126
「私が与えるものはすべて、私自身に与えられる」

私のワークブックには、このタイトルに黄色い蛍光ペンでマーカーが引かれています。
私のワークブックはとっても古くて、絶縁テープであちこち補強してるんですよ、バラバラに解けちゃうのでね!  

他の本も持っているんですが、この最初に手に入れた本が好きなの。

さて、今日の概念は中心的な概念であり、何度も繰り返し伝えられるものです。

レッスンはこのように始まります。 

「今日の主題概念は、エゴとこの世界の考え方にとっては完全に異質なものであるが、このコースがもたらす思考の逆転にとっては決定的に重要なものである。

 もしあなたが、この概念が告げる通りのことを信じていたなら、完全に赦すことにも、ゴールに確信を持つことにも、何の問題もなかっただろう。

 あなたは救済が自分にもたらされるための方法を理解していただろうし、今それを使うことにも躊躇しなかっただろう。

 では、あなたがこの概念の代わりに何を信じているかについて考えてみよう。あなたにはほかの人々が自分から離れて存在しているように見えており、彼らがあなたの考えに何の影響も与えずに行動することができ、あなたも彼らの考えに何の影響も与えずに行動できるように思えている。

したがって、あなたの態度は彼らに何ら影響を与えず、助けを求める彼らの懇願も、あなた自身のそれとは何の関係もないかのようである。

さらには、彼らが罪を犯しても(あなたにとって酷いと思われる彼らの行動のこと)、それがあなた自身についてのあなたの知覚に影響することはなく、あなたが彼らの罪を裁いても、あなた自身はその咎めから離れて心安らかでいられると、あなたは考えている。

 私たちがこのようなやり方で罪を「赦す」(この鉤括弧つきの「赦す」は、免じてやるといった意味の許しであり、コースの言う「赦し」ではありません)とき、あなた自身に直接益となるものは何もない。

あなたはただ、自分が赦す相手よりも自分の方が善良で、より高い位置にいる事を示すために、慈悲に値しない相手に慈悲を与えるだけである。

彼の罪は、彼をあなたと真に対等な立場よりも低いところに引きずり下ろしたのだから、彼はあなたから授けられる情け深い寛容さという身に余る贈り物を受けるに値する者ではない。

彼には、あなたの赦しを要求する権利はない。このような赦しは、彼に贈り物を差し出すだけで、あなた自身には何も与えない。

 そうなると、赦しはおおむね根拠のない不確かなものとなる。慈善的な気まぐれ、情け深いが相手には不相応なもの(そう、相手はそれに値しない者でしたね!)、ある時は与えられ、またある時は与えずにおかれる贈り物ということになる。

相手にとって過ぎた贈り物なのだから、あなたがそれを出し惜しむのは正当なことであり、出し惜しんだからといってあなたが苦しむなどは、もってのほかである。あなたが赦す罪は、あなた自身のものではない。あなたではない別の誰かが犯したものである。

だから、もし、それでもあなたが彼に対して、彼の身に余るものを授けることで恵みを垂れるというのなら、そのようにして与えられる贈り物は、彼の罪があなたのものでなかったのと同様に、あなた自身への贈り物でもない。」

あらまあ!

「もしこうしたことが本当なら、赦しには頼みにできる確実な根拠はないということになる。それは、時折りあなたが寛大になり、刑の執行を不当に猶予してみることを選ぶ、という奇行である。

しかも、その罪人が罪に対する正当な償いを怠らないようにさせる権利を、あなたは持ち続ける。

天にまします主がこのようなものを救済の拠り所にさせると、あなたは思うのだろうか。もしあなたの救済(あなたが我が家に帰ること)が(時には赦して、また別の時には赦さないといったような)気まぐれを拠り所にしているとしたら、あなたに対する神の配慮はまことにお粗末なものということにならないだろうか。

 あなたは赦しを理解していない。あなたの捉えている赦しは、あからさまな攻撃を牽制することでしかなく、あなたの心の中における訂正は要求されていない。あなたの知覚している赦しはあなたに平安を与えることはできない。

それは、あなた以外の誰かの中にあなたが見ているものから、あなたを解放する手段とはならない。それには、彼とあなたの一体性をあなたの自覚に取り戻す力はない。(そもそも、あなたは一体性なんか持ちたくないんですものね!)それは神があなたのために意図したものとは違っている。

