見出し画像

キャロルさんの奇跡講座レッスン #97

奇跡講座の最も初期からの学習者であり教師のひとりであるキャロル・ハウさんによる、ワークブックのレッスン講座の音声を、彼女のイキイキとした語り口にインスパイアされて翻訳を試みています💖お手元にワークブックを準備してお聞き(お読み)ください♪

キャロルさんの奇跡講座レッスン97

元の講義はこちら→ https://youtu.be/rV34qjC0cHs


ハロー親愛なる皆さん、
レッスン97「私は霊である」
を見ていきますよ!

いくつものレッスンを通して「私は…である」という形式の主題概念が続いていますが、それにはもっともな理由があります。
というのも、これは私たちに、本来の私たちの姿を思い出させるためのものなんですね。

レッスンはこのように述べます。
「分裂したアイデンティティーは受け入れず、対立する要素を絡め合わせて一体性を織り上げることもしない。これは単純な真理である。私は霊-スピリットである」

これにより、葛藤が収まり、ようやく平穏な気持ちでいられるようになります。もう恐れはありません。もはや安全でない所にいないからです。もう狂ってなどいないからです(笑)

結びつけられないものを、何とか結びつけようとしてきたせいで、私たちはおかしくなってしまったのです。

だから今、私たちはただ、自己についての真理だけを述べましょう。
昨日お話した、大きな紙切れの全体が、私たちです。
私たちはその延長であり、愛の表現であり、その愛は私たちの中に眠っています。さらに言えば、その愛の表現こそが、私たちなのです。

私たちの心の全体性が正気を取り戻しました。私たちは、すべての愛と平和と喜びを愛情を込めて授けられたプレゼンスなのです。
それが私たちの自然な在り方なのです。

私たちは、神自身、もし人格として捉えたいのなら「彼自身」と考えても良いでしょう、愛と言っても構いませんが、神を完成させるための愛を創造し、拡張するはたらきを共有する霊-スピリットであると書かれています。

私たちは創造の源から溢れ出したものであり、私たちのはたらきとは、その溢れ出す愛を拡げ続けてゆくことなのです。

すべては1つであり、繋がった同じひとつのものであり続けています。

私たちはこの溢れる延長によって作られたのであり、そして延長こそ、私たちが行うためのものです。

さてこれから、私たちは、心の中に実相を近づけようと試みます。

「練習を重ねるたびに、その自覚が少しずつ近くに引き寄せられ、」そしてこのような壮大な声明がなされます。「時には1000年もしくはそれ以上」に渡って続いてきた、他人への非難や復讐、攻撃と自己防衛などといった対立を、すべて捨て去り、前に進むことができるようになるのです。私たちが差し出すこの数分間は、何重にも何倍にも倍増されるというのです。

救いとは、私たちについての信頼を自覚することであり、奇跡とは、それなのです。
奇跡とは、私たちが愛の臨在に気づくようになることです。
私たちは一度もわが家を離れたはありません。
ほんの少しそのような思いを抱いた事があったと思っていても、それは一度も起こってはいません。

「あなたは霊-スピリットであり、あなたの心の中に奇跡が宿っている。」
奇跡、愛のプレゼンスを認める能力であるこの奇跡が生きているここで、私たちは永遠の〈今〉へと入っていくのです。「すべての時間が静止している」というのは、それを意味しています。
私たちが実相の中にいる時、時間は消え去るということが、ここでは述べられているのです。そこでは時間を経験する事はありません。全てがシンプルに、〈今〉あるのです。

「だから、こうしたわずかな時間を喜んで差し出し、その傍らに時間を超えるものを置いてくれると約束したを、頼りにしていなさい」
これはつまり、時間を体験するところから離れて、時間の感覚がないところへと入って行こうということです。

そして前にも述べられたように、私たちの小さな努力に、大いなる力強さが授けられるでしょう。

聖霊の声、そして私たちが何者であるかを実際に体験するために、私たちは数分間差し出すよう求められています。それらは全てつながっていて、すべてがひとつのものです。

私たちが自覚に至ろうと求めれば、それは神の声を通して、自分の誤りを認めて「これよりもっと良い方法があるはずだ」と求める者なら誰にでも視覚を差し出します。なぜなら全てがひとつのものとしてつながっているからです。

仲介の役割を持つこの聖霊は、私たちが差し出すこの5分間を知っていて、それを世界のあらゆる場所にいる、開かれた心の持ち主や、助けを求める者、受け入れる人を誰ひとり見逃すことなく、この贈り物をその元へと運ぶでしょう。

そして誰かがこの癒しの力を受け入れるたびに、この力は延長されて行くでしょう。聖霊に差し出される贈り物は、そのひとつ一つが何千倍、何万倍、何十万倍にも増え続けるでしょう。まあ、なんとすごい。
それが私たちに返ってくる時には、(ここでまた詩的な表現がなされます)私たちの差し出した小さな贈り物の5分間を遥かに超えて、まるで蛍の光に対する太陽の輝きの大きさになって戻ってくるといいます。

「この光の輝きは留まって、あなたを闇から外へと導くので、あなたはもはや二度とその道を忘れることはできない」
私たちがこの目覚めのプロセスを通っていく時、再び眠り込んでしまう心配はしなくても良いのです。もはや狂った考えが入り込む余地はありません。私たちは、やり抜いたのです。
さあ、ここに語られる言葉で練習を始めましょう。そして世界中にその響きを響き渡らせるのです。

わかりますか、私たちの誰か1人が狭い道を通って「私は神が創造したままの私でありたい。私は平安でいたい。私は愛したい、そして自分についての真理を受け取りたい」と決意するたびに、私たち皆が勝利するのです。私たち皆が恩恵を受けるのです。

さあ、今日私たちが言うべき言葉は、
「私は霊-スピリット。神聖な神の子。創造の輝きの現れ。私は愛。私は愛が溢れ出した結果。だからこそ、私はあらゆる制限から自由で、安全で、癒されていて、全一。赦す自由と手放す自由、世界を救う自由を持ち、分離の物語を終わらせた。」

私たちを通じて表現されたこの贈り物を、仲介機能である聖霊が受け取り、その力を増大させ、あなたに返してくれるでしょう。

この練習時間を喜んで差し出しましょう。
彼が私たちに、このレッスンタイトルである「私たちは霊-スピリットである」が真実だと思い出させてくれるでしょう。
この言葉を繰り返すたびに、聖霊の安心させる声に耳を澄ませてください。そしてこの言葉が真理であることを、心の中に響かせてもらいましょう。これらの言葉を、エゴのストーリーが始まる誘惑に対して用いるのです。
そうすれば、自分がスピリット以外の何かであるという思い込みに屈したら引き起こされるはずの残念な結果から免れます。

そして今日は、平安でいましょう。
の言葉を受け取り、にそれを差し出しましょう。はそれを私たちに取り戻してくれるでしょう。
素敵な取引きと言えます。

素晴らしい練習の1日にしてください。
それではまた明日♪

#奇跡講座 #ACIM #奇跡講座ワークブック #奇跡のコース

サポートありがたく頂戴します。学びたい本や海外のACIM講座などのために使わせて頂きます!thank you♡