井上峻希

本が好き、書店が好き、服が、映画が、音楽が、、好きな人 家に好きな空間を再現したサービ…

井上峻希

本が好き、書店が好き、服が、映画が、音楽が、、好きな人 家に好きな空間を再現したサービスを作りたい

最近の記事

ビジネス書と振り返る社会(2017)

前回に続いてビジネス書とともに2017年を振り返ろうと思う。 なお参考はflierのビジネス書グランプリ2017だ。 ビジネス書グランプリ第10位 いま世界の哲学者が考えていること本著ではIT革命やバイオテクノロジー、哲学、宗教など様々な現代の課題について論じている。 昨年に続き、テクノロジーや思想の進化が起こることに不安を感じる人々の様子がうかがえる。 ビジネス書グランプリ第9位 バブル:日本迷走の原点1986年から1991年におこったバブルを改めて振り返った著書。

    • ビジネス書と読み解く社会(2016)

      ビジネス書のテーマはその時代の経済と話題性に強く結びついている。 なぜならビジネス書は新規性と実用性が重要だからだ。 テクノロジーが著しく発展している現代に「狩猟生活1年目の教科書」なんていう原点に立ち返る本は売れないだろう。 そこで今回は過去のビジネス書を利用して当時の経済などを読み解いていく。 参考にするのはビジネス書グランプリというflierという本の要約アプリが2016年から開催しているグランプリだ。 今回は初回の2016年に受賞したビジネス書を利用する。

      • 書店がなくなるまで

        今回は最近ささやかれる書店経営の現状について調べて話していく。 書店経営は儲からないまず書店が書籍を仕入れるまでを確認しておく。 ①出版社が出版 ②大取次が経由 ③書店で並ぶ 省略しているが、たいていの書籍はこのルートをたどる。 では書店はいくらで本を仕入れるのか。 定価の8-9割ほどである。 つまり、仮に1,000円が定価の本を仕入れて販売したときの書店の利益は200-100円である。 人件費や保管費を考慮するとかなり低い。 ゆえに書店のみの販売をする書

        • 紙の本の新しい買い方

          読んでいただいてありがとうございます。 みなさんは紙の本(以降本=紙の本とする)を買うとき、何にお金を払っていますか。 最近は便利な世の中になりました。 スマホを開けば本を要約したSNSやメディアがあります。 文字でしか渡り得なかった情報が動画や音声を媒体にして広まっています。 はっきり言って情報を得るための本の価値は低いです。役目を終えました。 しかし私はそれでも本を買います。なぜか。 今までにない新しい買い方をしているからです。 本特有の紙の質感、擦れる音

        ビジネス書と振り返る社会(2017)