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痔に注射してきた

終始綺麗な話はないのでご注意!

始めに

タイトルの通り私はここ最近痔に悩まされており、調子が最悪だとおトイレの度に便器の水が赤く染まったり、調子がいい時でもおトイレ後しばらくケツがヒリヒリ痛むという最悪な状態で過ごしていた。血が出そうな日は白いズボンなんて履けない憂鬱な日々を過ごしている。

痛みを感じ始めて病院に行くと最初は薬 (ボラギノール的なやつ) と錠剤を渡されるんだけどそれでも回復に向かわず、半年以上の通院を経て「(注射) やるしかないね!」という先生の判断のもとケツに注射を打つことになった。

ちなみにこれは今回が初めてではなく 5 、 6 年前にも同じ治療を受けたので今回が 2 度目となる。そして 2 度目なのに前回の記憶全然ないな、と思ったので 3 度目に備えて一応メモしておくかというノリでわざわざインターネットに大公開する形のメモを書いている。

準備

準備は内視鏡よりも面倒なことはなく 3 日前から酸化マグネシウムを毎食後に飲み、消化に良さそうな食べ物が推奨される。推奨ってイマイチどのくらい守ればいいかよくわからん。

そんで前日の夜に排便を促進させる薬を飲み、朝起きて朝食を少しだけ食べて(排便を促すらしい)、さらに坐薬まで挿入した後しばらくしておトイレに行くという準備があった。

面倒なことはないと書いたがやっぱりちょっと面倒ではある。でも大腸の内視鏡みたいに前日にお粥中心の検査食とか朝から不味いアクエリ 1 リットル ( 2 リットルかも) 飲みつつトイレを何回も往復するとかに比べたらよっぽど楽だから!!

ちなみに私は小さめの診療所みたいなところに通っているのでおそらく昼間は普通の診察がある都合上、病院に朝 7 時集合で 5 時くらいに起きてね〜とか言われた。なんとか前日 0 時前に寝付けて寝坊は免れてよかった。

施術準備

病院に着いたら施術室に案内されて、「まずは浣腸しますね〜」とかいって看護師さんにケツから液体を注入されまたおトイレに行かされる。すでにこの時点で朝から坐薬を入れて出し液体を入れては出しで痔だというのに肛門を酷使しすぎておりシンプルに痛い。ちなみに注射するだけなのにこういうことをするのは施術中に刺激によってブツが出てくると細菌が入ってきちゃうかららしい。

準備が整ったところで先生が入ってきて、こちらの緊張した様子がバレたのか「緊張したらあかんで!緊張で血圧が上がって処置できなくなるケースもあるから辛かったら無理せず言って!リスケするから」とおっしゃっていたが、こちらとしては「ここまできてリスケする方が絶対嫌ですけど キリッ」と正直にお伝えしたところ、そうやって無理するのが一番ダメだと言われてしょんぼりした。ちなみに先生によると緊張で施術がうまくいかなくなるの 99.99% 男性なんだとのこと。女性のこういう場面での強さって一体どこからくるんだ。精神的にも肉体的にも強過ぎるだろ。尊敬しかない。

施術

施術はまず点滴をして、その後局所麻酔をして痔に対して注射を打つみたいな感じと言われた。このへんかなり記憶が曖昧で、というのも点滴を打たれてそこから薬を注入されるんだけどそこに鎮静剤的なものが含まれてたのか、それ以降意識が薄くなった。直後肛門に痛みが走ったのと先生からのお疲れ様的な言葉だけが記憶に残ったまま、眠ってしまい ( 5 時起きで寝不足だし) 30 分から 1 時間後にお尻に強めのヒリヒリとした痛みと共に目覚めた。

目覚めた直後は意識が薄く、「えこれ終わったんだっけ」となるくらいだった。ちなみに術後すぐに治るというわけではなく1週間くらいかけて縮小していくらしい。

病院を出る頃には 10 時をすぎており、おそらく結構な時間安静待機をしていたんだなと思う。病院に行く時はせっかく有給だし病院の近所に気になってたコーヒー店があるし優雅にコーヒーでも啜って帰るかとか思ってたのに、全然お尻痛くてそのまま直帰した。

最後に、私は今日だけ朝 7 時に来院して特別な 1 日を過ごしただけであるが、病院の先生および看護師の方々は毎朝かどうかわからないが結構な頻度でこうして朝早く出勤して自分と他の患者さん(別の部屋に違う手術を受けると思わしき方が見えた)の処置をしているのかと思うと重労働すぎてほんとに尊敬するしかありませんね。在宅リモートフレックスなんてわがままの極みだ。

帰宅後

帰宅後はできるだけ横に(心臓と患部を並行に保って)なるようにと言われたので、当然有給はとってあるしというかお尻がヒリヒリして何もやる気出ないしベッドに横になっていた。そうしてそのまま寝落ちして起きた頃には痛みもかなり引いて一応生活できそうな感じはなっていたが引き続きベッドの上でこの駄文を書いている。

以上、いぼ痔になったのでジオン注射ってやつやってみたでした。確かに痛いし面倒だけど痔の痛みと付き合いながら生活するよりはとっととやった方が良かったかもしれないですね!

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