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キャロルさんの奇跡講座レッスン #7

奇跡講座の最も初期からの学習者であり教師のひとりであるキャロル・ハウさんによる、ワークブックのレッスン講座の動画を、彼女のイキイキとした語り口にインスパイアされて翻訳を試みています💖

キャロルさんの奇跡講座レッスン7  元の動画はこちら→A Course In Miracles- Lesson 7 - YouTube

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※今回は訳していて、とにかく楽しかったです♪こんなふうに教えてくれる人がいたら、毎日「今日はどんなレッスンだろう?」って好奇心を抱いてわくわく取り組めるなぁ〜。キャロル、好きだーーー!では、どうぞ♡

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皆さん、よく来てくれました。レッスン第7回目ですね。

「私は、ただ過去だけを見ている」

さあ、ここであなたはきっと「確かにこれは変なレッスンだ。私には全く理解できない」と思っていることでしょう。こう言ったら助けになるかしら。私も最初はそうだったのよ。

もし初めに「実はこれってこういう事なんだ」と種明かしをしてくれる人が現れていたら、私はその人のためになんでもやってあげたでしょう。
コースでは最初に「あなたは理解する必要はない」と書いてあるし、私もそれを読んだけど信じなかった。なんで理解できないことになってる本を読む必要があるのよ?って。

私にはこれの目的がわからなかったんです。これが脳の配線を組み替えるためのスピリチュアル•テクノロジーだということが分かっていませんでした。自分の脳は配線の組み替えが必要だったってことが、理解出来ていなかったの。

ですから、最初に穴に落っことされたわけ(笑)そこから這い上がっていかなきゃならないのね。だから自分を責めないでくださいね、「私はただ過去を見てるだなんて、全っ然意味がわからない」と思ったとしても。
だ•れ•も、最初は理解できる人なんていません。もし既に理解できていたとしたら、練習の必要は無いでしょ。

だから、もうほんとに本当に、自分に優しくしてあげてください。理解できないからと言って自分はダメなんだと思わないようにね。それはまるで、ロシア語を初めて学ぶようなものです。複雑なロシア語を、1日や2日でマスターするなんて無理ですよね。とにかく練習、練習、練習するしかないでしょ?それとおんなじです。

さて、レッスンには「このレッスンは最初は信じる事がとりわけ難しいかもしれない」と書いてあるし、「全くその通りでございますよ」って思うしかないじゃない(笑)さらにこう書いてます、「あなたが見ているものは、あなたの過去に浮かんだ考え、思考、記憶である。」さらに「だからこそ、あなたが見ているものには何の意味もなく、あなたが見ているものに意味を与えたのはあなたであり、ここで見ているものはあなたの過去の記憶から来る連想である」と言っています。

「それが、あなたが何も理解していない理由であり、あなたの考えには何の意味もない根拠であり、あなたは自分が思っているような理由で悩んでいるのでは無く、そこに存在しない何かを見ているから苦しんでいるのだ」

さて、そこに存在しないものとは、私たちの過去と結びついた連想のことを指しています。そして非常にわかりやすい例を挙げていますね。「コップを見てごらんなさい、あなたは本当に、今、そのコップをありのままに見ていますか?それとも、コップについての記憶を思い出しているのではないですか?」と。

もしあなたが記憶を思い出しているのでなければ、もしそれを真に初めて目にしているのであれば、それが何の用途を持つのか、わかりますか?もしあなたがコップというものを今まで一度も見たことが無かったとしたら、もしそれが美術館で初めて出逢う見たことのない工芸品だったとしたら、そして一体それがどんな素材で出来ているかもわからなかったとしたら、それを落とした時、割れるかどうか判断できますか?その縁に唇をつけたとき、どんな感触がするのか、そこから飲んだ時どんな感じがするのか、予想がつきますか?

