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キキョウ草
2023年7月19日 11:35
綿矢りささんの「手のひらの京(みやこ)」は、祇園祭の頃になるとふと読みたくなる本です。先ず、書き出しが素敵でうなってしまいます。 京都の良いところ、美しいところ、不思議なところが次々と出てきてどんどん読み進めます。 京都市にずっと住んでいて、京都が最高だと思っている両親から生まれた三姉妹のお話です。30歳を過ぎた図書館司書の長女 綾香。一流企業に勤める次女 羽依。そし