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FX 日銀総裁人事報道の一撃

コアラ円快調

 昨夜、いやすでに一昨日の夜、指値注文を出しておいたユーロドルは上抜けてしまったのでトレード中止して注文は取り消し。
 その後、コアラ円が良い位置でうろうろしていたので、戻りに指値置いてみたところわりとすぐに引っかかってショートでエントリーし、しばらくは揉んでいたので放置。業務終了後に確認した時30pipsを超えてきていたので決済。
結果)91.445売→91.1255利確
 そこまでは良かった。問題はその後である。

日銀総裁人事報道なんか眼中に無かった


 ユーロ円は中短期的には揉み合っている感じだが長期では上昇トレンドなので短期的に底と思われる場所でロングでエントリーしてみたのだが、なんとその直後に大暴落。笑っちゃうくらいのタイミングで落ちて一瞬で狩られてしまったわけである。
結果)140.8500買→140.3723損切
 こりゃなんだ?と調べてみたら日銀の次期総裁人事に関する報道へのアクションだったもよう。
 大変失礼ながら植田和男さんって誰だか全然知らない(笑)おそらくマーケットも私と同じくらい失礼だったのではないか?「誰?」みたいな人の名前が挙がってしまったので「もしかしたら現在の路線が大きく変更されるんじゃない?」というサプライズをとりあえず織り込み、現在の緩和政策→引き締め→金利上昇という流れを想定して円が買われ円高に振れたという事だろう。クロス円はだいたいみんな似たような動きをしている。

 ブルームバーグの記事を読むと、現総裁の黒田さんと比べればややタカ派だけどすぐにYCCを放棄するほどじゃないという、なんか極めてわかりにくい感じではあるものの、それほど急激な変化はなさそうと言う印象でそのあたりを飲み込んだマーケットもやや安心したのか円売り傾向でクロス円も戻りつつある。
 そんなわけで今週のFXは終了。

わはは、それでも私のペソは快調ウハウハ


 余談だが、この騒ぎの中でも強いトレンドが継続している通貨ペアがある。
 メキシコペソ円(MXN/JPY)である。

MXN/JPY 1Hr足

 チャートを見ると、確かにその瞬間は円買いに振れて下落しているのだが、そこからの反発も急激ですでに下落したポイントを上回って急伸している。メキシコペソ買いがそれだけ強いという事だ。要因的には昨日発表された政策金利が10.5%→11.0%に引き上げられたということがある。市場コンセンサスとしては0.25%だったので予想を上回る上昇になったわけで、こうなるとやはり金利を狙ったペソ買いが強くなる。実は私はペソ円が5円近辺だったころに少しずつ買い増しをしていたので、現在はけっこうウハウハな状態である(笑)毎日、スワップポイントがチャリチャリと私の証券口座に落ちてくる。もう一度言うが、私はウハウハである。

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