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キャロルさんの奇跡講座レッスン #44

奇跡講座の最も初期からの学習者であり教師のひとりであるキャロル・ハウさんによる、ワークブックのレッスン講座の音声を、彼女のイキイキとした語り口にインスパイアされて翻訳を試みています💖

キャロルさんの奇跡講座レッスン44
元の講義はこちら→ https://youtu.be/HbVOtAEwqDo

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ハロー親愛なる皆さん、さあ今日は、

レッスン44
「神は光であり、その光の中で私は見る」

さて、光とは電球の灯りとは異なる明かりでもあり得ますし、また理解という意味で光ということもあります。よくありますよね、漫画で誰かが何か理解した時に、その人の頭の上に小ちゃな電球がピカッとします。または、私たちは何か腑に落ちた時に「オーマイゴッド、I see the light(光がみえた=”事が飲み込めた、やっとわかった”の意味で使われる表現)」などと言います。

レッスンには「あなたは闇の中で見ることはできない」とありますが、これはあなたが恐れを抱いている時には見えない、と言う意味です。闇、つまり恐れは単に光の欠如であるため、闇の中では見えないし恐れている時には見えないけれど、私たちは何かをこしらえてその中で「見るふり」なら出来ます。

さらにレッスンはこう続けます。「ところであなた達は愛、すなわち光をでっち上げることもできませんよ、それは創造の一部であって、光と愛、命は全て同じものですが、それらはあなた達に与えられているものであって、被造物のそれぞれ別の側面です」と。

「そして当然ながら、あなた達が見るためには、光があなたの内側にあることを知っていなければならない」と述べてますね。もちろんこれは体の中にあるということではありませんよ、光は心の内側にあるんです。そして実際、心というものを数値化するのは難しいので、理解しがたいところですが、それでも私たちは皆、自分の内側に、どうやら何か外の世界に意識を向けることから距離をとって離れてみる感覚があるのを知っているようです。

「あなたは自分の外側で見ているわけではないし、あなたの外側を見るための器官があるわけでもない。」とレッスンは言います。
「見るために備わっていなければならない不可欠な要素は、見ることを可能にする光、理解、輝きです。それは常に私達と共にあり、私達に心眼/ヴィジョンを用いることを可能にしてくれるのです。」

ヴィジョンとは前にもお話しましたが、それは、愛の光を通して全てを見通すものであり、それによって私達が日常目にする形象の世界とは全く異なる体験をするのを可能にしてくれるものです。

今日、私達は、その光に到達することを試みます。

今日は、1日3回、3分~5分の練習時間を持つようにと書かれています。

そして、「これは訓練された心にとっては本当に実に簡単なことだが、私たちのほとんどがそうであるように、訓練されていない心にとっては難しいことだ」(笑)なんて、あんまり役に立たない言い方で書いてありますね。「あなたの心は全く訓練されていないわけではない」とフォローしてくれてます。そうよね、もちろん私達はここまで43のレッスンを実践してきたわけですから、それが力になってくれるでしょう!

さらに、レッスンはこのように私達に求めます。「あなたが今信じていることをすべて捨てなさい」

まずこれを理解してください。あなたが信じていることは、巨大な思考の集合体であり、それはあなたの心をいっぱいに満たし、常にそれに夢中にさせています。でもそれは私達がでっちあげたものに過ぎません。

そしてレッスンはこのように伝えます、「実のところ、これは地獄からの解放です」(笑) なぜなら、私たちは、無意味で、役に立たず、愛に欠け、恐怖を生み、ただ私たちを狂わせるだけの、私たちを取り囲むすべての思考によって、閉じ込められているからです。

ところが、「エゴの目には、アイデンティティの喪失と地獄への降下と映ります。」

アイデンティティの喪失とは、私たちが通常自己と同一視しているエゴは、たくさんの思考と防御でこしらえられたものであり、防御も身体的な防御と同様、思考の防御のことでもあります。ですから当然、もしあなたがすべての思考を手放し始めたら、ある意味、自分のアイデンティティーを解体し始めていることになるのです。
ですから、もし誰かが、「これは素晴らしく役に立つことで、何も恐れることはないし、あなたは正しい道にいる」と前もって注意してくれなければ、あなたは、少し恐れが出てくるかもしれません。

そしてレッスンはこう続けます。

「もしあなたがほんの少しでもエゴから離れた見地に立つことができたら、あなたはこのレッスンに対するエゴの反対や恐れが無意味であると認めることに何の困難も感じないでしょう、そして今や、あなたは真に暗闇から抜け出そうとしているところであり、光に到達しようとしていることに気づくでしょう。」

神、すなわち愛こそが、この光であり、その中で私達は見ることが可能になり、私たちに理解がもたらされるのです。

あなたが経験する可能性が非常に高いことの一つは、突然、物事があなたにとって意味を為しはじめることです。アハ!体験をする瞬間が多く訪れるようになるかもしれません。

今日もまた、練習の最初は、目を閉じて、今日の概念をゆっくりと何度も繰り返します。そして、あらゆる思考をただ通り過ぎて、心の奥へと深く潜っていくことを試みます。

ところで、あなたに役に立つかどうかわかりますんが、私にとって助けになるのが、昔私がスキューバ・ダイビングしていた時のことを視覚化することなんです。これは、「試みる」というより「委ねて、自動的に起こるに任せる」感覚にしたいからです。

昔、スキューバダイビングをしていた時のことですが、海水に入るとウエイトベルトをしていても、浮力のせいで最初の10フィートか15フィートを潜るのがとても難しいんです。

だから、特に初心者の場合は、最初の10フィートか15フィートまで水中で誰かに引っ張ってもらうといいんです。

そんなふうに、何かが私をとても優しく心の奥にどんどん引き込んでいくのを私はイメージします。そして、私はただ、あちこちにある思考の中を、斜面を下るように通り過ぎていきます。それらに少しも注意を払う必要はありません。私はただゆっくりと下へ降りていき、さらにさらに、沈黙の中へと沈潜していくのです。

私たちの幸せ、心の平和にとって重要なもの、説明するのが難しいものつかみに行こうとしていると想像してください。この練習を成功させるのにそれが必要です。

もし抵抗があるなら、今日の概念をただ繰り返してください。あなたは安全で、愛されている、あなたはこのプロセスを通して保護を受けているのだと思ってください。

ただゆっくりと沈んでいくに任せる中で、思考はぶら下がってくるかもしれませんが、あなたが手を伸ばしてそれらをつかまない限り、それははあなたを邪魔しません。

そして最後に、もしあなたがこのエクササイズを正しく行っているなら、少なくともリラックスした感覚を味わうはずであり、もしかしたら光に近づいている感覚を味わうかもしれないと書かれています。

この世界の思考を通り過ぎるとき、形のない、無限の光を思い浮かべてみてください。

そして、これらの思考は実体がなく、あなたをここに留める力はないことを忘れないでください。

だから、あなたが今、本当に見ることができれば、これらの思考のいずれにも無関心であれば、それらはあなたをつかまえることはできません。

奥底に降りていくことに集中しましょう。とても優しく、ゆっくりと。

そして、いつものように、一日を通してこの概念を繰り返して、あなたの意識の中に留めておいてください。「神/愛は、光であり、その光の中で私は見ます。それは輝き、それは理解。その中で全てのものがひとつになる。」

素晴らしい1日を!
バーイ♪


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