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#189 キャロルさんの奇跡講座レッスン

奇跡講座の最も初期からの学習者であり教師のひとりであるキャロル・ハウさんによる、ワークブックのレッスン講座の音声を、彼女のイキイキとした語り口にインスパイアされて翻訳を試みています💖お手元にワークブックを準備してお聞き(お読み)ください♪

※ ワークブック訳は"There Is No Spoon "https://thereisnospoon.jp/blog-entry-822.html と、「奇跡講座 ワークブック編」(中央アート出版社)を参考にしています。

キャロルさんの奇跡講座レッスン189 元の講義はこちら→https://youtu.be/H-c6iW6rpmk


ハロー皆さん、また今回も美しいレッスンが続きます。

レッスン189
私は今、自らの内に神の愛を感じる。

特に驚くことはありませんね!神の平安、神の愛は同じものですから。前のレッスンとこのレッスンは続きものなんですね。

「あなたの中にはこの世界が知覚できない光があります。この世界の目(身体の目)では、あなたはこの光を見ることができません。あなたはこの世界によって盲目にされているからです。
しかし、あなたにはその光を見るための目があります。その光は、あなたが見えるようになるために、あなたの中に存在しています。」

この目は私たちの内側のビジョン/心眼の目です。

「その光はあなたに見えないようにあなたの中に置かれたわけではありません。この光は、今から私たちが練習する想念を反映するものです。あなたの内側に神の愛を感じることは、世界を新たに見ることであり、その世界は無垢に光り輝き、希望で生き生きとし、完璧な思いやりと愛をもって祝福されています。

いったい誰がこのような世界に恐れを抱くことができるでしょうか。その世界はあなたを歓迎し、あなたの到来を喜び、あなたをあらゆる形の危険や苦痛から守りながら、あなたを讃える歌を歌います。」

素晴らしい贈り物です!

「その世界はあなたに、しばらくの間留まることのできる暖かく居心地のよい家を差し出してくれます。その世界は一日中あなたを祝福し、一晩中あなたの聖なる眠りを静かに見守る守護者となってくれます。

その世界はあなたの中に救済を見て、あなたの内なる光を保護し、その中にその世界自体の光を見ます。その世界はあなたの溢れる慈悲に感謝して、その美しい花々と純白の雪を差し出します。」

もちろんこれは比喩的表現ですが、意味するところはわかりますね?

「これが神の愛が明らかにする世界です。その世界は、悪意と恐れで曇った目を通して見ている世界とはあまりに違うので、一方の世界が他方の世界を打ち消してしまうのです。どちらか一方の世界しか知覚することはできません。

もう一方の世界は、完全に無意味になります。
今にも復讐し、殺し、破壊しようと身構えている攻撃から湧き起こる憎しみの世界を見ている者たちにとっては、赦し(不満や非難を手放すこと)がすべてに輝きを注ぎ、平安が優しい光を投げかける世界など想像もつきません。

しかし、自分の中に神の愛を感じている者たちにとっては、それと同じくらい、憎しみの世界は見ることも想像することもできない世界です。

自分の内にを感じる者たちの見る世界は、彼らの中で輝く静寂と平安、彼らが自分たちの周囲に見ている優しさや潔白さ、内なる喜びの無限の泉から見る喜びを反映しています。

彼らが自分の内に感じたものを彼らは目にするのであり、その確かな反映をあらゆる場所に見ることになります。」

わかっていますね。内側にあるものと外側にあるものは、常に同じものなのです。

「あなたはどんな世界を見たいのでしょうか。その選択はあなたに委ねられています。だから、「人は自らの内側に感じているものを見ることになる」という知覚の法則を学び、自分の心にそれを忘れさせてはいけません。

もし憎しみがあなたのハートに居場所を見出すなら、あなたは死神の先の尖った骨だけの指が残酷に握り締めている恐怖に満ちた世界を知覚するでしょう。

もしあなたが自らの内に神の愛を感じるなら、あなたは外に慈悲と愛に溢れる世界を見るでしょう。」


私たちは自分の今いる世界の犠牲者になることは決してありません。世界は隅から隅まで完全にあなたの忠実な反映なのです。

「今日、私たちは幻想を通り過ぎ、自分の内にある真実であるものへと到達し、そのすべてを包みこむ優しさ、私たちのことを完全にありのままに知るそのや、そのが授けてくれる贈り物である視覚を感じることを試みます。