 あなたは創造主が求める贈り物を彼に与えなかったので、彼の贈り物を認識できない。そして、あなたは神が自分にそれを与えなかったと考える。

しかし神は、あなたのためのものでない贈り物を、あなたから求めようとするだろうか。神が無意味な意思表示の行為だけで満足し、そのようなつまらない贈り物を神の子にふさわしいものと評価したりするだろうか。

救済はそうしたものよりずっとよい贈り物である。そして与えることは受け取ることなので、救済が達成されるための手段である真の赦しは、与える心を必ず癒す。」

覚えていますか?何度も何度も、繰り返しレッスンはこの点を強調して伝えようとしています。
そしてこの後に続く言葉は、私たちにとって極めて重大なものです。

「受け取られずに残っているものはまだ(もちらん、私たちに)与えられていないものであり、与えられたものは既に受け取られたはずである。」

言い換えると、もしあなたが愛されていないと感じているならば、あなたは愛していないということです。

もしあなたが安心を感じていないとしたら、あなたが安心を提供していないという事なんです。

つまり、あなたが経験していないこと全てです。もしあなたが平安を与えていないなら、あなたは他の人たちに心からあなたが欲しいような平安を与えたことがないからです。

覚えておいてください。
私たちが自分の体験において経験したことが無いものは全て、私たちが与えようとしてこなかったものなのです。

なぜなら、受け取ってきたものは、常に、いつも、与えてきたものだからです。それは何かあやふやな、認識するのが難しいものではありません。「あれ?もしかしたら受け取ったかもしれないけど、よく分からないなあ」なんてものでは無いんです。

「今日、私たちは与える者と受け取る者が同一であることを理解しようとする。」

わかっていますね?想念はあなたの心の中にあるものです。あなたはそれを経験することになるのです。

「これはあなたが慣れている考えからするとあまりに異質なので、これを理解するために、あなたには助けが必要である。しかし、あなたが必要としている助けはここにある。

今日、聖霊に信を抱き、あなたが今日行う真理の練習を聖霊が共有してくれるよう求めなさい。

もしあなたが今日、私たちが練習する主題概念の中にある解放を微かにでも垣間見るなら、この日はあなたと世界にとって栄光の日となる。」

さて、ここから私たちは1日に2回、15分間の練習をするよう求められます。

今日の概念を捉えるんです。私たちが考えることが、私たちに起こるのです。この主題概念により、私たちの優先項目において、赦しが正しい位置を占めるようになるのです。これが優先事項のトップとなるんです(笑)

そうすることが私たちの幸福にとって、最重要なのです。これが、私たちの心を赦しが意味することから妨げている全てのものから解放してくれる考えなんです!そしてあなたは赦しの持つ価値を悟るようになるでしょう。

これは牢獄から出るということ。監獄から出られるということです。

では目を閉じて、この、赦しとは全く何なのか見当もつかないでいる世界に対して沈黙し、(さて、この部分をしっかり聴いてね!)考えが変わり、誤った信念が放棄されて心をリプログラミングできる、静かな場所の中にある聖域を探しましょう。

今日の概念を繰り返し、それが真に何を意味するかを理解するための助けを求めましょう。なぜなら、これは本当に重要なことだからです。

「教えてもらおうという気持ちを持ちなさい。真理と癒しの声があなたに語ることを喜んで聞くなら、あなたは聖霊が語る言葉を理解し、聖霊があなたに語っているということを」本当は既にわかっているでしょう。

 「今日は、自分には目標があるということ、そしてその目的により今日が自分とすべての兄弟にとって特別に貴重な日となるということを、できるだけ度々思い出しなさい。

あなたの心がこのゴールを長時間忘れることがないように、次のように自分に言う。

私が与えるものは全て、私自身に与えられる。
これが真理であることを学ぶのに必要な助けは、今、私と共にある。」私はこれに信を置く。

それから聖霊による訂正と聖霊の愛に心を開き、静かなひとときを過ごしましょう。

そして気づきましょう。
あなたが信じているものは、既に受け取っていたものであり、それはあなたの心の中のどこかで見つかるのを待っているのだと。

今日はこの、絶対的に重大かつ中心的なこの概念をしっかり練習して下さいね!

良い一日を!
グッバイ♪



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