#164 キャロルさんの奇跡講座レッスン

奇跡講座の最も初期からの学習者であり教師のひとりであるキャロル・ハウさんによる、ワークブックのレッスン講座の音声を、彼女のイキイキとした語り口にインスパイアされて翻訳を試みています💖お手元にワークブックを準備してお聞き（お読み）ください♪

※ ワークブック訳は"There Is No Spoon "https://thereisnospoon.jp/blog-entry-822.html を参考にしています。

キャロルさんの奇跡講座レッスン164

元の講義はこちら→ https://youtu.be/WHeIwjycHd0

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皆さん、ようこそ！

レッスン164
今こそ、私たちは、自分たちの大いなる源である神とひとつになる。

「今以外にいつ、真理を認識できるというのでしょうか。存在する唯一の時間は現在だけです。」

より正確に言えば、「存在する唯一の体験」です。なぜなら〈今〉とは時系列の一部ではないからです。〈今〉は常に〈今〉でしかないからです。

「だから、今日、〈今〉というこの瞬間、私たちは自分たちの（肉体の）視力によってではなくキリストの目で、永遠にそこに存在するものを見ることにします。」

キリストの目、すなわち愛と無垢性、そして全体性を通して見るのです。

「キリストは、時間を通り越して見るので、そこに反映されている永遠を見ます。

キリストは、無意味で慌ただしい世界が生み出す物音を耳にはしますが、キリストにはそれらの物音がかすかに聞こえているだけです。

というのも、それらの物音すべての向こう側に、キリストは天国の歌と神を代弁する大いなる声をよりはっきりと、より意味のある、より身近なものとして聞いているからです。」

天国の歌とはすなわち、ワンネスのことですね。神を代弁する声とは、聖霊のことでした。

「キリストの一瞥を前にすれば、この世界は難なく消え去ってゆきます。この世界の物音は、次第にかすかなものになってゆきます。この世界のはるか向こう側から徐々にひとつのメロディーが響いてきて、だんだんはっきり聴き取れるようになります。その旋律は、いにしえの呼びかけとそれに対するいにしえのキリストからの答えです。

あなたは、その両方に気づくでしょう。それは父からあなたへの呼びかけに対するあなたの答えにほかならないからです。

キリストは、あなたの真の自己を映し出し、あなたの声を用いて、あなたの救済をあなたのために受け入れることを快く承諾すると、あなたに代わって答えてくれています。

今日あなたが実習することは、なんと神聖なことなのでしょうか。キリストが自らの視覚をあなたに与え、あなたに代わって聞いてくれ、そして、キリストが聞いている大いなる呼びかけに、あなたの名において答えてくれるというのですから。」

つまりこれは私たちの「正しい心」を説明しているのです。

「この世界を超越してキリストとともに過ごすためにあなたが捧げる時間は、本当に静謐なものです。この世界を超越してキリストとともに過ごすためにあなたが捧げる時間は、本当に静謐なものです。

今日こそ、悲嘆は消え失せます。
今日、キリストが与えてくれる贈り物を受け入れることで、あなたには、この世界よりも近いところから静寂閑雅が訪れていることがはっきりわかるからです。

この世界が入りこむことのできない静寂が存在します。

あなたが自分の胸に携えたまま、いまだに失っていない太古の平安が存在します。」

今、この瞬間もそれが存在し続けています。

「罪の思考が決して触れたことのない神聖さの感覚があなたの中には存在します。

今日、あなたはこれらすべてを思い出すでしょう。

今日、真摯に実習に取り組むことでもたらされる報いはあまりに偉大で、それまであなたが追求してきたものとは本当にまるっきり違っているので、あなたはここに自分の宝があり、ここが自分の安らぎの場所であると知るでしょう。

今日は、虚しく空想された情景がカーテンのように開いて、その向こう側に隠れていたものが露わになる日です。」

それは例えば、あなたは窓にカーテンを引いていて、その向こう側に美しい庭園があるようにと強く願っているばかりだったのに、実は美しい庭園は実際そこに広がっていて、あなたがカーテンを開くのを待っていたのです。

