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10月にやること、第2回目「リズム」

noteを書き始めて、3年が経ってしまった。当初から作曲カフェやりたいんです。と、書いて、さて、ゲスト誰を呼ぶの?呼びたいの?それ、実現するの?そもそも、作曲カフェってなんだよ。なんて、大体、その説明に困る。
まず、やってみるか、と、勢いで、うわっと、お声がけした方からお返事をいただき、え?本当にくるの?そして、始まってしまいました。あれ?あのお方は来ないの?なんて、これまでの日記を読んでいる方からは、びしびし言われてもしょうがない展開なのですが、第一回目は「リッスン」と題して、橋本秀幸さんのピアノによる即興でした。え?本当に即興?!聴いていて驚かれた方もいらっしゃるでしょう。
これまで作られた楽曲の数々……即興を楽しめるまでに、熟練した時間を感じさせない。聴きながら、自然の音、電車の音も楽しめてしまう、その場所だからできる演奏をされたな、ライブってそういうことなんだな、と、聴いていました。聴くってことが、演奏することと同じぐらい、アクティブなことではないかなぁと、日々思うのですが。第2回もそうなるとよいなぁと思います。

宣伝って、知って欲しい方に届くように、どうしたらよいの?と、全くわからないまま、宣伝がまるで、出来なかった第一回。挨拶まわりで、会場の近隣にお住まいの方がたが訪れて、ほんわかした会場になりました。

第2回は、「リズム」
さて、やるぞ。
と、決まったのは、夏の終わり頃でした。
野外で、やらない?とのお声がけもいただき、にわかに出来る場所が増えている。
うずうずしつつ、日時発表を待っていました。

第2回のゲストは、チェロ・コントラバス奏者の須川崇志さんがいらっしゃいます。
本当に嬉しい。須川さんは、20年ほど前に聴いたことがあったのですが、また、聴いてみたいと思っていました。コロナ禍で、ブルーノート東京でのビル・エヴァンス特集を配信で聴いていた。そうしたら、須川さんも奏でていらっしゃった。今年に入って、また、ライブを聴く機会がありました。まろみみたいなものがあって、でも、パキッとした潔さがあり、聴いていて安心できる、そして、楽しい。
コントラバスは、料理を作る時の火と鍋をつなぐ間にある五徳のような存在だと思っている。味をつなぐ役目であり、能の「鉄輪」にも出てくる五徳とも、通じてるものも感じていて、怨念とか、怨霊とか、音楽によって、人の情念みたいものが、ゆらゆら揺れて、消えゆく、コントラバスを聴くとそんな時もあるな、と、思う。

「過ぎてしまったことは、どうしようもないので、」
と、笑い飛ばすおおらかさや温和な音色。
やっぱり、音楽には人柄が出るもので、隠せないもの。仮に演じているとしても、須川さんがどんなお人か、聴いてみたら、わかること。
私自身、今回も楽しみです。

2023年10月16日(月)
高架下空き倉庫(杉並区阿佐ヶ谷南2-36)にて
作曲カフェ 第2回「リズム」
◉16時〜16時半 手作り楽器時間
シェイカー作り
◉17時半〜19時 即興ライヴ
ゲスト:須川崇志さん(チェロ・コントラバス奏者) 

お問い合わせ・ご予約は、
📩sakkyokucafe.staff@gmail.com


#10月これやる宣言


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