初めて読んだ本・読書が好きになった本

初めて読んだ本

小学校一年生の時、母の実家の近くの本屋にて、かわいい装丁の本に目が引かれて、それが欲しいと言ったら割とすんなり母は買ってくれたように思います。まぁ10年以上前どころではないので記憶は曖昧なんですが。

ランプの精 リトル・ジーニー。おばあちゃんに買ってもらったランプにちょっと古い言葉遣いなリトルジーニーが住んでいてお願い事をかなえてくれるんだけどいつもちょっぴり失敗して主人公が駆け回る……的な話だった気がします(もう本自体が手元にないため本当に曖昧な記憶で書いていますので気になる方は調べてください)。

中身に漢字があったので母が一つ一つ鉛筆でルビを振ってくれて、それで読んでいました。ふっと思い出して調べたら対象が小学校中学年の模様。母も初めての本でこれが欲しいと言われてさすがに対象年齢とか中身とか確認したはずなのにそれを読めると思ってルビまで振ってくれたの、すごいなと思います。読書感想文の本くらいは読んだ気がしますが(その本も結構印象に残っています)自主的に読もうと思った本はこの本が初めてでした。

読書が好きになった本

小学三年生の時、母の実家に行くために(電車とか使って3~4時間かかる)両親が本を買ってくれました。特に私はそのころ本が好きだったわけではないのですが、電車でそれを読んで本ってこんなにも面白いんだと別の本を読もうと思ったきっかけになりました。

リンドグレーンのやかまし村の子どもたち。リンドグレーンのピッピは小さい頃から大好きだったので同じ作者だと聞いてわくわくしながら読んだ覚えがあります。

この本を読んで私は何でやかまし村に生まれなかったんだろうとすら思いました。この話は今読んでも面白いのでもしよかったらぜひ。

読書はしたほうがいいのか、そうでもないのか

やかまし村に出会ってからの私は自他ともに認める本好きになりました。と言っても気になる本を片っ端から読んでいるだけでしたが。

最初のほうは本が読みたいと言ったら買ってくれていた両親もだんだんお小遣いで買うように言い始め、中学生になってついに本を読むなと言い始めました。どんだけ読んでいたんだ。

今はそんなに本の虫というほどでもないのですが、本を読んでいてよかったなぁと思うことは中高の漢字学習でだいぶ手を抜けたことですね。読書も、それ以外もほどほどに楽しみましょう。

しかし書いてて思ったのは読書のきっかけになってる場所が大体母の実家ですね。なんでだろう。

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