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まだ死ぬには早い


先日、会社の同僚と飲んでいたときに

「さきこって、ある日急にいなくなっちゃいそうだよね」

と言われた。

皆様はいわゆる希死念慮というものは抱いたことがあるだろうか。

私は正直、常にある。

というか、「自分の人生をいつ終わらせるべきか」を常に考えている。

そして毎日「いやまだ早いっしょ」と自らにブレーキをかけている。

そこそこ若いときから、理由はないし特に病んでもいないけれど
なぜか「私って自分で自分の人生終わらせる気がする」とずっと思っていた。

この感覚は言語化するのが非常に難しいのだけれど
「悩んでる様子もなかったし、来週の旅行も楽しみにしてたのに、なんで、急に…」
みたいなニュースを目にしたとき

「あぁ多分この人と私は同類だったんだろうなぁ」「今だ!ってなったんだろうなぁ」と思う。

だからこそ私は仕事をするし、ゴスペルを歌いに行くし、友人とも会うし、好きな人に好きと言う。
会いたい人に会いたいと言う。

それが「まだ死ぬには早い」理由になるから。

今日も、まだ死ぬには早い。

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