やきゅうたウザペソ杯提出作品について

先月開催された、ウザペソさん主催の「野球選手名で歌ってみた」大会に参加させていただきました。
時間が間に合わずフルコーラスからワンコーラスに作り直しての提出にも関わらず、ピンポイントでいろいろと評価していただき、9位という成績をいただきました！

結果発表に際し、すべての作品に超長文の感想をつけていただいていて、熱量にものすごく感銘を受けましたので、
感想の感想というか、自分が今回の作品を作る上で考えたことなどもお話しできればと思います。

・選曲

今回使用した楽曲はこちら。

この曲に決めた経緯はTwitterにも書きましたが、まずは選曲でウザペソさんに刺さるものを選ばなくては！と思い、速攻で調べたのがこちら。

選手登場曲 | 千葉ロッテマリーンズ

決していちばん上にあるから選んだわけではなく、すべての曲をざっと見た上で、
・自分がそれなりに知っている曲で
・ウザペソさんがちゃんと知っていそうな曲で
・知名度、話題性がある選手の曲で
・ラップとか難しすぎない曲で
…と考えた結果、最初にキメのフレーズに「千隼」と「ブラッシュ」を使えると思った「FLASH」に即決しました。

・Aメロ前半

「原野」選手は検索して出てきたのですが、一応Wikipedia情報で一軍出場記録がない選手は、よっぽど替えがきかなかったり、どうしても他に思いつかなかった場合を除いて使わない方向にしています！
「喜多」はおっしゃる通り「来田」の方がよかったと思います…たまたま喜多選手の方が先に思いついたので、もう少し時間があれば考え直せたかもしれません。
ここは「千葉」で「ば」が破裂音になるより「きた」でサラッといった方がいいかと思います。
自分が良いと思っていたポイントが詰まっていたので、評価していただけてとてもうれしかったです！

・Aメロ後半

「空気」に「九鬼」を当てるのはもう自分の定番のようになっていてノータイムで当てていました…。
（ちなみに2番にも「空気」が出てきますがそちらは刻んでいました）
特にメロ頭で一拍目、頭の子音を完璧に合わせたいタイミングなので、個人的には無理やり伸ばしてでも「く」の音を優先して当てたいところです。
「木田」は「千葉」の方がよかったと思います！
フルコーラスでまた作り直す時には変更します。

・サビ前半

「光る」の「ひ」は原曲では母音ははっきり発音していると思うのですが、子音が無声音でほぼ消えているんですよね…。
せめて「し」「ち」など無声音で合わせるべきでした。
下の名前の「ひかる」で合わせるのは思いつきませんでした！
「登録名じゃない下の名前はなるべく使わない方がいいけどピンポイントで本当にピッタリ合うならむしろ使うべき」という感覚で「俊」とか「ダン」とかよく使うのですが、ここはまさにそのポイントですよね…。
与田さんにも「絶対に使わないというポリシーでないならむしろどんどん使っていいのでは」とご意見いただき、目からウロコでした。
「越智」「中根」は知っている選手をゴリゴリ当てた結果なのでご指摘通り詰めが甘いところでした。
「速い」とか「早い」のフレーズに俊足の選手がハマった時の気持ちよさといったらないですよね！！！

・サビ後半

「Lightning ○○」を「ライト ○○」でまとめられたら素敵だったのですが、このへんは2番やラスサビと合わせて考えていたのもあり、雑に組み替えてしまったかもしれません…。
もともと「最高の」を1番は「齋藤」2番は「斉藤」で統一していて、さてラスサビはどうするかという感じでした。
譜割りも「の」までちゃんと「さいとう」で賄うのを統一していたため、与田さんにご提案いただいた「ドン・ブラッシンゲーム」を入れられないのが残念…。
まあでも下の名前とか使ってるぐらいだから本名を名字だけ使ってもいいですよね！！！
そしてブラッシュはもちろん最後のお楽しみに決まっているではないですか！
…しかしフルコーラスでラスサビの後に出てくる「FLASH」の処理どうしよう、と悩んで時間が削られたのが正直なところです。
個人的にはフェイク的な部分は「締め」として印象的な選手は使いたくないのです。
こちらを見ていただくとわかりやすいかと思うのですが、自分のポリシーとしては「甲斐 王」で締めたつもりでいますが最後にコーラスが入ってくる感じです…。
みんなこういう時どうしてるんだろう、というかなかなかこういう曲少ない気がする。

・まとめ

基本的には、雑に作ってしまったところをがっつり見抜かれた！というのが正直な感想です。
本当にさすがすぎますね…。
ウケが悪いのはわかってるけど自分が良いと思うことは貫きつつ、いただいたご意見をゴリゴリ反映させていただいて、フルコーラス仕上げたいと思います！

これからもみなさまの素敵な作品を見られること、そして機会があれば歌わせていただけることを楽しみにしています！

それではおやすみなさい。