「今こそ、本当にそこにあるものが見えるようになり、それを隠しているように見えていた影がただ消え去ります。」

ただ消え去ります。あなたが引いていたカーテンは、単になくなります。

「今こそ、均衡が整い、公正な裁きを下す大いなる存在に価値判断の天秤が委ねられます。

そして、その大いなる存在の裁きによって、あなたの目の前に、完璧に罪のない世界が広がってゆきます。

今から、あなたは世界をキリストの目で見るようになります。今、世界が変容するさまがあなたに明かされます。」

あなたは本当に、ジャッジしなくなるのです。

「兄弟よ、今日は世界にとって聖なる日です。この世界のあらゆるものをはるかに超えたところからあなたに授けられたあなたのヴィジョンは、新たな光の中で、世界を振り返って眺めます。そして、あなたの見るものが、世界の癒しとなり、世界の救いとなります。

価値あるものと無価値なものがともに知覚され、ありのままに認識されます。そして、あなたの愛に見合うものはあなたの愛を受け取り、恐れられるもようなものは何も残りません。

今日、私たちは裁きません。
私たちは、ただこの世界を超えるところで下された裁きによって私たちに与えられるものだけを受け取ります。」

私たちの無罪性は損なわれないままであり、誰ひとりとして我が家から離れた者はなく、誰も損なわれていないし、すべてが愛すべきものです。

「今日私たちが実習することは、見えない状況や悲惨さから私たちが解放されたことへの感謝の贈り物となります。

私たちの見るものすべては、ただ私たちの喜びを増すばかりです。なぜなら、私たちの見るものの神聖さは、私たち自身の神聖さの反映だからです。」

私たちが何にもまして望んでいるのは、私たちは昔からずっと変わらず無垢なままであり、愛されていて、わが家で安全でいるということです。

「私たちはキリストの目の前で赦され、全世界が私たちの目の前で赦されます。

私たちの大いなる救い主が私たちを見つめる光の中で私たちが世界を眺め、自分の視界ではなく救い主の赦しのヴィジョンを通して私たちに与えられた自由をこの世界に差し出すことで、私たちはこの世界を祝福します。」

私たちのエゴの視点ではなく。

「実習に際しては、単に自分が欲しいと思うすべての物事を手放すことによって、カーテンを開いてください。

あなたが大切にしている取るに足らない物など片づけて、キリストがやってきて、あなたに救済という宝物を差し延べられるように、あなたの心の中に清らかで開かれた場所を空けてください。

キリストは、世界を救うために、あなたの最も神聖な心を必要としています。世界を救うという目的は、あなたの目的とするに値しないでしょうか。

キリストのヴィジョンは、この世界の満足が得られないような多様な目標などより、ずっと求める値打ちがあるのではないでしょうか。」

この世界の目標では、決して満足は得られません。

「今日のレッスンがあなたに承諾して受け入れるようにと差し出している贈り物を受け取らないまま、今日という日を過ぎ去らせてしまわないようにしてください。

もしあなたがその贈り物を承認して受け入れるなら、私たちは世界を変えることができるのですから。

あなたには自分の受容がこの世界にどれほどの価値をもたらすか、わからないかもしれません。それでも、つぎのことなら、あなたも間違いなく望むはずです。それは、まさに今日、自分がすべての苦しみを喜びに交換できることです。
ひたむきに実践してください。そうすれば、贈り物はあなたのものになります。
神があなたを騙そうとするはずがありません。

神の約束が破られるはずがありません。

神の大いなる手がわが子に完全なる救済を差し延べてくれているというのに、あなたはそんなにもささやかなものを差し出さずにいられるでしょうか。」


大いなる重要な概念です。
今、私たちは私たちの源である〈その方〉とひとつなります。そしてそれは正に、「私は創造されたままの私である」と同じことです。同じ概念を、別のやり方で表現しているのです。

美しい、素晴らしい練習の日にしてください。
また明日、会いましょう。
バ〜イ♪

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