青田に、、
一昨日から
ネジバナで頭がいっぱいですが、
昨日の一句が素敵でしたので
ご紹介します。
涼風を
青田におろす
伊吹かな
支考さんの句。
暦生活さんの
俳句の日めくりカレンダーを
毎朝めくっていますと、
わあ!素敵と感じたり
何のことやらわからなくて その日ずっと考えたり
うーむ、共感できないな、、と寂しかったり。
俳句のことを全く知らない私も、恥ずかしながら
それなりに楽しませていただいております。
昨日のこの句は、
大好きな伊吹山登場で
嬉しくて何度も読みました。
私は滋賀県も岐阜県も大好きです。
自分が生まれ育った街は地図上で見ると、海と島が多くて
陸地は少なく、
坂道と石段だらけの日々でした。 ただ、
海はどこまでも蒼かった。
18歳まで
高い山や大きな川は、
修学旅行以外
見たことも無かったので、
初めて岐阜へ行った時には
驚きました。濃尾平野がどこまでも続いて、
長良川、木曽川、揖斐川、、。山も よりどりみどり。
伊吹山は高い山ではないけれど、
上の句の解説にもあるように
どっしりとして
美しい山だと思います。
(石灰岩が削られている所は
少し残念)
伊吹おろし
という冷たい風のことを
オットさんの親戚から聞いたことがあります。
冬は厳しい寒さでも
夏は 涼しいのかな?
今頃岐阜へ行くと
素敵な景色だろうな。伊吹山のふもと、行きたいな。
麓も良いけど
夏山も良い、山頂のお花畑見たいなあと、、
句を読んでいろいろなことが頭に、心に浮かんでくるなんて。
’’稲の穂先が風になびきます"
素敵です。