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折りたたみ式ごみ収納庫を設置するには🗑

宇都宮市議会議員の横須賀咲紀です。

先日、地域の方からゴミステーションについてのご相談をいただきました。
現在は回収したごみに、カラス対策のネットを被せているそうですが、カラスの被害が不安なのでボックス型に変えたいとのこと。

そんな時に、7月9日の下野新聞で以下の記事を拝見しました。

市内にて環境衛生事業をしている邦和理工さんの設立55周年を記念して、折りたたみ式ごみ収納庫をなんと55円で販売するそうです!
環境美化と地域貢献ができるとても素晴らしい取組だと思います。

これを機に自治会のごみステーションで活用したい方も多いのでは?
ということで、今回は折りたたみ式ごみ収納庫を設置するためにどうすればいいのか解説します。

①まずは自治会長へ相談する

ごみステーションの管理は自治会で行なっていることがほとんどです。
また、道路の管理者に設置申請を行う際も自治会名義での申請が必要です。(リサイクル推進員、集合住宅・団地に限り建主や開発業社、管理者も可能)
さらには、ごみ収納庫を購入する際の費用も自治会費から負担することになるでしょう。
以上のことから、まずはお住まいの自治会長さんにご相談ください。

②道路環境の確認を行う

設置したいと思っても通行の妨げになる箇所への設置はできません。
設置の条件として、以下のことを確認していきましょう。

・歩道に設置する場合、設置後の幅員を2メートル以上確保できているか
・車道に設置する場合、設置後の幅員を4メートル以上確保できているか
・交差点や丁字路の突き当たりには設置できないので注意

③申請書類の作成を行う

設置の問題がないことが確認できたら、申請書類を準備します。
ボックス型の収納庫の場合、ごみステーション申請書ともに道路占用許可が必要です。
また添付資料として、現地の写真や設営図、設置する収納庫のカタログなどが必要になります。
詳しくは、自治体のごみ減量課など担当課の窓口にて説明してもらえますのでご相談ください。

④道路管理課へ申請する

資料が準備できたら設置場所の管理者へ申請を行います。
公道へ設置する場合は行政に申請する必要があり、市道であれば市役所、県道であれば県の土木事務所が対象となります。
また、警察の許可も必要です。同様に申請しましょう。

だいたい3週間ほどで利用が開始できますので、余裕をもって準備をしていただければと思います。
以上が大まかな流れとなります。なにかご不明点などありましたらご相談いただけますと幸いです。

ゴミステーションは地域の方のご協力によって利用ができています。
住みやすくキレイな街をつくるため、協力してまいりましょう✨

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