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予祝行事

 今日は雨の中、年の初めの神事である「おこない」がありました。地区によって日はバラバラで、やり方や気合の入れようも違います。

 気合の入れよう・・・この行事はかなり大変で、当番に当たった家は約1週間、家の床の間に神様を迎えるための祭壇を整え飾りつけをし…。(田舎の家は田の字造りになっている家が多いです。)詳しくはわかりませんが、ともかくめちゃくちゃ大変だったことを、15年以上前に当番に当たった人(高月町在住)から聞きました。それが嫌で出ていく若者もいました。(お金もそれなりにないと相当苦しい。)
 時代にそぐわない理由で、じわじわと簡素化されてきています。

 私が住む町の「おこない」も、10年ほど前まではそれなりに大変だったということを聞いています。今はかなり簡素化され、私でもなんとか手伝えそうな雰囲気です。
 公会堂に集合。宮司様が来られて準備。行列の準備(旗持ち、鳴り物持ち、三方持ちなどなど)。そして神社まで練り歩き、神社に着いたら本殿に餅や御幣など飾り、宮司様の祝詞。参拝者(氏子たち)のお祓い。祝詞。そしてお礼を述べて公会堂まで戻りの練り歩き。神酒のおさがりなどいただいて、当番以外は解散。当番の方たちは何かします。
 昔は行列が家を一軒一軒回り、多分お祓いなどして、神社に向かっていたようです。このあたり詳細はわかりません。これをやらなくなったということです。

 宮司様の神社(宮司町 日枝神社)の「おこない」は、「川道のおこない」ほどではないですが、しっかりしたものです。南郷里学区では大きく歴史ある神社のため、簡素化されても残すべきところは残されています。

「おこない」は五穀豊穣を願う大切な神事ですから、どんなに簡素化されようと、守るべき行事だと思っています。

 来年、私は当番です。


以下、写真取れた日の数枚

1月16日

1月17日

トビ
ヒヨドリ
ホオジロガモ

 おこないが終わって帰宅後、パソコン周りの整理をしていたものだから、探鳥会(2月)の申し込み忘れでキャンセル待ち受付状態。
 2月は自治会総会と自然観察会が重なり、観察会は参加できず。
 ガイドウォークと特別講座が重なり、どちらに参加するか悩み中。多分特別講座を選ぶだろうな状況です。
 探鳥会申込忘れは手痛い失敗です。

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