私たちは、今日、その道を学びます。私たちを愛へと運ぶその道は、そのものと同じくらい確実に、私たちを幻想の向こう側へと運んでくれます。

その道の平坦さは、この世界の見せかけの道理がただ隠蔽することだけに奉仕している馬鹿げた複雑さという罠を回避してくれるからです。」

この〈見せかけ〉というのがキーワードです。この世界の論理というのは不完全な情報に基づいているからです。それは私たちは分離した存在であり、卑小な出来の悪いもので、広く大きな世界の中のちっぽけなものであるという概念のもとに成り立っています。そのような前提は大きな落とし穴に私たちを導く以外、どこにも導いてくれません。

「単純に、次のようにしてください。じっと静かにして、自分が何者かとか、/愛とは何かについてのあらゆる思い、この世界について学んできたあらゆる概念、あなたが自分自身について抱くあらゆるイメージを手放すのです。

真実だとか間違っているとか、善であるとか悪であるとか、あなたの心が考えるあらゆること、あなたの心が価値あるものと判断するすべての思い、恥じているすべての概念を去らせて、あなたの心を空っぽにしてください。

どんなものにも、しがみついてはなりません。

過去に教えこまれた考えや、以前に何かから学んだ信念など、何ひとつ自分と一緒に連れて行ってはなりません。

この世界を忘れ、このコースを忘れ、両手をまったく空にして、あなたのの許に来なさい。

のほうこそ、あなたへの道を知っているのではないでしょうか?

あなたがへの道を知っている必要はありません(笑)。

あなたの役目は、単に、神の子父なる神の間にあなたが置いたすべての障害が、静かに永遠に取り除かれるままにすることです。

は即座に応えて、喜んで自らの役割を果たしてくれるでしょう。」

テキストの序文に「愛の現存を自覚できなくしている障壁を取り去ることを目指している」とあるのを覚えていますか?そう、そのことを再度ここでも言っているんです。


「求め、そして受け取ってください。しかし、に色々と要求してはなりません。どの道を通って自分の前に現れるべきかをに指図したりしてはなりません(笑)」

エゴに舵取りさせてはいけないんです(笑)

「神に到達する道はただのままに在らせることなのです。」

愛に到達する道とは、ただ愛するのみです。

「そのようにして、あなたの実相も明らかに示されるからです。だから今日私たちは、自分がの許に進む道を選ぶようなことはしません。そうではなく、に来てもらうことを選びます。」

言い換えるとつまり、私たちは愛を愛のままに認識すると確かに選択するということ。それだけを求めるのです。

「この選択において私たちは安らぎます。そして、私たちの静かな思いと開かれたハートの中で、神の愛は自らその道を輝く光で照らし出します。

もしそれが真理であり確実に到達できるものであるなら、拒否されない限り、それは間違いなくそこに存在します。

わが子を知っており(創造主と被造物はひとつ)、わが子への道を知っています。どのようにしてその道を見つければよいか、わが子に教えてもらう必要などありません(笑!)

神の愛は内なる家から外に向かって、開かれた扉を通じて光り輝き、無垢なる世界を明るく照らすのです。」

そしてこのレッスンも、最後に短い祈りで締めくくられます。ビルとヘレンはこの祈りに深く感動し、これを奇跡コースにおける〈主の祈り〉だと位置付けたのです。

「父よ、私たちはあなたへの道を知りません。しかし、私たちは呼びかけ、あなたは私たちに答えて下さいました。

私たちは、邪魔をしません。

救済の道はあなたに属するものであり、私たちのものではありません。私たちはあなたの中にその道を探します。

あなたからの贈り物を受け取れるように、私たちの両手は開いています。

私たちには、あなたから離れて思考する想念はありません。

自分が何者であるかとか、が自分たちを創造したかについて、いかなる信念も抱かないことにします。私たちが見出して辿りたいのは、あなたの道だからです。

そしてこの世界が今、天国の一部となるように、私たち自身の意志でもあるあなたの意志が、私たちの中で、そして世界の中で行われますように。

アーメン。」

前回と同様に美しいレッスンです。
あなたがここに意識を注ぐなら、ここから得るものは大きいはずです。

では、練習をして善き日にして下さいね。
そして明日も皆で集まりましょう。
グッバ〜イ♪


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