【svS13使用構築】環境メタスタン【最終586位】

【使用構築】

【構築経緯】 
 前期3位のありあさんの構築を借りていたときに「匿名性の高い並びで相手から見えない勝ち筋を通す」ということが重要であると感じ、イーユイ→パオジアンにした構築でしばらく潜っていた。 
 そのときに初手スケショカイリューへのメタがステルスロック展開とトンボルチェン展開であることに気付いたため、それらすべてに勝てる「HBハバタクカミ+HB水ウーラオス」を構築の軸とした。またスケショカイリューに代わる初手要因として襷パオジアンを使用し続け、この3体を基本選出とした。 
 このままではドヒドイデを崩せないのでディンルーを対面強い崩し枠であるチョッキ暁ガチグマに変更。カイリュー、サーフゴーはこのままで十分選出圧力があると感じたため、そのまま採用し型を調整していった。

 
【個体紹介】以下採用順

ウーラオス(れんげき)@たべのこし
テラスタイプ:毒
特性:ふかしのこぶし
技構成:すいりゅうれんだ/ドレインパンチ/みがわり/ビルドアップ
実数値:193(140)-152(12)-158(+188)-*-82(12)-137(156)
調整意図:
HB:16n+1、A200のウーラオスのすいりゅうれんだが20.2%~24.8%
A:2n
S:準速サーフゴー抜き
 
 電磁波と合わせることで最強のポケモンだった。物理主体のポケモンの前で身代わりをのこすことができれば裏のハバタクカミまで貫通して倒すことができる。テラスタイプはハバタクカミ、ウーラオスにつよい毒。
 技構成は、この4つ以外であればアクアジェットの採用が考えられたが、最強技である水流連打と物理の打ち合いに強いドレインパンチを採用した。持ち物はパンチグローブと選択。速いアンコールに弱い。
 


ハバタクカミ@ブーストエナジー
テラスタイプ:地
特性:こだいかっせい
技構成:ムーンフォース/テラバースト/でんじは/いたみわけ
実数値:159(228)-*-117(+252)-156(4)-156(4)-158(20)
調整意図:
HB:16n-1、ぶっぱ
C:H244、D4チョッキキラフロルが14/16で一発
S:気持ち程度
 
 カイリューに強い起点作成要員。テラスを必要としているポケモンではないのでテラスタルの自由度が高い。そこでキラフロル展開に対して初手に投げられるよう地面テラバーストを採用した。電磁波無効も偉い。
 祟り目がないので相手のハバタクカミに弱いが、そいつ以外はウーラオスのドレインパンチの回復量が減ってしまうのであっても打たない。
 

パオジアン@きあいのたすき
テラスタイプ:霊
特性:わざわいのつるぎ
技構成:つららおとし/かみくだく/せいなるつるぎ/ふいうち
実数値:155-189(+252)-109(68)-*-85-179(188)
調整意図:
A:ぶっぱ
B:パンチグローブA200ウーラオスの水流連打確定耐え
S:オーガポン抜き
 
 B振り襷パオジアン。ウーラオスに弱いのが難点だが、型によっては裏のウーラオスの起点にできたので割り切った。先述の2体がサーフゴーに弱かったのでかみくだく採用は間違っていなかったと思う。
 

ガチグマ(アカツキ)@とつげきチョッキ
テラスタイプ:ノーマル
特性:しんがん
技構成:ブラッドムーン/だいちのちから/ハイパーボイス/しんくうは
実数値:217(228)-*-141(4)-205(+252)-86(4)-75(20)
調整意図:
HB:A200ウーラオスの水流連打最高乱数切り耐え
C:ぶっぱ
S:気持ち程度
 
 ドヒドイデ入りに投げることが可能な対面性能の高い崩し枠としてガチグマを採用した。対面性能は十分高かったが、先述のパオジアンとともにウーラオスに弱くなってしまったのが本構築の最大の欠陥である。
 

サーフゴー@ゴツゴツメット
テラスタイプ:水
特性:おうごんのからだ
技構成:ゴールドラッシュ/たたりめ/でんじは/じこさいせい
実数値:193(244)-*-161(+252)-154(4)-112(4)-105(4)
調整意図:
HB:2n+1、ぶっぱ
 
 普通のHBサーフゴー。ステロ展開、毒びし展開に強かった。でんじははオーガポン、イーユイの後出しにリスクがつけられる最強の技であった。
 

カイリュー@クリアチャーム
テラスタイプ:電
特性:マルチスケイル
技構成:テラバースト/アイススピナー/はねやすめ/りゅうのまい
実数値:197(244)-188(+132)-115-*-120-120(156)
調整意図:
H:C187のハバタクカミのムーンフォースが42.6~50.7%
A:2n、残り
S:+1でオーガポン抜き
 
 こちらの記事を参考にさせてもらった。【sv シーズン9 最終17位
ランドロス絡みと、サンダーラオスなどのサイクルに対して投げた。原案とは使い方が異なるもののウーラオスとすみわけができた積み要因だった。
 
 
【最後に】
 今回初めて構築記事というものを書いたが、原案を最終日前までに仕上げたことで考えが整理でき良い順位をとることができた。しかし上位に行けば行くほどビルドウーラオスが対策されていたと感じた。最後までお読みいただきありがとうございました!(来月は最終2桁取りたい~)
 
 今回の構築記事はこちらの構築記事のフォーマットを参考にさせていただきました。【剣盾S27使用構築】バドザシ+ガオガエン【最終26位】

TN:バイオレット
X(旧Twitter):@Sakky_Xbow


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