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「良い音楽を作る」だけでは成果は出ない
内山です。
音楽活動をする多くの人が、
「もっと良い曲を作れるように…」
「もっと良い演奏ができるように…」
と、自分が生み出す曲や自分自身のパフォーマンスの質を高めようと努力します。
これは、いわゆる
「商品の質を高めようと努力する姿勢」
で、音楽活動によってなんらかの成果を出すことを前提とすると、もちろんこのような行動は欠かすことができません。
なぜならより質の高いものの方がお客さんの満足度を高めやすいからで、これは音楽以外のその他一般的な商品に置き換えるとわかりやすいです。
そのうえで、ではその「商品の質の高さ」が、
「お客さんにその商品を知ってもらう」
「お客さんにその商品のファンになってもらう」
「お客さんにその商品を購入してもらう」
という結果にそのままつながるか?といわれると、またそういうわけでもないのがビジネスの難しいところでもあります。
つまり、
「良い曲を作れるように/良い演奏ができるように」という観点から自分の音楽の質を高める活動
と
「自分の音楽を知ってもらう/ファンになってもらう/選んで聴いてもらう」ために必要な活動
は、つながっているように見えて別物でもある、ということです。
そして、個人の音楽活動で成果をあげるためにはこのあたりを分けて考える必要があり、それをきちんと理解している人ほどより成果をあげやすくなる、ともいえます。
この点について、こちらでより突っ込んだところをまとめてみます。
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3,514字
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