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怖い

マン喫。

帰れない、ストーカーの毒母が訪ねてくる。

ここ半年連絡を取っていないが向こうはやってくる。電話が繋がらなきゃ訪ねてくる。インターホンを押しまくり、玄関先で喚く。押して来たシルバーカーでドアを叩く。

絶対に開けちゃいけない。過ぎ去るのをひたすら待つ。30分。下のエントランスで休憩しながらのときは15分おきで3時間粘った時もある。長くて1週間。すると疲れるのか充電期間に1ヶ月かかる。

私はその期間も毎日いつくるかと心が休まらない。

ここ半年生きた心地がしない。逃げて外出すれば、帰宅時に恐怖心が出る。

昨日は真夜中にインターホンが鳴った。モニターを見なくても玄関先にいるのは母だとわかる。

インターホンは鳴らされ過ぎて壊れてしまった。モニター付きに変えた。静かにドアの覗き穴を見なくてもいい。声もはっきり聞こえる。

母は私が持っている合鍵を返せと訴えていた。私が勝手に家に上がり込んで物を盗んでいると言っていた。返さなければ警察に訴えると。

家に来た理由なんてなんでもいいのだ。いちゃもんつけたいだけなんだから。

私は震えが止まらなかった。明らかに異常行動だ。なかなか眠れずにいた。

やっと寝たかと思ったその時インターホンがまた鳴る。日が登ったばかりの早朝だ。モニターは怖くて見られなかったが喚いている声で母とわかった。

「いるのはわかってるのよ開けなさいよ‼︎」

もう家に居られない。帰ったのを見計らって外に出た。朝からマン喫で何をするでもなく食事も飲み物すら取らずそこにいただけ。

もう夜

いくらなんでも居続けるわけにはいかない。だが家に帰るのが怖い。


あと何年こんな生活を続けるのだろうか。

また朝が来た。

昨日と同じ朝でないことを祈る。

私の寿命がどんどん削られあの人の寿命がどんどん増えていく。


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