このレッスンは私たちに明らかにしようとしているの、私達が「ああ、コップのことなら知ってます」と言う時、実際には今、それをありのままに見ていないということ。あなた方が見ているものは、コップについての、あなたの過去の記憶の集合体から連想をしているに過ぎないと。

さて、今回もまた、とっても気軽に取り組める練習になっていますよ!

1日のうちに3、4回、各1、2分ずつ、どこにいるかに関係なく、家の中でも、仕事で外に出ていても、車の中でもどこでも、周りに何気なく目をやって、心の中で自分にこう言ってください。その際、できる限り精一杯注意を傾けること。それが肝心です。さあ、こんなふうに、辺りを見回して、

「私はあのタンポポや雑草について、過去だけを見ている。」「私はこのテレビについて、過去だけを見ている」「このショッピングセンターの過去だけを見ている」「この足に関する過去だけを見ている」などなど。

レッスンでは「周りをさっと見回して」と書いてますね。自分がいる場所の全体をさっと見ます。なぜかと言うと、あなたが見ているものは、全てが過去の記憶だからです。あなたの記憶から来る連想です。そしてレッスンでは、何かが他のものと比べてより重要性が高いと考えるのは間違いだと言ってますね。
そういうわけで、あなたが見ているものはすべて、それが身体であれ、鉛筆であれ、あなたが重要だと思っているもの、たいして重要ではないと考えているもの、全て同じく、あなたの過去の記憶や思考、連想に覆われているということなのです。

この考えを適用する際、ひとつの対象だけ長引かせたりしないように。注意を傾けるのがここで求められています。注意を傾けること、これが脳の配線を組み替えるための大事な要素です。この概念が、本当にしっかりとこのように腑に落ちるように。

「オーケー、今目にしている私の世界を作っている全部が、過去の記憶なんだ。だから、それらは何の意味もない。私が過去のことだけを目にしているとすれば、今ここにあるものが見えていないということだから。」

ええ、これを理解するのは本当に難しいわよね、ここではただ指示に従えばいいの。でも意固地になって「あのねえ、もうこれホントあほらしいから、やめるわ」と言いたくなることもあるでしょう。でもね、ちょっとこんな風に考えてみてはどうかしら。あなたは炭鉱で働いていて、崩落事故が起こり、瓦礫の下でかなり深刻な状況に陥ったとします。そこを上から見通せる誰かが状況を把握していて、あなたが外に脱出できるように必要なことを知っているとします。

私、実際は鉱山のことなんて何も知らないので、これはただの作り話をしてるんだけど(笑)、とにかく、上に居る人たちがあなたに「左側に50フィート移動すれば、私達が救出のために動くことができる」と言ったとして、もしあなたが「嫌だ!50フィート動いたりなんかするもんか。なんで50フィート移動しなきゃならないんだ。理解できない、やるもんか」と答えたとしたら、賢明とは言えないでしょう。

あなたより全体像を見渡せる誰かが「50フィート移動してくれれば、あなたは安全なところに出るんだ」と言っているのに、「訳が分からないから絶対に50フィート動いたりしない」と答えるのは非常にまずい考え方ですね、そこから生じる結果に対処しないといけなくなるのはあなたなんですから。

こういうことなんです、あなたよりも遥かに大きな智識をもつ何かが全体像を把握していて、あなたの手を取り、「あなたの心の中で邪魔をしているものを取り除く方法を知っているよ。だから私に任せて。あなたがどこに導かれるのかを知らないとしても、それは関係ない。なぜなら、わたし、(ここでの「わたし」とは、私達の真実の姿である大いなる愛の存在のことですが、)わたしがあなたをどこへ導いたら良いのかわかっているのだから、ただわたしを信じてついておいで」と案内してくれているのです。

私からのアドバイスは、あなたがこのように信じてくれることです。この教材があなたをどこへ導くべきかを知っていて、あなたはそこで安全であり、その指示に従ったことをいずれ喜ぶであろうと。

オーケー、また明日お会いしましょう!
バ~イ♡




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